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「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が凄く面白かった
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「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が凄く面白かった

2014-08-06 22:39
    この作品はネタバレが致命的なので内容はギリギリのところまで伏せます(笑)

    私は普段殆ど読書をしない方なのだけど、
    最近はTwitterや過去記事にもある通り病気や怪我が続いていて
    医療機関などに足を運ぶ機会が増え、待ち時間の暇つぶしにと思い
    地元の図書館で本を借りて読むようになった。

    借りる前は正直あまり期待していなかったし、
    目をつけていた候補が貸出中だったので仕方なくといったところ。

    過去に読んだことのある東野圭吾の作品は5~6冊程度だろうか。
    「流星の絆」は凄く好きだったけど、消化不良の作品もあって
    自分の中では割と当たり外れの大きい作家というイメージ。

    東野圭吾といえばどうしてもガリレオシリーズのような
    ミステリーというかサスペンスというかそういうイメージがあると思うが、
    この作品はそういう感じではなくかなりファンタジー寄りの内容。
    東野圭吾にミステリーのイメージしか無い人が読むと驚くかもしれない。

    作品の帯や紹介文にもある通り、この「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は
    「悩み相談という形で時間を越えて過去と現在が手紙で繋がる」という話。
    いわゆる「タイムスリップモノ」ではあるのだが、
    時を越えるのは人や意識ではなく手紙というのがちょっと変化球で面白い。

    オムニバス形式になっていて、それぞれの章で主人公は変わる。
    構成や手法自体は目新しいものではないのだけど、
    そこはやっぱりプロ、きっちり読ませる。
    特に手紙の文面や言い回しが良く考えられていて感心する。

    全体的にちょっと「世にも奇妙な物語」っぽいところもあるが、
    「ドラえもん」
    「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
    「時をかける少女」
    「シュタインズ・ゲート」
    「JIN-仁-」
    「魔法少女まどか☆マギカ」
    この辺りの作品が好きな人なら多分この作品は合うと思う。

    とにかく伏線の回収具合というか、
    途中まで全くつながりの見えなかったそれぞれの物語の絡め方が秀逸。
    「そう繋がるのか!」と驚き楽しみながら読み進められた。

    ここ5年ぐらいで読んだ小説では「下町ロケット」かこれかというぐらい面白かった。
    個人的な好みで言えば圧倒的にこちらだけど。
    普段本を読む習慣の殆ど無い自分でもスッと物語に入っていけて
    結構一気に最後まで読んでしまったので非常に読みやすい作品だと思う。

    映画にしろ小説にしろアニメにしろ、素晴らしい作品というのは
    読み終わった(見終わった)後に何かを語りたくなるもの。
    この作品も自分にとってはそういう作品だった。

    読み終えた後、清々しくすっきりした気分になれる作品。
    上に挙げた作品に引っ掛かるものがある人ならきっと後悔はしないと思うので是非。

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