【The witch doll of alice ネタバレ】最終章 その後の話
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【The witch doll of alice ネタバレ】最終章 その後の話

2018-10-18 22:34
    The witch doll of alice final その後の世界の話となります。
    話の1行目から、いきなりネタバレに突入します。
    そして、この話はご都合主義、世界観崩壊の可能性があり
    この話が無いほうが綺麗に話がまとまり、終わるので
    あえて、本にはせず、Finalで完結ということにしました。

    そのため、最終話をまだ読んでいない方
    あの終わり方で満足している方

    この先には進まないでください!!
    では、ネタバレ防止のために かなり下のほうに本文を置いてます。
    ちなみに、急いで作ったため、完成度は低いです。

    本気で、それでも見たいって人のみ見ることをお勧めします









































































    アシラムが完全停止してから1年

    特に異変もなく、幻想卿は平和な日々が続いていた。

    アリスは、実験の成果を生かすべく、研究をさらに重ねていた。

    実験しては失敗し、また実験し・・・それをただ繰り返す

    アリス)ふぅ・・・今日も失敗、けど収穫はあったわ

    アリス)マリサも頑張ってる、私だって負けてられない

    アリス)マリサが帰ってくるまでに・・・完成して見せるんだから


    そんなある日の出来事・・・


    コンコン

    アリス)・・・? 誰かしら・・・? はーい

    アリス)『私の家に訪ねてくる人なんて最近いないし・・・迷い人かしら?』

    ドアを開けると、そこに立っていたのは、昔よく見ていたあの顔だった

    ???)どうもアリスさん、お久しぶりです

    アリス)・・・本当に久しぶりね・・・どうしたのよ? まさか復帰したの?

    ???)アハハ・・・いやいや、流石に若い世代に後は譲りますよ、私はとっくに隠居の身です

    アリス)現役の頃は毎日顔をあわせてたのに、もう数百年になるかしら?

    まあ、立ち話もなんだから、あがりなさいよ

    ???)お誘いは嬉しいのですが、これから急いで幻想卿を回らないといけないので

    アリス)隠居の身である貴方が駆り出されるほどの事・・・

    何があったのか話なさい、文

    尋ねてくるだけでも、本当に珍しい出来事なのだ

    それが、文が急いで幻想卿全体を回らないといけない

    衰えたとはいえ、それでも幻想卿最速と言わしめたスピードは健在である

    よほどの事があったに違いない

    文)そう警戒しないでくださいよ、大丈夫です、悪い話じゃありません

    むしろ、個人的なお祝い事なので、私が回ってるというだけです

    アリス)お祝い事・・・?

    文)見てもらったほうが早いと思います、これを

    文は1枚の紙をアリスに手渡した、新聞というには内容が薄く、文字も数行しか書いていなかった

    アリス)何々? 本日、博麗神社において博麗の巫女・・・はぁ!?!?

    アリスは言葉を失った、しかし・・・ここに書いてある内容が真実なら、文が動いてる理由も納得がいく

    そして・・・前例もある 本当に復活するのだ・・・博麗靈夢が

    文)驚いたでしょ? あの霊夢さんが戻ってくるんですよ!!

    アリス)いや、ちょっと待って、どういう事か説明しなさい

    文)私も詳しいことは・・・なんでも、紫さんが 霊夢さんの魂の器となる巫女を連れてくることに成功しまして

    今日、その器に霊夢さんを入れることで、復活するらしいです

    アリス)やっぱり・・・そんなことが出来るのは紫か、まったく、相変わらずぶっ飛んでるわね

    文)そんなわけで、私は霊夢さんを知ってる妖怪たちに知らせて回ってるわけです

    では、まだまだ回らないといけませんので

    アリス)あ、文、ちょっと待ちなさい 紅魔館にはもう行ったの?

    文)紅魔館ですか? いえ、あそこは後回しにしようと思ってます。

    確かにパチュリーさん、フランさんが健在ですが、お二人とも外にはまあり出ませんし

    こういったことに積極的ではないかと・・・

    アリス)・・・貴方、まさか知らないの?

    文)・・・? 何をですか?

    アリス)十六夜咲夜・・・紅魔館にいるわよ?

    文)十六夜・・・咲夜・・・?

    ・・・・・・・・・・

    しばし沈黙が流れる、どこかで聞いたことあるような・・・と首をかしげる文

    それも仕方のないこと、何しろ5千年の月日が流れているのである

    霊夢は特別としても、人間の顔・名前すべてを覚えているわけがなかった

    アリス)ほら、霊夢が生きてた頃に紅魔館にいたでしょ、時を止めれるナイフ使いのメイドが

    文)時を止め・・・!? えええええええええええええええ!?!?

    ちょ、どういう事です!? 何で生きてるんですか!?!?

    アリス)むしろ知らなかったことに驚きだわ・・・霊夢と似たようなものよ、紫は噛んでないけどね

    文)わ、わかりました そういう事ならまず紅魔館に向かいます では

    そういうと文は猛スピードで去って行った。 やはり幻想郷最速のスピードは健在である

    アリス)さて・・・そういう事なら…

    ここまでの研究の成果、お披露目しないとね





    ―――博麗神社―――

    紫)ついに・・・ついに準備が整ったわ!!

    さぁ皆、注目なさい 間もなく、霊夢が復活するわよ!!

    ここ博麗神社には、霊夢の復活を一目見ようと、懐かしい面々が萃まっていた

    だが・・・やはり五千年という月日、霊夢の存在を知る者は、それほど多くは残っていなかった

    神奈子)にしても、中々さみしいメンツだねえ

    諏訪子)仕方ないよ、それだけもう生きてる妖怪が少ないってことさ

    萃香)私からしたら、あんた達が来るのが意外だったよ

    神奈子)まぁ、うちは早苗がずいぶんと世話になった事だしね

    諏訪子)そうそう、暇つぶしも兼ねて、みたいなもんさ

    神奈子)そういうアンタは、飲めりゃ何でもいいって所じゃないのかい?

    萃香)普段ならそうなんだけどね、私も当時は、ずいぶんと神社で世話になったしさ

    神奈子)そういや、蓬莱の3人は来ないのかい? ほかの連中の生死までは知らんが、確実に生きてる3人だろうに

    萃香)まぁ、あの3人は霊夢にそこまで思い入れはないだろうしね

    先に集まっている三人が雑談をしている中、飛び回っていた文が、一人の人間を連れて戻ってきた

    文)皆様お待たせしました・・ってあやや、たったこれだけですか?

    萃香)興味ない方が多いのと、生きてる奴が少ないからねえ、勇儀も今回はパスだってさ

    諏訪子)そんなことより、その人間は?

    咲夜)これはこれは、申し遅れました、私十六夜咲夜と申します 皆様お久しぶりでございます

    神諏萃)・・・・・・咲夜ぁぁぁぁぁぁ!?!?

    紫)まぁ、お約束の反応ね

    咲夜)あら、紫、貴方は驚かないのね

    紫)そうでもないわ、流石に最初は驚いたわよ けど・・・同時に気付いてしまったの

    紫)貴方が戻ってこれたということは、霊夢も例外ではない、ならこちらから呼寄せることも出来るかもしれない、 その結果が、今日って訳よ

    神奈子)ま、待ってくれ!? ということは、早苗も!?

    紫)残念ながら・・・それは難しいかもしれませんね

    神奈子)どういう事だ?

    紫)簡単に説明しますが、この咲夜は、自身の意志 絶対に何があっても、何千年かかろうとも必ず戻るという、情人では考えられない強い意志で戻ってきました。

    紫)霊夢は、私が手を回し、博麗の巫女という特例で呼び戻すものです。

    紫)もし、誰でも呼び戻せる方法があるなら・・・私だって、幽々子を復活させますわ

    神奈子)そうか・・・そうだよな、すまない

    諏訪子)諦めるのは、早いかもしれないよ

    諏訪子)紫は今言ったじゃない、咲夜は強い意志で戻ってきたって

    諏訪子)なら、早苗が、私たちの元に戻りたいって強い意志を持っていたら、可能性は0じゃない

    紫)確かに・・・そういう事になりますね

    神奈子)そうか・・・そうだよな


    紫)さて、そろそろ始めますよ、霊夢復活の儀式を

    文)あ、まだアリスさんが来てませんけど

    紫)時間を守れない方が悪いのです、さぁ行くわよ!!


    ――― 一方その頃 ―――


    アリス)よし・・・準備できたわ

    アリス)完全自立人形はまだ無理だけど・・これが、現時点での私の集大成

    人形に魔力を送り込む、完全自立の一歩手前、半自立人形を完成させようとしていた

    アリス)私の成長ぶりを見せて、霊夢を驚かせてやるんだからっ!!

    魔力が人形に充てんされ、辺りは煙に包まれ、一時的に視界が遮られた

    アリス)・・・よし、成功したみたいね・・・

    感触は十分、徐々に煙が引いていき、その人形が姿を現した

    人形)ううん・・・ここは・・・?

    人形)あれ・・・あんた、アリス?

    アリス)・・・え? ええ、そうだけど・・・え?

    人形)って・・ここアリスの家? 何よあんた、誘拐が趣味にでもなったの?

    アリス)???? え? あの、えっと・・・

    どうやら、目の前の人形はアリスのことを知っているようだ

    また魔理沙・・・? いや、魔理沙だとしたらこの反応はおかしい

    アリス)あの・・・貴方・・・誰?

    人形)はぁ? 呆れた・・・誰かも分からずに誘拐したの? 霊夢に決まってるでしょ

    アリス)・・・・・・はあああああ!? え? ちょっと待って、霊夢ってあの・・・

    霊夢は今日、神社で復活するって・・・え? どういう事・・・?

    アリス)『おそらく・・・だけど、神社での召喚儀式と同タイミングで私が実験をしてしまって・・・結果、霊夢の魂がこちらに引き込まれた・・・?そんな事あるわけ・・・』


    霊夢)それにしても、何でだろ、動き辛いというか体がおかしいというか・・・

    手足を動かす人形、人間に近い作りとなっていても、人間ではない

    手足の質感も違えば、可動域も違う

    霊夢)・・・ちょっと待って・・・? え? 私の体・・・

    霊夢)・・・・・・

    アリス)・・・・・・

    しばらく、二人の間に沈黙が続いた、霊夢は、今起こっている状況をすんなり受け入れられず

    アリスも同様だが、この状況で霊夢にどう言葉をかけてよいものか、言葉を失っていた

    霊夢)・・・アリス? 鏡・・・あるかしら?

    霊夢がようやく言葉を絞り出し、アリスは手元の鏡を無言で差し出した

    霊夢)な・・・な・・・


    なんじゃこりゃああああああああああああああ!?!?


    ―――――― 博麗神社 ――――――


    紫)準備は整いました・・・さぁ、帰ってきなさい 霊夢!!

    儀式の陣が激しく光り、辺りを閃光がつつんだ。

    光が収まると、そこには一人の少女が倒れていた

    その姿・・・似ている あの博麗靈夢と

    紫)どうよ!! 完全に同じとはいかないけど、魂の器となる少女も
    限りなく当時の霊夢に近い人間を用意したのよ


    満足気に語る紫、儀式は成功したようで、その少女はゆっくりと目を開けた

    少女)うーん・・・? ここは・・・

    全員)お帰り霊夢!!

    パーン、いつの間にか用意されたクラッカーが鳴り響く、その後ろでは弾幕による花火

    このあたりは、幻想郷ならではの光景と言えよう

    少女)え・・・? え? 皆さん、何でここに・・・? それに霊夢さんって え??

    紫)あらあら、まぁ復活したばかりで記憶が混乱してるのね、無理もないわ

    紫)ここは、貴方が死んでから5千年後の幻想郷、そして、貴方を復活させたのはこの私

    紫)さぁ、貴方を博麗の巫女として幻想郷に迎えます、またこの幻想郷の為に、働いてくれるわね?

    少女)私が・・・博麗の巫女・・・? え・・・?

    混乱する中、言葉を一つ一つ整理していく

    少女『ここは幻想郷・・・そしてかなりの年月が経っている

    私は、博麗の巫女としてこの世に呼び戻された。

    そして・・・周りには見覚えのある妖怪たち・・・!?』

    少女)まさか・・・そんな・・・再び、この時がやって来るなんて・・・

    少女は、妖怪たちの中に、見覚えのある人物を見つけた

    いや、ここにいる妖怪たちは全て見覚えがあるのは間違いない

    しかし・・・この人物は、少女にとって特別なのだ

    紫)あ・・・あら? そんな泣くほど嬉しかったのかしら・・・?

    普通なら、何余計なことを、めんどくさい、かったるい、そんな言葉を予想していた

    しかし、この少女は・・・涙を流し喜んでいる、ここに戻ってこれたことを

    長い時が霊夢の性格を変えた? 復活が不完全だった? いろいろな可能性が頭をよぎった

    しかし・・・その答えは、紫の想像外の結果であった

    少女)お久しぶりです・・・神奈子様 諏訪子様

    神諏)・・・・・・は?

    紫)え・・・?

    場の空気が固まった、少女の一言を、誰も予想していなかったのだ

    この言葉が何を意味するのか、全員がわかっていなかった

    しかし、神奈子と諏訪子は、すぐに、その言葉の可能性に気付いた

    そして・・・恐る恐る、問いかけた

    神奈子)まさか・・・早苗・・・か?

    少女)はい・・・東風谷早苗 ただ今戻りました


    諏訪子)起きた・・・起きたよ奇跡が!! 早苗が戻ってきたよ!!

    紫)そんな・・・そんな馬鹿な・・・じゃあ霊夢は・・・

    萃香)ああ、紫、しっかりしろ!!

    咲夜)・・・そう・・・早苗、あんたもなのね・・・フフ、そうこなくっちゃね

    文)フフ・・・フフフフフ・・・こんな・・・こんな特ダネ見逃すわけがないでしょう!!

    文)これより私は現役復帰させて頂きます!! 文々。新聞復活記念第一号

    文)絶望と歓喜 絶望にひれ伏す賢者と奇跡を起こす神!! こ れ は 行ける!!

    あまりのショックにその場に倒れてしまう紫、対照的に喜びを爆発させる神奈子・諏訪子

    間に挟まれ、体を震わせ歓喜する文

    静かに見守る咲夜

    反応はそれぞれだが、場は激しく混乱していると言えるだろう

    紫)ちょっと待って・・・術式は失敗してない、霊夢は確実に復活してるはずよ

    紫)なら、霊夢は・・・霊夢はどこに・・・?

    どこかに霊夢がいるはず、その言葉を信じるに値する出来事は、この後すぐに起こった


    空を見上げると、遠くからアリスが急ぎ飛んでくるのが見えた。
    そして、その前に、アリスの人形がいる

    その人形は、紫目掛けて猛スピードで突っ込んできた

    人形)ゆーーーーかーーーーーりいいいいいいいいいい!!!

    ドゴオオオオオオオッ

    人形が出す音とは思えないほどの衝撃音で、人形の蹴りが紫の顔面を捉え、

    紫は地面に叩き付けられた

    人形はすぐさまマウントをとり、首元をつかみ紫に迫った

    人形)あんたなんて事してくれんのよ!! 私の体返せ!! 今すぐ返せ!!

    人形)私の第二の人生返せええええええ!!

    この人形の反応・・・間違いない、場にいる一同が確信し、到着したアリスに問いかけた

    萃香)アリス・・・? まさか、あの人形って・・・?

    アリス)ええ・・・察しの通り、霊夢よ

    文)なんて・・・なんて私は幸運なんだあああああ!!

    文)さぁ、早苗さん 霊夢さん!! ぜひ取材を!! 文々。新聞独占インタビューを!!

    早苗)はい、何でも聞いてください、そして守屋神社の名を幻想郷全体に轟かせましょう!!

    諏訪子)いや、気持ちは嬉しいけど、早苗は博麗の巫女として戻ってきたわけだから・・・

    早苗)この幻想郷では、常識に囚われてはいけないのです!!

    神奈子)その通り!! よくぞ言った早苗!!


    アリス)ぁぁ・・・そうか、このメンツだと突っ込み役誰もいないのね・・・
    萃香)ああ・・・うん、そうだな・・・

    咲夜)お二人とも、お茶の準備が出来たわよ

    アリス)あら、しばらく混乱が続きそうだし、呼ばれようかしら

    萃香)祝い酒って感じでもなくなったしな、たまには酒以外も悪くない

    咲夜)フフ、今日も幻想郷は平和そうで何よりですわ


    紫)なんであんた達三人は冷静なのよ!! 助けて、ちょっとこの霊夢止めてええええ


    人形になった霊夢 博麗の巫女として奇跡的に復活した早苗

    己の力で幻想郷に戻った咲夜

    この3人が中心となり、今後も数々の異変を解決していくのだが、それはまた別のお話


    ―――――― 数年後 博麗神社 ――――――

    早苗)それでは!! 私たちの復活を祝って!!

    4人)かんぱーい!!


    ここ博麗神社では、4人だけの宴会が行われていた

    霊夢・咲夜・早苗 そしてアリスの4人である。


    早苗)いやぁ、私たち人間だけの飲み会、中々出来なかったですからねえ

    霊夢)アリスもいるけどね

    咲夜)そうね、人形もいるもんね

    霊夢)よし、咲夜 ちょっと表出ましょうか?

    アリス)こらこら、飲み始めて早々に喧嘩しないの

    咲夜)こんなの挨拶みたいなもんよ

    霊夢)というか、アリスわざわざ来なくても良かったのに・・・

    アリス)何言ってるの、今霊夢は私の人形なのよ? ほっとけるわけがないわ

    早苗)とか何とか言って、アリスさんは霊夢さんのこと 大好きですもんねえ

    霊夢)ちょっとやめてよ早苗、ただでさえ毎日アリスと一緒で息詰まるんだから

    咲夜)あら、じゃあ霊夢はアリスが嫌いなの?

    霊夢)え? そ、それは・・・嫌いじゃ・・・ないけど・・・

    アリス)・・・霊夢、実は、私貴女のことがっ!!

    霊夢)ええい!! 抱き着くな!! は~な~れ~ろ~

    早苗)相変わらずですねえ、霊夢さんもアリスさんも

    霊夢)さて・・・冗談はここまでにして、アリス? 聞きたいことがあるんだけど?

    アリス)え・・・? な、何よ?

    霊夢)あんた、私に何か隠してるわね?

    アリス)な・・・ナンノコトカシラ?

    霊夢)とぼけたって無駄よ、あんた異変解決にはそこまで積極的じゃなかったでしょ

    霊夢)そりゃ、手伝ってくれることもあったけど、私たちが戻ってきてから、すべての異変解決に自ら出張ってる どう考えてもおかしいわ

    アリス)それは、霊夢は私の大切な人形だし・・・万一のことがあったら・・・

    霊夢)そう、なら今日の宴会に来たのは? 人間だけの宴会って言ってるのに何故来たの?

    アリス)そ、それは霊夢が心配で・・

    霊夢)私は子供か!! 初めてのおつかいか何か?

    霊夢)アリス、私をあんまりなめるんじゃないわよ、貴方は私についてこなければならない理由があった・・・違う?

    アリス)……怒らない…?

    霊夢)内容次第

    アリス)絶対怒るからヤダ

    霊夢)子供かアンタは!! ああもう、わかった 怒らないって約束するわよ!!

    アリス)・・・霊夢、あの、本当に落ち着いて、冷静に聞いてね・・・?

    霊夢)・・・ちょっと待って、そんなに不味い話なの?

    アリス)ええ・・・ものすごく・・・

    早苗)えっと・・・それ、私たちが聞いててもいいものなんですか・・・?

    アリス)お願い、一緒にいて 二人きりになったら私、霊夢に殺されるかもしれない

    霊夢)ちょっと待って・・・何したの一体・・・

    アリス)あの・・・ね? 霊夢・・・その人形の体のことなんだけどね・・・?

    アリス)ほら、私っていろんな人形使うでしょ・・・? 近接系だったり、レーザーを主体とした中距離砲だったり・・・

    アリス)で・・・ね? 霊夢が今入ってるその体はね・・・その・・・

    霊夢)・・・・待って、その先言わなくてもわかる 聞きたくない

    咲夜)あら霊夢、ダメよ、最後まで聞かないと

    全てを察した咲夜が、霊夢の体を抑え込む

    霊夢)嫌だって言ってるでしょ!? ちょっと咲夜、離しt・・・

    アリス)霊夢・・・貴方は・・・サクリファイス(爆弾)なの・・・

    早苗)つまり・・・アリスさんから離れたら・・・爆発すると・・・?

    コクン とアリスが頷いた。

    咲夜)あらー霊夢よかったわねー これからはアリスとずーーーっと一緒にいられるわよ? 

    ニヤニヤが止まらない、人の不幸は蜜の味とはよく言ったものだ

    まぁ、想定内の答えであったので、咲夜は楽しんでいるわけだが、この先の話は想定外であった

    霊夢)はぁ・・・そんな事だろうと思ったわよ で?

    アリス)え・・?

    霊夢)い つ に な っ た ら 解除してくれるわけ?

    アリス)・・・・・・

    霊夢・・・・・・え? ちょっと・・・?

    アリス)霊夢・・・あのね・・・? その人形…新型の試作品でね・・・?

    アリス)霊夢が復活したときに・・・ちょっとお祝いというか・・・新型の性能披露で大爆発させる予定だったの・・・つまり・・・ね?

    アリス)・・・・・・爆弾解除できるように作ってないの・・・


    霊夢)・・・・・・

    早苗)・・・・・・

    咲夜)・・・・・・

    アリス)・・・・・・

    早苗)霊夢さん・・・その、元気出してください?

    咲夜)ほ・・・ほら、霊夢 グラスが空よ?

    霊夢)人形・・・お酒飲まないもん・・・
    アリス)えっと・・・あの、ちゃんと味覚とかその辺は大丈夫だからね?

    霊夢)味覚があって、何で爆弾は外せないのよ・・・

    アリス)えっと・・・その・・・ 霊夢、頑張って・・?

    霊夢)私の・・・私の第二の人生がぁぁぁ・・・

    咲夜)『ちょっとアリス、どこまでが本当なの?本当にどうにもならないわけ?』

    アリス)『全部本当よ、離れたら爆発、取り外し不可、完全防水だから水も意味ないし・・』

    早苗)『ちょ、どうするんですかこの空気、重すぎますって』

    霊夢)ハハハ・・・笑いたければ笑えばいいわ・・ハハハハハ・・・


    ―――1時間後―――

    霊夢)酒だあああ 酒がたりねえぞおお

    咲夜)なんだかんだ言って、いつもの霊夢になったわね

    早苗)まぁ、切り替えが早いというかなんというか・・・

    咲夜)切り替えれる内容でもなかったと思うけどね・・・

    早苗)私が逆の立場なら・・無理です、立ち直れません・・・

    霊夢)まったく、いつまでも引きずるわけにはいかないのよ
    霊夢)そもそも、宴会を開こうって言い出したの私だしね

    咲夜)そういえばそうだったわね、何でまた?

    霊夢)さぁ、何となくよ 何となく…今日の方がいい気がしたの

    咲夜)巫女の勘ってやつね

    早苗)あの、今の巫女は私なんですが・・・


    ―――さらに数時間後―――




    アリス)ねえ、あれって・・・

    アリスが何かに気が付き指をさした、そこには、一人の少女が倒れていた。

    早苗)あら、迷い人みたいですね ちょっと行ってきます


    霊夢)・・・どうやら、私の勘は健在のようね

    アリス)え・・・?
    霊夢)フフ、起こったって事よ 奇跡がね

    咲夜)・・なるほど、そういう事

    アリス)・・・? 二人ともいったい??


    少女)う・・・ここは・・・?

    早苗)あ、気付きましたか?

    少女)・・・? あんたは・・・?

    早苗)どうやら、外の世界から迷い込んでしまったようですね、たまにあるんですよ

    少女)外の世界・・・?

    早苗)ここは、幻想郷 博麗神社 そして私はこの博麗神社の巫女 早苗と申します

    少女)早苗・・・? お前、早苗なのか!?

    早苗)え・・・? あの、どこかでお会いしたことが・・?

    少女)そうか・・・お前もか・・・

    少女)帰ってこれたんだよな、幻想郷に・・・帰ってこれたんだよな・・


    アリス)まさか・・・そんな・・・

    霊夢)思ってたより、ずっと早かったんじゃない?

    咲夜)あら、私はこうなると思ってましたわ

    咲夜)言ったでしょうアリス? あいつはね、努力家で、負けず嫌いで

    咲夜)何度でも、諦めずに立ち向かって、そんなあいつに私は

    咲夜)最後まで、一度も勝てなかった・・

    咲夜)そんなあいつが、私みたいに遅くなるわけないじゃない

    霊夢)ほら、行ってきなさいアリス


    トン と背中を押される


    少女)アリス・・・約束、守ったぜ

    アリス)ええ、私も、待ってたわ

    少女)・・・ただいま、アリス

    アリス)お帰りなさい、魔理沙

    咲夜)流石ね、霊夢 この展開が見えていたの?

    霊夢)・・・ええ、見えていたわ

    霊夢)私と、早苗の奇跡

    霊夢)そして、今日というこの時間

    霊夢)全てがそろわないと、今日の出来事は起こり得なかった

    咲夜)フフ、残念ね、私はおまけなのかしら?
    霊夢)・・・言ったでしょう? この4人がそろわなければ、今日の奇跡は起こり得ないと

    霊夢)全く・・・苦労したのよ? 二つの奇跡を同時に起こすなんて

    咲夜)二つの奇跡・・・? まだ何か起こるって事?

    霊夢)ええ、その通りよ

    咲夜)それも巫女の勘ってやつ?

    霊夢)・・・そうね、こういった方が良いわね

    霊夢※)ねえ、咲夜 今日、この4人が集まり宴会を開き

    霊夢※)そして、奇跡が起きた

    霊夢※)これはね…運命というものなのよ


    ガタッ

    咲夜)霊夢・・・今なんて・・・


    少女2)ハァッ ハァッ・・・

    鳥居の前に一人の少女が立っていた

    よほど急いできたのだろう、息を切らし、こちらを見ている

    その人物は、見たことのない初めて会う人だった

    それなのに・・・心がざわつく、魂が呼びかけてくる

    私は、この人を知っている・・・

    霊夢)フフ・・・言ったでしょ、これは運命だって

    咲夜)霊夢・・・貴方まさか!?

    霊夢)ほら、行ってきなさい


    少女2)懐かしい気を感じたんです

    少女2)本来、この世には存在していないはずの懐かしい気を・・・

    少女2)それも1つじゃない、ありえないことです・・・

    少女2)ありえないはずなのに、はずなのに・・・

    少女2)私たちが・・・生きて再び会えるなんてあるはずが・・・

    咲夜)もういい、もういいから・・・もう、何も言わなくていいから

    咲夜)私がいる、そして貴女がいる 私は、それだけで・・・それだけでっ



    早苗)これ・・・全部霊夢さんの力なんですか・・・

    霊夢)フフ、まさか 巫女は運命操作なんてできないわよ

    霊夢)そう、これは私の力じゃない・・・

    霊夢)・・・フフ、これで貴方も満足かしら?

    霊夢)ねぇ・・・レミリア?

    END



    補足設定

    アリスが作った人形(サクリファイス)=霊夢

    博麗の巫女=早苗

    倒れていた少女=魔理沙

    少女2=美鈴

    霊夢の中に、わずかにレミリアの魂アリ

    咲夜と美鈴が再開できたのは、霊夢の中にあるレミリアの運命操作、早苗の奇跡

    それらがすべて発生する日を選んだ巫女の勘

    その全てが作用するというご都合主義!!



    以上、お付き合い頂きありがとうございました!!
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