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パノラマ太陽系 面白かったですよね
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パノラマ太陽系 面白かったですよね

2021-06-20 01:31

    もう大人になってからのこと。父と喧嘩のとき,僕が横柄だったのか、
    「お前は天皇かー」
    と怒鳴り返された。

     さて,天王星の話である。太陽系第7惑星で,3番目に大きい。発見が1781年の3月13日,イギリスのウィリアム・ハーシェル。ちょっとまて。1781年といえば鬼平こと長谷川平蔵が江戸城西の丸で勤め始め,六年後に火付け盗賊改役になる時代だ。アメリカでは独立戦争の真っ只中。中国は清の乾隆帝だから最盛期か。

     太陽系の中心から遥か彼方,地球と太陽の距離の約19倍に離れて真っ暗な空間をボンヤリと公転している。ちなみに木星は約5倍。土星は約9・5倍ね。しかも,自転軸が約98°傾いているのである。変わっているといえば変わっているのだが,木星や土星程の目立った特徴も無い,ただの白いスノーボールなので,それほど注目を集めるようなものでも無い。
    そうした変人だが,目立たずに常に中心から離れたところを静かにうろついているところか自分に似ていると思うのだ。

     パノラマ太陽系
     1980年8月11日月曜日から16日土曜日までの六回 19・30-20・00
    解説に東京大学助手(当時)松井秀典氏。再放送は1982年。
    八神純子のMr.ブルーは番組をただの科学解説ものから,劇的な宇宙ロマンの物語に昇華させる役割を果たしていた。あのピアノから始まるテーマに感慨深い思いを抱く方も多いのではないだろうか。

     この番組は月曜は月の成り立ちとアポロ計画。火曜はアメリカのマリナー4号とソ連のマルス3号の探索合戦ののち,アメリカのバイキング1号の火星表面の写真を紹介。火星の人面岩もバイキング1号の撮影。東西冷戦の宇宙版とは,当時の世相でもあった。まさかソ連が無くなるなんて思わなかったものね。水曜はアメリカのマリナー10号の探査結果のあと,尺あまりだったのか,太陽系の成り立ちを紹介してたと思う。木星回では,アメリカのボイジャー一号と二号の観測成果を紹介。衛生イオの火山活動は写真とアニメで紹介された。金星回はソ連のベネラ計画が紹介され,厚い大気の気圧と460°に達する灼熱地獄を突破せんとする探査機の通信途絶の苦難とベネラ9号での金星地表の撮影画面を紹介。そして土星回は,来る翌年のボイジャー二号の土星到達を期待させる終わりかただったと思う。

     ちなみに,ボイジャー二号の木星到達が1979年7月9日。土星到達が1981年8月25日。天王星が1986年1月24日。海王星が1989年8月25日。天王星と海王星の観測成果も番組があったと記憶している。

     小学生だったが目を輝かせて脳裏に映像を刻み込んだ。なにしろ当時はビデオが家にまだ無かったから,再放送が無い限り,見逃したらそれで終わりだった。気づくと火曜日,悪いときには水曜日になってから放映を見つけるため,当時は,ついに月曜日に何が放映されていたかわからなかった。当時は(太陽かな?)と推理していたが,違ったんだね。

     全編にわたってアニメのハーモニー処理や模型特撮の再現映像が入り,CG登場以前の造りなのが懐かしい。土曜のラストでは緑や黄色に加工された波打ち際の映像があの歌とともに流され,地球讃歌の作りとなっていたように覚えているが,you tubeでも土星の回は無く,遂に見届けることが叶わなかった。


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