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  • 『東方耽美郷 後編』付属CD、『境界線上の狂想曲』全曲解説!

    2013-06-05 19:478
     ■ 注 意 ! ■ 

    このエントリーは、例大祭10で頒布した
    NiceTeaさんの作品『東方耽美郷 後編』の付属東方アレンジCD、
    『境界線上の狂想曲』についての解説をしています。

    できるだけ本編のネタバレはしないように心がけていますが、
    そのあたりが気になる方は本編読了後にお楽しみください。





    一曲抜粋の動画、および本編の予告・クロスフェードはコチラ。



    ■ 全曲解説だとおォォォーーーッッッ!?               

    M-01:狂気の優曇華院

    先行公開したクロスフェードでは、
    あえてこの曲の本編部分は隠させて頂きましたw
    あの部分で期待されて欺された方、ごめんなさい。
    そして、私のサークル名は『釣師』なので諦めてくださいw

    イントロの綺麗な部分は、中編1の裏表紙、綺麗な鈴仙のイメージ。
    それが、異変によるノイズ(?)によって変調され、
    正気を失い、狂気に犯されていく。
    そんな雰囲気を意識してアレンジを作ってみました。

    個人的にバイオリンを歪ませたメインメロディの音がお気に入り。

    あとで気付いたんですが、このタイトル、
    某有名東方アレンジのサブタイトルとかぶってましたね・・・orz


    M-02:メフィストーフェレスの図書館

    今回の作品の中で、一番気合いを入れて作ったアレンジ。

    イメージについては、NiceTeaさんが作ってくれた動画がすべて。
    俺の中では、まさに『劇場版耽美郷』を意識して制作しました。
    例の見開きのシーンとか、CGでグワァーーっとなってる感じですね。
    クレイアニメみたいに街がはえてきたりとか。
    空にFFばりに巨大な魔方陣が浮かんでたりとか。

    だれかCGとかであそこのシーンを動画化してくれませんかねぇ(チラチラッ


    M-03:La classe d'ESUPURI de Koishi.

    訳:こいし君のエスプリ教室。

    この曲については『東方耽美郷』作品内だけでなく、
    NiceTeaさんの作品全体でのこいし君をイメージしてます。
    なぜこういう曲調かは、作品を見て頂いている方には
    よくわかってくれるんじゃないかな、と思ってますw

    思い浮かべてみてください。
    キスメにエスプリ教室を開いているこいし君を。


     ※参考URL『キスヤマンガ』(NiceTea Pixiv内での公開作品)


    そのシーンのBGMが、コレです。

    実は東方原曲の他にもう一つ元ネタがありまして。
    俺の大好きなアニメ、シュタインズ・ゲートの劇中曲、
    『厨二病のタンゴ』という曲のオマージュでもありますw


    M-04:少女恋談

    後編7ページあたりから、この曲が流れてくる感じ。
    図らずも、原曲のタイトルである『東方妖恋談』を少し変えただけで、
    該当の場面にもぴったりくるタイトルとなりました。

    哀愁漂うちょっと民族チックな雰囲気ですが、
    幻想郷の雰囲気にはぴったりくるんじゃないかなぁ、と。

    ちなみに間奏のアコギソロはLine6 Variaxのアコギモデル、
    後半の民族チックなギターのようなバンジョーのような音も、
    Variaxのモデリングギターを使ってます。
    一つのギターでこんないろんな音が出せるとか、
    便利な世の中になったもんだ・・・。


    M-05:祭りの跡

    後編28ページから、この曲。

    祭りの後のもの悲しさ、かすかに感じる祭りの余韻。
    異変が終わっても、交差した人々の想いは残り、
    この先も様々な物語のきっかけとなっていく。
    祭りの後に残された、祭りの跡。

    そんなイメージでしょうか。

    この曲とともに物語がエンディングを迎えて、
    音と画面がフェードアウト、そして次の
    『境界線上の狂想曲』がはじまってエンドロールが流れる。

    そんな映像を思い浮かべて作りました。


    M-06:境界線上の狂想曲

    自分の中で、『東方耽美郷』を象徴する曲。
    イントロのフレーズはNiceTeaさんの動画でお馴染み、
    サカナクションの『ネイティブダンサー』のオマージュです。

    歌詞と照らし合わせて最初から作品を読み直して頂ければ、
    すべての歌詞に対応したシーンがある事をわかって頂けると思います。

    自分が考える『耽美郷』の霊夢は、
    『幻想郷』という世界そのものとイコールの存在です。
    幻想郷と同じく、すべてを受け入れる存在でもあり、
    残酷そのものと言える存在であったりもする。
    だから今回のような異変が起こってしまうし、
    慕う人は多くても、ある意味では非常に孤独な存在。

    2番の歌詞とかは、その辺の解釈と本編を混ぜ合わせ、
    できあがってきた歌詞となっています。

    そして、絶対に「あの台詞」は使いたかったので、
    一番大事なところに使わせてもらいました。
    店番帳を見ている人達が、ニヤリとしてくれれば
    あの作品の大ファンである私も嬉しい限りですw


    ボーナストラックについてはそのままなので、
    あえて解説はしないでおきます・・・
    というか、その必要が無いですね、アレはw



    いかがでしたでしょうか?
    耽美郷を読みながら、BGMとしてでも聞いて頂ければ幸いです。

    最後に、本を手に取ってくれた方、曲を聞いてくれた方、
    今回のブックレットCDという試みを承諾してくれた
    りょうちゃんことNiceTeaさん、すべての方に感謝を。

    本当にありがとうございました!!


    そして、これからも耽美郷の物語が続いていくことを願って。


    あ、コメント欄やTwitterで感想待ってるよ!ww


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  • 例大祭で頒布する作品と東方アレンジの新曲アップ!

    2013-05-21 21:09

    5/26(日)の博麗神社例大祭が近付いてきました♪
    今回も釣師として参加、ブースは『せ34ab』


    ■ 新作の頒布について                         

    前回に引き続き、NiceTeaさんとのコラボで、
    『東方耽美郷 後編』とセット、ブックレット形式での頒布です。

    『東方耽美郷 後編』 ¥1,000
    ブックレットCD形式(本文32P、8曲入りCD付き)

    ■ 新作東方アレンジ 兼 クロスフェード!                

    今回のCDから一曲ピックアップした動画がコチラ。

    【東方】メフィストーフェレスの図書館(ラクトガール)【耽美郷】



    収録楽曲のクロスフェード、耽美郷後編のトレイラーも兼ねてますので、
    是非どうぞご覧ください!

    また、今までの旧譜も持って行きますので、
    まだお持ちで無い方は是非!(両方とも¥500)

    ■ 例大祭直前スペシャル放送!                    

    イベント前のお楽しみ・・・!

    5/24(金)22:30より、
    『例大祭だよ、全員集合!』スペシャル生放送!


    NiceTeaさん、お紙さん、かいりきベアさんを交えて、
    例大祭前のスペシャル放送!
    恒例のアレもやるかもしれません・・・。
    聞かなきゃ損だよ!!



  • ボーカルミックスダウン講座 vol.11 〜 オケの加工、マスタリング。そして完成へ 〜

    2013-03-22 23:253

    本当にごめんなさい、
    最終回をアップしたつもりですっかり忘れてました orz

    というわけで、なんだかんだとやってきましたが
    (だいぶ間もあいてしまいましたが orz)
    ついにボーカルミックスダウン講座、最終回です!
    最後はオケの調整と、マスタリングについて。

    ■ オケ加工の必要性                         

    今回は『歌ってみた』などのミックスを想定しているため、
    オケはすでに2Mixになっているものを利用することが前提です。
    大きな変更はできませんが、ちょっと手を加えることによって
    さらにできあがりを良い物にすることができます。

    『歌ってみた』の場合、元曲はVOCALOIDが歌っている事が大半です。
    つまり、人が歌っている場合とは違う前提で
    ミックスされている事が多い、という事になります。

    私の感覚ですが、VOCALOIDは人の声に比べて、
    どうしても細くなり、迫力が無くなってしまう傾向があります。
    逆に言えば、オケはそれを補うため、
    低域〜中低域が強く出ている場合が多いです。

    さらに、配布されているオケはマスタリング済みである事が大半で、
    ボーカルとミックスする場合、
    その辺も考えてちょっと調整をしてやる必要があります。

    ■ オケへの処理                           

    具体的に何をするかというと、
    ボーカルとぶつかる音域を少し削ってやる
    という事が必要になってきます。

    ここは曲や、オケの状態にもよるので何ともいえませんが、
    だいたい500Hz〜800Hz、1.4kHz〜2kHzのあたりを
    軽くイコライザーで削ってやりましょう。
    それにより、オケの中にボーカルがいる場所が生まれます。

    具体的には、こんな感じでしょうか。


    これにより、ボーカルとオケがぶつかることが少なくなり、
    結果的に聞きやすいミックスとなってくれます。
    また、マスタリングをかける際にも、
    一カ所に音が集中しなくなるため、音圧を上げやすくなります。

    難しいのは、どれくらい削るのか、という部分。
    削りすぎると、ボーカルがない部分で音に違和感が出ます。
    この辺は本当に曲によるとしか言いようがないので、
    いろいろ試しながらやってみてください。

    ■ マスタリング                           

    最後の仕上げ、マスタリングです。

    ポイントなどは以前の講座のマスタリング編を見て頂くとして
    ちょっと変えなければならない部分もあります。

    それは、
    必要以上にトータルコンプをかけない
    という事です。

    配布されているオケはマスタリング済みである場合が多く、
    すでにトータルコンプがかかっている状態です。
    ここに、普段と同じようなマスタリングをしてしまうと、
    2重にコンプをかけてしまうことになり
    オケの音が歪んだり、割れたようになってしまう事があります。

    ここも曲やオケの状態による部分ではありますが、
    ゼロからミックスする場合よりも
    トータルコンプは弱めにかけるようにしたり、
    コンプはかけず、最後のマキシマイザーだけで調整したりする方が
    最終的な仕上がりがよくなることがあります。

    音圧を上げることも大事だとは思いますが、
    聞いて音が歪んでいたら台無しです。
    何事もやりすぎないよう、注意しましょう。


    ちなみに、今回の曲はオケにマスタリングをかけていなかったため、
    普通通りにマスタリングをしています。
    設定はこんな感じ。(画像の順番でかけています)





    もしマスタリング済みのものであれば、
    赤色のコンプを弱めにするかバイパスし、
    最後のマキシマイザーで調整するような感じになると思います。

    ■ マスタリング後の調整                       

    マスタリングをかけた後に全体を聞いてみて、
    どう感じたでしょうか?

    マスタリングをかけると音圧が上がるため、
    今まで目立たなかった部分が耳に付くようになる場合があります。
    例えば、リバーブ感が変わったり、
    歌とオケの音量バランスが変わって聞こえてきたり。

    全体がなんかごちゃごちゃしてて音が濁っている
    というような状態の場合、
    リバーブのリターンをちょっと減らすと解決する場合があります。

    マスタリングをするとリバーブ成分が強調される事が多く、
    リバーブの残響が多すぎる状態になっているわけですね。
    私の場合も、今までこれで問題が解決した事が多々あるので、
    ちょっと試してみることをオススメします。

    また、マスタリングをかけた段階でボーカルが大きい(小さい)場合、
    すでにオートメーションを書いているため、
    一括での音量調整が難しい場合があります。
    その場合、ボーカルの最後にかけているプラグインの出力を調整し、
    バランスを整えるようにしましょう。
    そうすれば、オートメーションの音量変化を残したまま、
    全体的な音量を上下させる事ができます。

    ■ 完成!                              

    ついに2Mixの完成です!
    それでは、ちょっと聞いてみましょう。

    【2Mix、ミックスダウン処理前】

    【2Mix、マスタリング完了後】

    当たり前ですが、全然違いますねw
    一つ一つの処理は細かい事だとしても、
    全体を通してみるとここまでの違いが生まれてしまうわけです。

    ボーカルは歌モノの要であり、一番重要な部分です。
    そして、一番差別化がしやすい部分でもあります。
    今回の講座の内容を踏まえて自分なりのやり方を見つけ、
    声にあったミックスダウン方法を見つけてください。

    ■ まとめ                              

    ボーカルミックスダウン講座、いかがでしたでしょうか?
    (途中で更新止まっててホントごめんなさい orz)
    マイクの選び方にはじまり、一通り私のやり方を紹介させて頂きました。

    今回の講座は歌ってみたを想定して行いましたが、
    通常の曲のミックスや、VOCALOID曲であっても
    基本の流れは同様ですので、ぜひ試してみてください。

    講座に対する質問・疑問・感想だけでなく、
    皆さんのご意見などもお待ちしておりますので、
    このブロマガのコメント欄、またはTwitter(@voyager2fat)まで
    ガンガンお寄せ頂ければ幸いです。

    それでは、また次回!