ユーザーブロマガは2021年10月7日(予定)をもちましてサービスを終了します

ミックスダウン日和 vol.13 〜 マスタリング編 〜
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

ミックスダウン日和 vol.13 〜 マスタリング編 〜

2013-02-05 00:36
  • 4

今日はできあがった2Mixに対して、最後の仕上げ!
リバーブ処理と、マスタリングについてです。

■ リバーブ処理                            

まずは、リバーブ処理前の音。

【2Mix、リバーブ処理前】MP3はこちら

それでは、これにリバーブをかけてみましょう。
今回はLogicに付属してくるコンボリューションリバーブ、
『SpaceDesigner』を利用しています。

【2Mix、ルームリバーブを付加】MP3はこちら




だいぶライブ感が出てきました。
試しに、ちょっと別のリバーブを試してみましょう。


【2Mix、プレートリバーブを付加】MP3はこちら



こっちの方が『それっぽい』気がするので、
今回はこちらのリバーブを採用しましょうw

ちなみに、現在は音の違いをわかりやすくするため、
結構大げさにかけています。
マスタリングでコンプレッサーを通すと、
リバーブがうるさくなりすぎる場合もあるので、
その場合はリバーブをちょっと下げて対応しましょう。

また、リバーブをかける際、
基本的にバスドラとベースにはかけない事が多いです。
なにか特殊効果を狙う場合は別ですが、
そうじゃなければ必要ないと思います。


■ T-Racksでのマスタリング                      

さあ、ついにここまで来ました!
T-RacksとL3-16を使って、最後の仕上げをしていきます。

実は、私もほぼプリセットだったりするのですが…w
基本はプリセットからはじめ、細かく調整をしていきます。

また、ここから先の作業は、
ずっとスペクトラムメーターを表示させてやることが多いです。
音が視覚的に見えるというのは非常に便利ですよ!

まず最初にリミッターなどをかけない状態で、
マスターアウトのピークがつかないように、
各トラックの音量を調整してください。
すでに楽器間のバランスはとっていると思うので、
全体を上げ下げする形になると思います。

設定はこんな感じ。



T-Racksのプリセットでは、
最後の段階でブリックウォールリミッター(音圧を稼ぐためのもの)が
かませてあるんですが、その役割はL3-16に肩代わりさせるので、
今回はオフにしています。

イコライザーで音を整え、コンプでレベルを稼いで、
最後の青いやつで艶をだす、という感じでしょうか。

 ※青いイコライザーは、PULTEC EQP-1Aという
 ビンテージイコライザーのモデリングをしたもの。
 これを使うと、簡単に音に煌びやかさを持たせたりすることができます。
 実機はとんでもない値段ですが、多くの会社から
 プラグイン化されたものが出ており、結構使えるのでオススメです!

それでは、この時点での音を聞いてみましょう。
(最後に、リミッターだけかませてレベルオーバーを防いでいます)

【2Mix、T-Racks処理後】MP3はこちら

だいぶ音に迫力がでてきました!
ここまで来れば完成まであともう少しです。


■ L3-16による音圧あげ                        

最後に、L3-16を使って音圧を上げます。
このエフェクターの特徴は、各音域ごとに分けて
設定をすることができる事です。
(マルチバンドリミッターというヤツですね)

今回の設定は、こんな感じ。



曲にとって重要な中域の優先度を上げ
他の帯域に優先してリミッターがかかるようにしています。
出音を聞いたところ、ちょっとドンシャリ過ぎるような気がしたので、
中域のゲインをほんの少しだけあげ、
低域をほんの少しだけ削っています。

スレッショルドについては、
だいたい-3dbから-5dbに設定することが多いです。
もっとガッツリあげる事もできますが、
やりすぎると音が破綻してしまうので、聞きながらやっていきましょう。

さて、ここまでやってきた最終的な音を確認!

【2Mix、マスタリング完了後】MP3はこちら

いかがでしょう?
だいぶ中身の詰まった、音圧のある感じに仕上がりましたね!

ちなみに、一番最初にアップしたマスタリング済みの音源とは、
途中でちょこちょこいじっていった部分もあって音が変わっています
使っているエフェクターはすべて一緒ですが、
設定による音の違いという意味では、聞き比べてみても面白いと思います。

■ マスタリングのポイント                       

今までの記事でも何回か書いてきたことですが、
特定の音域に音が集まってしまうと、音圧が上げにくくなります

特に低音域ではそれが顕著です。
低域が強調された音は気持ちいいですが、
やり過ぎると結果的に音圧が上がらなくなったり、
と言うこともあるので注意しましょう。

もし音圧がなかなか上がってくれない、という状況になってしまった場合、
マスターだけでなく各楽器ごとにスペクトラムアナライザーを見ながら、
余計な音域を削っていくようにしましょう
そうすれば、音もクリアになりますし、音圧も上げやすくなりますよ!

■ まとめ                               

わりと駆け足でやってきましたが、
いかがだったでしょうか?

あくまでも個人的なやり方ではありましたが、
ミックスダウンの流れを一通り説明させて頂きました。

何度も言っているとおり、自分が作りたい音によって、
やり方は変わってきます。
あくまでもこれを叩き台として、
ご自身のやり方を探してみてください!

取り上げてもらいたい内容についてのご意見、
ミックスその物についてのご意見、ご質問など、
引き続きお待ちしております!!

それでは、また次回♪


広告
×
完走お疲れ様です。非常にためになる講座でした!ありがとうございました。またもし機会があればボーカルのミックス講座も読んでみたいです。
104ヶ月前
×
>>1
ありがとうございます!
ボーカルのミックス講座・・・。了解です、次の案の中に入れておきますっ!!
104ヶ月前
×
完走おめです!自分のMIXがよくミスするところがわかり易かったためになる講座でした。こんどはおれもVO聞いてみたいですねw
104ヶ月前
×
>>3
ありがとう〜!!
やっぱりボーカル編を望む声が多いようなので、
次回はボーカル編にしましょうか!
104ヶ月前
コメントを書く
コメントをするには、
ログインして下さい。