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  • チェンソーマン、アフガニスタン情勢、SDGs、働き方改革……10月の生放送・動画のお知らせです

    2021-10-19 07:002時間前

    おはようございます。PLANETS編集部です。
    今日は、10月の生放送・アーカイブ動画と、おすすめの関連コンテンツについてご案内します。

    【これから放送】

    10月20日(水)20:00〜
    批評座談会〈チェンソーマン〉

    毎月一つの話題作を取り上げて語り合う「批評座談会」、今月の作品は、漫画『チェンソーマン』です。

    今年2月に第1部が完結し、アニメ化や第2部の開始が待望されている本作。
    『鬼滅の刃』『呪術廻戦』に続くジャンプ発のヒット作として期待と注目を集めるなか、『チェンソーマン』が切り拓いた独自の魅力とは何か? 少年ジャンプ史における位置づけから作品解説まで、今後の展開への展望も交えつつ、語り合います。

    ▼出演者
    石岡良治(批評家・早稲田大学准教授)
    宇野常寛(評論家・PLANETS編集長)
    成馬零一(ドラマ評論家)
    司会・吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)

    ※9月には『ジョジョリオン』をテーマに放送しました!
    https://live.nicovideo.jp/watch/lv333643665
    (タイムシフト期間終了後は、アーカイブ動画で視聴できます)


    10月26日(火)19:30〜

    間違いだらけの働き方改革をリモートワークの時代に「私」を主語にしてゼロからやり直す|坂本崇博

    2019年から関連法が施行された「働き方改革」。その流れは、コロナ禍による在宅ワーク化を経て、半ば強制的に達成されつつあるようにも見えます。けれども、形ばかりの労働時間短縮を至上命題化した取り組み方の多くは、本来の目的である生産性の効率化と働く人々の幸福の増進とは必ずしも結びついていないかもしれません。

    そんな現状を鑑みながら、一人一人が快適でやり甲斐を実感でき、企業としての業績にもつながる、本当の意味での「働き方改革」とは?

    新著『意識が高くない僕たちのためのゼロからはじめる働き方改革』を今秋に出版予定の、コクヨ・働き方改革PJアドバイザーの坂本崇博さんをお招きし、その極意を徹底的に洗い出します。

    ※このトークイベントは、会場参加もできます!
    お申し込みはこちらから。
    https://slowinternetmtg211026.peatix.com/view

    ※「働き方改革」についてはこちらもおすすめです。
    「働き方」と「やめ方」それぞれのプロを交えて、サラリーマンの働き方から社会を変えるための作戦会議を行いました。
    ワークスタイルから社会を変える|坂本崇博×新野俊幸
    2020年5月12日(火)放送
    https://www.nicovideo.jp/watch/so37945784


    10月27日(水)20:00

    石岡良治の最強伝説 vol.43 テーマ:2021年夏アニメ総括

    今夜の最強伝説は、2021年夏アニメを徹底総括!
    『Sonny boy』『かげきしょうじょ!!』『ラブライブ!スーパースター!!』など、話題の夏アニメに加え、2021年秋クールのアニメの注目作について、批評家・石岡良治が語ります!

    番組へのお便りも募集中!
    メールフォーム→http://bit.ly/PLANETS_MAIL

    【放送済みの動画】

    10月5日(火)放送
    「市場から社会を変える」思想の限界と新展開について考える|竹下隆一郎
    https://www.nicovideo.jp/watch/so39446686

    ハフポスト日本版編集長を経て、今年、新メディア「PIVOT」の創業メンバーとなった竹下さん。
    新著『SDGsがひらくビジネス新時代』は、SDGsを実践しようと試みる経営層から市民まで、多くの取材を積み重ねた一冊です。
    その取材に基づく考察をお聞きするとともに、グローバルな気候変動への対応が急務とされる現在における、SDGsとビジネスのポジティブな可能性について考えました。

    10月13日(水)放送
    アフガニスタンで起きていることについて、いま僕たちが考えるべきこと|伊勢崎賢治
    https://www.nicovideo.jp/watch/so39500330

    21世紀の国際秩序を揺るがす契機となったアメリカ同時多発テロ事件から、20年。今年8月、バイデン政権下で遂行されたアフガニスタンからの駐留米軍の最終撤退が進むなか、勢いを盛り返したイスラム原理主義勢力タリバン軍の侵攻によって、瞬く間に首都カブールが陥落。テロとの戦いと自由民主主義の価値観を共有する秩序をもたらすことを大義に掲げ、アメリカ建国史上最長の戦争となったアフガニスタンでの「失敗」は、これからの世界と私たちの社会にとって、どんな意味をもつのでしょうか。
    紛争処理・平和構築の専門家として9.11後のアフガニスタンの武装解除にも携わった伊勢崎賢治さんを迎えて考えました。

    このほかにも、PLANETSチャンネルでは1,600本以上(10月19日現在)の過去動画が見放題です。気になるゲスト名やキーワードを入れて検索してみてください。
    https://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/video

    それでは、本日もよい一日をお過ごしください!

  • 『スウィート・シング』── 両親への愛憎と色彩のコントラスト|加藤るみ

    2021-10-18 07:00
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    今朝のメルマガは、加藤るみさんの「映画館(シアター)の女神 3rd Stage」、第21回をお届けします。
    今回ご紹介するのは『スウィート・シング』です。米インディーズ映画のアイコン、アレクサンダー・ロックウェル監督25年ぶりの日本公開作となる本作。不甲斐ない両親を見つめる子どもたちの機微を、巧みな色彩のコントラストとともに描き切った演出にるみさんがうなります。

    加藤るみの映画館(シアター)の女神 3rd Stage
    第21回 『スウィート・シング』── 両親への愛憎と色彩のコントラスト|加藤るみ

    おはようございます、加藤るみです。

    最近は、新たな映画フェチを見つけてしまった私です。
    私の映画フェチといえば、水中キスシーンについて今まで色んなところで紹介させてもらったんですが、最近はエレベーターシーンにときめきを感じていまして……。
    それは、『シャン・チー』('21)を観た時のことで、何かが君臨したかのように気づいたんです。
    序盤に、主人公シャンチーと親友ケイティがシャンチーの妹がいるマカオのバトルロワイヤルアジトに向かうシーンがあるんですけど、そこで、いかにも治安が悪めでガタガタの古めかしいエレベーターに乗るんですよね。
    その時に「エレベーター……!!!」と、私にビビビッとくるものが走って。
    全然、ピックアップするような重要なシーンじゃないんですけど、そのエレベーターシーンの密度と構図に惹かれたというか。
    それで、湧き出てくるように今まで観てきた印象的なエレベーターシーンが浮かんできたんですよね。
    タイトルだけいくつか上げると『(500)日のサマー』('09)、『グランド・ブダペスト・ホテル』('14)、『ドライヴ』('11)、『ニューイヤーズ・イブ』('11)、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』('14)など。
    そこで、今まで自覚がなかっただけでエレベーターシーンのときめきは私の脳内に刻み込まれていたんだと気づきました。

    「このエレベーターにやられた! エレベーターカットが魅力的な映画5選!」的なものを、私以外にテンション上がる人が見つかるかは不明ですが(笑)、いつか紹介できたらいいなと思います。

    さて、いよいよ緊急事態宣言が明け、映画館にも少し活気が戻ってきたように感じます。
    私は、何よりレイトショーが帰ってきたことが嬉しいです。
    今回紹介する作品は、1990年代にジム・ジャームッシュと並んで、米インディーズ映画のアイコンであったアレクサンダー・ロックウェル監督の25年ぶりの日本公開作『スウィート・シング』です。
    監督の代表作である、『イン・ザ・スープ』('92)は1992年のサンダンス映画祭でグランプリを受賞し、今でもカルト的人気がある作品ですが、今回『スウィート・シング』公開記念に10月29日から新宿シネマカリテで一週間限定上映が決まったそうです。
    私は公開時生まれてもいなかったので、絶対にスクリーンで観たいと思っています。
    皆さんもこの機会にぜひ……!

    『スウィート・シング』は、大きな衝撃はなくとも、ずっと大切にしたいと思える温かさに包み込まれる作品でした。
    インディーズにこだわり続けてきた監督の映画愛と色を操るマジカルな演出は、まだまだ新しい世界を見せてくれました。

    行き場を失った子供たちの辛く寂しい思い出、そんな中でも一瞬が永遠のように輝く子供時代の純粋な思い出。
    悲しみと輝きが混在する世界を描き、子育てができない親を見つめる子供たちの視点から複雑に変形していく家族の形を映し出します。

    普段は優しいが、酒を飲むと人が変わる父アダム。
    家を出て彼氏と同棲している母親イヴ。
    親に頼ることができず、自分たちで成長していかなくてはならない15歳の姉ビリーと11歳の弟ニコ。
    姉弟は、ある日出会った少年マリクとともに、逃走と冒険の旅に出る……。

    7541740cf1161747c17ffa434a70bc9bd1deddc7©️2019 BLACK HORSE PRODUCTIONS. ALL RIGHTS RESERVED

    まず、この映画には、どうしようもなく不甲斐ない、情けない大人たちが出てきます。
    アルコール中毒から抜け出せない父親。
    DV男に依存して、家から出ていった母親。
    こうやって聞くと、いわゆる“毒親”と呼ばれても仕方がないかもしれない。
    けれど、そんな家族のなかにも確かな“愛”があるということを、この映画は教えてくれます。
    親が責務を果たせていないことを、未熟で不器用だからという言葉で簡単に免除することはできないと思うけれど、決して子供たちのことを愛していないわけではなく、物語のなかで親の愛情が垣間見えるところに胸が痛みます。
    だからこそ、最近話題になっている“親ガチャ”という言葉や、“毒親”という悲痛な言葉で一括りにして表してしまうのは違う気がするのです。

    この類の映画でいうと、『シャン・チー』の監督としてMARVELに抜擢された、デスティン・ダニエル・クレットン監督の『ガラスの城の約束』('17)も併せて観てほしいです。
    どれだけクソな両親だとしても、一緒に過ごした素晴らしい思い出まで否定したくはない。
    私も子供時代に親が喧嘩して、辛いって思ったことや許せないって思ったこともある。
    今でも両親の嫌いなところはあるけれど、貰った愛情や楽しかった思い出があるから、親のことを心底嫌いになれないんだと思います。
    成長していくにつれて、親というのは完璧じゃないということを理解した時に、心がものすごく楽になったような気がします。

    ef7887fcbbd827feb511fd9d95e7ed4ef4664633©️2019 BLACK HORSE PRODUCTIONS. ALL RIGHTS RESERVED


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  • 生活の「周辺」にある体験を再発見する方法

    2021-10-15 07:00

    おはようございます。

    今日はWebマガジン「遅いインターネット」の最新記事と、併せて読んでほしいおすすめ記事をご紹介します。

    先日公開されたのは、消極性研究会による連載記事です。

    リモートワーク環境が常態化したいま、いつの間にか失われていた「周辺体験」とは何なのか。「効率化」がそぎ落とした、冗長だけれどもたしかに豊かさを感じ取ってもいた時間を再発見するための消極性デザインについて、メンバーの栗原一貴さんが語ります。

    緊急事態宣言が解かれ、第5波も収束に向かういま、改めて生活の「周辺」にある体験の豊かさについて考えてみました。

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    今回の記事と併せて、こちらの記事も(もういちど)読んでみませんか?

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    「テイクアウト」「応援」「お取り寄せ」「自炊」……。コロナウイルスの感染拡大によって、今、「食べること」を取り巻く環境が徐々に変わりつつあります。今回は、「おとりよせネット」「レシピブログ」など食にまつわるメディアを運営されている粟飯原理咲さん、南インド料理店「エリックサウス」などをプロデュースするとともにフードライターとして独自の切り口で食文化を追求する稲田俊輔さん、そして連載「井本文庫」でも「食」に関する書籍を数多く紹介されている編集者の井本光俊さんを司会にお迎えして、編集長・宇野常寛とともにこれからの「食」のゆくえについて語りました。キーワードは「楽しみとしての食」です。

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    長引く自粛生活、そろそろ限界。そう思ってしまったあなたはまだ甘い。知的情熱と技術さえあれば、むしろ自粛生活はさらなる高みに登る好機ですらある。そう断言する人物がいます。早稲田大学准教授・石岡良治。コロナ禍以前から積極的に引きこもり、アニメから現代アートまで視覚文化の知識では「日本最強」と言われる伝説の男の知的生活の方法がいま明かされます。

    ◯お知らせ

    雑誌『モノノメ 創刊号』、全国の書店・カフェなどでも販売が始まりました!
    現在のお取り扱い店舗は以下のとおりです(2021年10月15日現在)。

    北海道
    ・シアターキノ

    関東
    ・青山ブックセンター本店(東京都・表参道) ★
    ・ブックファースト(新宿店ほか)
    ・芳林堂書店 高田馬場店(東京都)
    ・代官山 蔦屋書店(東京都)
    ・BREWBOOKS(東京都・荻窪)
    ・燈花書房(東京都・荻窪)
    ・三省堂書店 有楽町店(東京都)
    ・有楽町micro FOOD&IDEA market(東京都)
    ・渋谷◯◯書店(東京都・渋谷ヒカリエ)
    ・Cafe Lounge & Library pratimakrrm cha -ゆるやかな彫刻 –(東京都)☆
    ・Title(東京都)
    ・湘南 蔦屋書店(神奈川県)

    中部
    ・シンカイ(長野県)
    ・天清酒万寿店(福井県)☆

    近畿
    ・誠光社(京都府)
    ・CAVA BOOKS(出町座)(京都府)
    ・ホホホ座 浄土寺店(京都府)
    ・STANDARD BOOKSTORE(大阪府)
    ・週間 マガリ(大阪府)☆

    中国
    ・READAN DEAT(広島県)

    九州
    ・とらきつね(福岡県)

    ★宇野常寛書き下ろし「特典ペーパー『本屋で雑誌を買うことから、もう一度始めよう』」が付いてきます。
    ☆「遅いインターネット&モノノメ」ステッカーが付いてきます。

    各店舗の連絡先・所在地はこちらをご参照ください。
    最新の販売状況は、それぞれのお店にお問い合わせください。


    【刊行記念イベント】


    有楽町micro FOOD&IDEA marketにて、本誌で展開した「飲まない東京」プロジェクトとコラボしたオリジナルモクテルを販売します!(10月16日(土)〜10月31日(日)まで)
    また、10月23日(土)14時〜17時には、編集長の宇野常寛が店舗にお邪魔して、販売イベントを行います。
    開催時間中、いつでもお越しください。
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    ■代官山 蔦屋書店では、11月26日(金)19時より、トークイベント(オンライン配信あり)を開催します。

    それでは、今日も良い一日をお過ごしください!

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