泰葉Pの独白(蒸機公演 クロックワークメモリー)
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泰葉Pの独白(蒸機公演 クロックワークメモリー)

2018-11-02 08:50
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こちらはシロさんからの寄稿です。熱量があって素敵なのでみなさんにぜひ見て欲しいです。

 モバマスの蒸機公演、皆さんご覧になったでしょうか。ご覧になってない方、ぜひどうぞ。合わないことはあっても決して損はさせないことをお約束いたします。

 今回の本題は、まだ蒸機公演をご覧になられていない方々に泰葉Pが余すことなくその素晴らしさお伝えすること…ではありません。

 独白です。一時はトレンドに乗っかるほどの今回のイベント、その中心に居たと言ってもいい岡崎泰葉。彼女を兼ねてから推しに推してきた泰葉Pの一人が、そのイベント開始前から終了後の現在に至るまで、一体いかなる心境でいたのかをここに記したいと思います。お時間のある方、どうにも落ち着かない同志の泰葉P方々、拙い文章ではありますがどうかお付き合い下さい。(なお、公演の内容については各々が確認されている前提で書きますのでご了承下さい)


 モバマスではイベント開始前に告知がなされますが、まずそれまでの泰葉Pの心境からお伝えしましょう。泰葉Pは前回の登場である月末Rから次の出番を心待ちにしておりました。いい役どころを頂けたとはいえ、やはり月末のRですから完全燃焼とは参りません。復刻後の追加劇場にも出していただきそれなりにほっこりしていましたが、やはり登場するからには主役であってほしい。多くのP様たちと同じく、泰葉Pもそう思っていました。

 モバマスの再登場周期というのは、最近ではおおよそ半年に一度。ボイス収録などの都合で一年に一回というような子もおりますが、レアリティの差こそあれ、だいたいその程度の周期と認識していました(泰葉Pの最近の感覚です)。そして泰葉はおそらく9月か10月あたりに再登場するのではないかと思っておりました。そして、その予想通り10月16日夜、今回の告知がやってきました。

「相棒の自動人形役には、若さに見合わぬ芸暦を誇るあのアイドル!」

 これは、これは岡崎泰葉でしょう!!!!!私の血管が唸りをあげ轟き始めました。あちこちで泰葉Pも騒ぎ始めます。これは泰葉のことなのか…?いや、もしかしたら舞ちゃんやほたるとか…などと動揺のあまり不安を声にする場面もありましたが、心のうちでは皆大いにはしゃぎ回っておりました。そして、その告知ページ恒例のシルエットがもう一人の主役、斉藤洋子さんではないかと気づいた時、泰葉Pは再び奮い立ったのです。これ、泰葉が上位報酬なのか…?!

 眠れない夜を経て翌日の15時、ついにイベントのバナーが表示されました。岡崎泰葉、間違いなく彼女の新規絵。やってやったぜ!(なにもやってない)間髪いれず即クリック。公演ですから、最初にストーリーが入ることは分かっていました。始まりました。

 思わせぶりな始まり、ストーリーだなぁ…と思っていたら!目!泰葉の目が!ハイライトが?!(若干既視感もありますが)公式ではもちろん見たことのないハイライトオフ泰葉!迅速にスクショを撮り進めます。と思ったら複数?!…といった具合に開幕パンチがクリティカルヒット。その後「廃棄物」の名のついた泰葉も登場し、何が起こるんだ?!とすっかり泰葉Pの心は即堕ち。蒸機公演が開幕しました。

 泰葉こと廃棄物ちゃんは捨てられた人形でした。OKZ-0716といった小ネタも挟みつつ、ヤスハという名が与えられました。素の洋子さんに近いキャラクターのヨーコに対し理解できないといったリアクションのヤスハ。意志を持つ人間を理解できない様子はどこか過去の岡崎泰葉を思わせました。岡崎泰葉本人もまた、子役という中で自分の意志を殺してきたからです。今回の人形役というキャスティングもそういった意図があってのことでしょう。この時点で、今回のイベントはさぞ拗らせた泰葉Pが考えたのだろうと、さっそく泰葉Pの間で話題になっていました。

 ハイライトオフ泰葉とか中野ちゃんのクズ発言とかそういったフェチズムな話題で終えた第1ラウンド。その翌日の22時、第2ラウンドが始まりました。第2ラウンドのストーリーもまた、過去の泰葉を思わせるシーンが見られました。夢や友情を理解できないヤスハ。かつて子役時代に厳しい芸能界を味わった泰葉が、他人を信用せず友だちもいなかったことに重なります。やはりこのライター、拗らせている…泰葉Pたちは再びそう確信していました。そして同時にナイスキャスティング!!いいぞ!!と色めきたっていたのです。最後の登場人物のナオもかっこよく登場し、思いの外早く役者が揃いました。

 泰葉はやはりウォーズマンだった…?といったネタ要素などで盛り上がり、翌日第3ラウンドが始まりました。舞台はレジスタンス基地に移っていました。ナオにぞんざいに扱われる中、ここでもヤスハは「地上」という別の「世界」を理解していませんでした。例によって子役時代に別世界で生きてきた岡崎泰葉と重ねたシーンと思われます。そしてこのラウンドで、ライバルユニットとしてハイライトオフ泰葉こと「エンフォーサー」たちが出てきました。第2ラウンドでもボスとして出てきましたが、今回は三人同時。壮観というか、異様なディストピアな世界観を感じましたね。一人下さい。

 ナオのセリフが出始めて奈緒Pたちも盛り上がってきた翌日、第4ラウンドです。このラウンドで初めて「スチーム=テ」という珍妙な単語が出てきました。このラウンドでの主役はこのスチーム=テでした。「空」という言葉が削除されているからこうなったとか、多くの注目を集める考察が出てくるようになりました。この辺りから少しずつ世界観に対する考察が増えてきたように思います。ライバルユニットも含め、考察の余地が大いに残されているのがこの公演に惹きつけられる要素ですね。

 考察が熱を増す中、第5ラウンドが始まりました。ここからは後半戦ですので、開始前に楽屋シーンが入りました。ここでは特に内容に触れることはなく、スーっと本編が始まりました。泰葉P的に言うと、この後半戦からのヤスハは、カードでいう「小さな一歩」以降の岡崎泰葉に近くなります。アイドルを楽しむことを理解し、夢に向かい始めた泰葉に近いです。ヤスハは花を咲かせにいこうとヨーコに言います。レジスタンス基地に着いたときから比べると急に意志が強くなっているのを感じます。おそらくレジスタンスで過ごす中で変わってきたのだと思いますが、尺の都合でそこが端折られているのは残念でもありつつ、妄想の余地があってナイスな部分でもあると思いました。しかし、今回のラウンドでPたちの注目を集めたのはそこではありませんでした。急に登場した巨大ロボ、スチーム=ユカ。まちがいなくコレです。前触れもなくコミカルなロボが出てきたことで、シリアスなこのストーリーがどうなってしまうのか、若干不安になったことをここに告白します(後にこれは杞憂に終わりましたね)。そしてこのラウンドのライバルユニットでも三人組のエンフォーサーが新たに登場しました。同時に、泰葉と浅からぬ縁のシノブ様こと工藤忍も登場していました。彼女に「夢物語に取り憑かれたバカなやつら」なんてセリフを言わせる辺り、ライターの拗らせ具合は深刻です。ありがとうございます。

 後半戦の波乱を待たずして、第6ラウンドが始まりました。そして、シリアスな展開が始まったのもこのラウンドからでした。セントラルエンジンと直結する前にヨーコに夢を託すユカ、自らの病を罰と言うヨーコ、思わせぶりな「地上」について。さ、先が気になる!!おそらくこの辺りから、もはや泰葉Pということを忘れストーリーに引き込まれていたように思います。泰葉Pなので「泰葉がこんなこと言った」とか「ここがエモい」とかそういうことに注目することが多いわけですが、このラウンド辺りから「蒸機公演」そのものに夢中になっていました。ヨーコはどうなるの?!地上はどうなってるの?!スチーム=ユカあっさりすぎない?!などなど、完全に手の平の上でした。待ちに待った「地上」が明らかになる!と、更新の22時を今か今かと待っていたのを憶えています。

 ついにやってきました第7ラウンド。ログインページ!!荒野が広がっておりました。やっぱりかーという感想の元、ストーリーへ。先ほど書いたように、この辺りからはほとんど泰葉Pとしての感想というよりは一人の読者としての感想に近くなります。希望を打ち砕かれた人々、純粋な目で地上を見るヤスハ、花を見せてあげたい気持ちもありながらヤスハを利用しようとしていたヨーコ、そしてスチーム=テをカラ=テへと昇華させたユカとヤスハのバトル…熱いです!とはいえ、やはり泰葉Pだから特別こう感じた!というのは少なかったように思います(悪い意味でなく)。純粋に、ストーリーが面白かったわけです。この辺りから、すでに登場アイドルのP以外の人も騒ぎ出しているのが明らかに分かりました。ネタにして楽しむ人も多かったですが、真相に近づいていることで騒いでいる人が目についたのだと思われます。そして、ついにクライマックスです。

 この日がやってきました。10/24、22時。最終話が更新されました。この最終話、物語は最高潮でした。泣ける展開、伏線回収、最高のハッピーエンド…そしてその盛り上がりは、更新直後にtwitterのトレンドまで捉えていました。そしてその瞬間、気づきました。もしかして、これ呟いている人はみんな泰葉を見てくれているのかと。泰葉を見て、トレンドに乗るほどの大騒ぎをしているんだと、気づきました。これまで岡崎泰葉は、率直に言いまして、アイドルマスターシンデレラガールズの「顔」のような役割ではありませんでした。ボイスも、デレステでのSSRも実装されていません。当然アニメやCDのような展開にも縁がありませんでした。その泰葉がこれほどまでに注目されている。情けないことですが、全く現実感がありません。夢かもしれない、と言って頬をつねる描写がよくありますが、本当にこれは夢かもしれないという体験をしました。当時多くのPたちと同じく私もストーリーに感動していたのですが、同時に泰葉Pとしてこのような非現実感に支配されていたのです。そして例によってストーリーと岡崎泰葉のリンクについての話をしますと、ヤスハがオートマトンである自分にしかできないことをやろうとするシーン。このシーンは、「T.B.チアーズ」であった「過去の自分も岡崎泰葉だと認めること」と繋がっていると思います。人ではない人形である自分を生かそうとするヤスハと、かつて人形のようであった自分を受け入れて前へ進もうとする岡崎泰葉。自分を認めて未来へ向かう姿が重なって見えます。これは先の第6ラウンドでもあったことでした。サポートを失ったエンフォーサーが取り乱すのを見て、ヤスハは「私たちは敵なんかじゃないんです」と言います。これも、過去の岡崎泰葉を象徴するエンフォーサーを受け入れることが、実際の泰葉と重なっているのが分かると思います。

 以上、長くなりましたが一人の泰葉Pがこの公演期間中に感じたことです。以下、余談になりますがその後から現在に続くまでの話もします。今回の公演期間中、そして公演期間後の現在も、ほんっっっとうにたくさんのファンアートが産まれています。絵師の方々には大いなる感謝を申し上げます。改めて、今回の公演の影響のデカさを実感する毎日です。いくつか生放送を覗いてみたり、twitterで検索してみたり…。イベント終了後もイベントメモリーから見てくださる方もいらっしゃって、本当にありがたいです。これを機に、泰葉の魅力を知っていただけると嬉しいです。

 今回の公演は間違いなく素晴らしいものでした。泰葉Pとしてだけではなく、一人のモバマスプレイヤーとしても嬉しいイベントでした。これからもこのようなワクワクさせるような展開を期待して止みません。願わくば、この蒸機公演に新たな展開なんかあったりとか…。そのときにまた、こんな記事を更新できることを楽しみにしています。ありがとうございました。


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大体私も同意見でした。本当に素晴らしい公演でしたね。想いが伝わり心地よかったです
21ヶ月前
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