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星月停止
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冬が終わるはなし ふたつめ
お久しぶりです。
そして投稿が遅れて申し訳ありません…。
3話以降の話は1話と同じく、意味がある日付に視聴していただけることに全ての意味を込めているため、必ず投稿の遅れはないように死ぬ気で努力します。
さて、今回は3つある冬の話…いえ、2月で冬は終わり。
もう春を迎えなくてはいけませんね。
そんな冬の終わりを伝える星月2周目の話をしていきたいと思います。
1話と同じく、内容の補足はどうしてもお伝えできませんが
「割れたチョコ」と同じ存在「傷ついたイルカ」を通して込められた意味を記載していけたらと思います。
まず今シリーズは徹底して誤字は存在しません。言葉の嘘はありますが…。
そのままの意味で受け取っていただけると嬉しいです。
(具体的にお伝えすると、私は1人の子に対して今回1立ち絵しか使いません。※過去の様子は除く)
嘘を言っていればその時点で演出で嘘だと分かるようになるべくしていけて…ますかね…? 全て終えたら全ての言葉の意味をブログにてお話できたら嬉しいですね。
話を戻しまして。
ラストシーンにて紲星が冬を好きになるきっかけを作ったイルカ。
彼女は紲星と鏡写しとして存在しています。
紲星も口に出していますが「自分のことで一杯一杯なのに」
0話と2話をご覧になった方は特に顕著に感じると思われます。
紲星自身も口には出さないけれど何かを背負っており、抱えきれず潰れかけている状態です。
だからこそ紲星は1人の時とても弱く脆く、いつ崩れてもおかしくない程に不安定さがあらわとなります。
しかし1話にてそんな感情つゆ知らず、琴葉姉妹に対して誰よりも頼れる人を演じきりました。
そんな余裕あるはずがないのに、それでも彼女は底抜けに優しい子だから。
2話の開幕にて紲星あかりがデートに行く理由は唯一つで、まだ琴葉の事が心配だったからです。
自分の事を考えるのを忘れるほどに、この子は人がいい。
でもそんな子でも、体調を崩し弱りきった時、誰も近くにいてくれないのは子供のようになってしまうほど耐えきれなくて。
だから紲星あかりは結月ゆかりへ…大人ではなく子供の言葉をただただ堰を切ったように吐き出しました。
イルカはそんな紲星を見かねてか、自分と同じような子だと感じてか、全てを克服しパレードを終えきります。
紲星もイルカも誰かのために何かを成し遂げ、本来であれば誰にも知られないのかもしれません。
ですが結月(茜)は理由を必ず見定めます。
どうしてそこまで人に尽くすのか。どうしてそんなに頑張ってくれたのか。
そこに至るまではきっと複雑な糸が絡み合っているかもしれないけど、理由は多分簡単で。
笑ってほしかったのかもしれませんね。
何かを好きになるきっかけを貰った紲星。そしてその結末を傍で見ていた結月。
終幕は変わらずとも、どうかこの2人の行末を見守っていただけたら幸いです。
加え、琴葉姉妹もバレンタインをえてから少しずつ、それでも強く何かを意識しはじめ成長しています。互いに誰かへ憧れ、焦がれ、少しずつ自分なりの答えを探し当て。
次の話はまた2週間とび、3月14日。
結月紲星と琴葉はきっとここで1つの気持ちを固められるのかもしれません。
春初めはまだ冷えるかもしれませんが、どうかこの子達にも暖かな風が運ばれてくるよう見守っていただければ幸いです。
チョコを割れるようになった葵ちゃん。かわいいですね。
蛇足追記
今回のシリーズ、結月と紲星パートはどうしても最初だけ(主に0話、2話、3話)が
「なぜその行動をするのか」の意味を知るまでは読み解くのが難しくなっていると思います。
(そのため本来であればまだ出す予定のない【紲星あかりの姉】と呼ばれる存在を前倒しで出演させました。この方の言葉がそのまま結月とは、紲星とは、に繋がるため。)
どうしても2話は1話と違い、感情移入が難しい話になっていたかと思います。
ですがもし結月と紲星の関係性について明らかになった時、ふと思い返していただければ幸いです。
わたあめは自信を持って2話も1話と同等です、とお伝えしたいです。
ところで本来みつあみになったあかりちゃんは、
両手で左側のみつあみを肩の前で不安そうに触りながら握りながら少し俯きつつゆかりさんを上目遣いで見ています。
(身長設定公式準拠 結月>琴葉>=紲星)
演出無理でした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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冬が終わるはなし ひとつめ
お久しぶりです。
今回は冬の話のひとつ、
星は廻る(まわる)月は廻る(めぐる) 1周目についてお話します。
琴葉姉妹と結月紲星。
タイトルだけ見れば結月と紲星の話に感じるかもしれませんが、できれば先入観を取って見ていただけると幸いです。
前提として、普段琴葉に対して設定している
【茜は天才】【葵は努力家】を
【結月紲星は天才かつ努力家】【琴葉は努力すれば天才を超える】
この2点に変え存在させています。
正直話せる内容はまだ無いに等しいですが、ラストシーンの補足だけさせていただこうと思います。
チョコを渡すという行為ですが、これは今の茜自身を表しています。
本来であれば大事な(甘いもの=茜)が既に苦しい対象になっています。
けれど何よりも耐え難い存在には変わりがないため、葵は嘘をついて受け入れる選択肢を選ぶことは到底出来ませんでした。
だからこその「今は」を加えた言葉。
それが茜を傷つける意味と分かっていても、彼女は先に進むための選択を選びました。
だって過去が一切存在せず、その数少ない過去さえ溶け消えてしまったため。
ですが十数年も同じく想い続けたのは葵だけではありません。
本来であればつけ刃、メッキのような作り方で葵にチョコを作るべきではないと知りつつも、茜はそれでも過去へ縋りました。
苦いチョコでコーティング(メッキで現状を隠す、先に延ばす)行為をしてでも、未来だけでなく今も過去も含め葵との思い出を捨てたくなかったから。
ですが茜は葵を思うあまり、力を入れ過ぎてチョコを砕いてしまいます。
まるで葵を大事にするあまり、甘いものを強制して壊しかけていた自分のように。
けれど葵に対して自分が持っている大事なものはもう持ってないと自覚しているからこそ、全てをかなぐり捨てて怖くても苦しくても(今まで=関西弁)を消して必死に頼み込むのです。
茜に対しての葵の返事…それは「甘い」でした。
コーティングがなくなったチョコを葵は全て食べます。
葵は茜に本当の想いを打ち明け、茜の気持ちを受け入れる準備はできたからこその言葉でした。
まだ琴葉は少し進んだばかり。けれど確実に「一緒にいたい」という2人の気持ちは一緒に踏み出せたのかもしれませんね。
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