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パニヒダとは正教会において永眠者の為に行われる奉神礼。永眠した人が神の国に安住するために祈り、かつ永眠した人の信仰を受け継いで共に永遠の国に与れるよう祈願するものです。
前回の開催2006年11月5日から10年。今回は11月6日に行います。
横浜外国人墓地に最初に葬られたのはロシア太平洋艦隊所属のロマン・モフェトとイワン・ソコロフという海軍軍人でした。160年前のことです。開港後、横浜で没する外国人が増え、墓地は港近くから段々と山上へ向かっていきました。現在、観光コースとなっている丘の上は実は裏口ということになるのです。そのことを知る人はほとんどいません。また、関東大震災までは横浜が在日ロシア人の最多の地であったことも知る人は多くありません。
今回のパニヒダでは、埋もれた歴史に光を当て、21世紀を迎えた今日、改めて日本とロシアの相互理解と親善を深める一歩としたいと思います。
当日は、横浜ハリストス正教会の水野宏神父に執り行っていただきます。160年前、異国の地であるこの横浜で骨を埋めることになった二人のロシア軍人に思いを馳せ、草の根からの友好を深めたいと思います。
◆ 日時:2016年11月6日(日)14:00~
◆ 会場:横浜外国人墓地(当日は「みなとみらい線 元町・中華街駅 3番出口(中華街口)」で集合)
◆ お申し込み・お問い合わせ先:NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会事務局
Tel/Fax 045-201-3714
E-mail eurask2@hotmail.co.jp
その他、各種イベント、旅行、芸能、スポーツ、芸術、歴史、語学に関するお知らせなどは、神奈川県日本ユーラシア協会機関誌『日本とユーラシア』2016年9月号電子版をご覧下さい。