SEIKOH 2馬力船外機 「HYFONG A10A」とゴムボート「B3-36」の考察
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SEIKOH 2馬力船外機 「HYFONG A10A」とゴムボート「B3-36」の考察

2017-04-26 20:40


    ■SEIKOH 船外機 「HYFONG A10A」(通称:カーナちゃん)
     二馬力 水冷式 黒 2サイクルエンジン 遠心クラッチ 安全装置付き 免許不要
     Amazon29,800円
    ①ガソリンラインの不具合
     負圧ホースがデフォルトで折れて塞がっている
     恒久対策:ホースの交換・ホース長さの調整を行う
    ②ガソリンタンクの不具合
     ガソリンホース及び負圧ホースとのゴムパッキンが取れてガソリンが漏れた
     原因:ガソリンタンク内の圧力でゴムパッキンを押し出してしまう
        ガソリンタンクの厚みがゴムパッキンに適合していない
     応急対策:アルミテープで補強してハリガネでパッキンを固定した
     恒久対策:ゴムパッキンの形状かガソリンタンク形状を加工又はFPRで補強する
          ※絶対にゴムパッキンが取れないようにする必要がある
     (キャップが破損してガソリンが漏れる事例有り)
    ③水冷ラインの不具合
     リターンホースがデフォルトで折れて塞がっている、ホース取り回しに設計上の無理がある
     恒久対策:ホースの交換・ホース長さの調整を行う、ホースの抜け止め防止をする
    ④ボルトの欠損
     スターターヘッド部を押さえる4本のボルトのうちデフォルトで1本無し
     恒久対策:買ってボルト取り付ける
    ⑤スクリュー根元を固定するM5ボルト2本がデフォルトで馬鹿になっていた
     恒久対策:M6タップでねじ切って、M6ボルトを取り付ける
          液体ガスケットなどで水の浸入を防ぐのが望ましい
    ⑥折れピンが適当に取り付けてある
     応急対策:外れないようにしっかり取り付ける
     恒久対策:SUS折れピンに交換するのが望ましい
    ⑦アクセルワイヤー調整ボルトの緩み
     恒久対策:締めなおす
    ⑧排気パイプとオルタネーター兼イグニッションコイルが近すぎる
     応急対策:間にアルミ板を取り付ける
     恒久対策:断熱材などで排気パイプからの熱を防ぐのが望ましい

    改造
     オルタネーター兼イグニッションコイルをUSBファンで空冷にする

    他調整
     アイドリング回転数を少し上げた(慣らし運転が終わるとアイドリングは安定した)

    ・キャブレーターは作りが良好で国産と変わらないと感じた、チョークを使わないで始動できるので薄いとは思えない、プラグがカブったことはないしキャブ単体で不具合は無い。
    ・エンジン機関は外観は悪いが作りは良好、マシンノイズがしない点を考慮すると、ピストンとシリンダーあたりの精度は国産と変わらないと感じた、ただし排気関係の設計は無茶苦茶。
    ・パッキンなどの接合部の精度・質は悪質、恐らく組み立てはやる気の無いド素人がやっているので完成度に固体差ができる、開けてビックリな仕上がり。

    ●ガソリン供給システム
     エア負圧を送りガソリンタンク内の圧力を上げることでガソリンをキャブレーターに送る方式でこれが上手く機能しない為にガソリンの供給が間に合わない不具合時例が多いように思われる。
    ●水冷に関して
     多少水が循環する程度で十分で神経質に流量を気する必要はないと思われる、ただし錆びと防水に注意する必要がありメンテがめんどくさい、シーズンオフはバラバラに解体メンテしないと内部が錆びると思う。
    ●オーバーヒートに関して
     電装「オルタネーター兼イグニッションコイル」がオーバーヒートして機能しなくなるので、なんらかの方法でこの電装を冷やすことが連続稼動の肝になる。
    ●遠心クラッチに関して
     クラッチが入らないか70~100%パワーの範囲で速度を調整することになる、いわゆるピーキーな特性で低速巡航が非常に困難。








    ■DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) アウトドア インフレータブルボート「B3-36」
     Amazon36,690円
    ・特徴
     ①浮力満点
      水深が浅いところでも航行できる
      船内に水を満タンに浸しても沈まない
      水の抵抗が大きいく速度減する、風の抵抗が大きく速度減する
      波の影響を強く受ける、10cm波がきたら10cm船体が持ち上げられる為に速度減する
     ②風に弱い
      風が船体下部へ容易に入り込む形状と航行姿勢の為、悪条件が揃えば横転する危険がある
     ③エンジンマウントの危険性
      エンジンマウントを固定する力は船体のエア圧に依存する為、エア圧に注意する必要がある
      船体のエア圧が船外機から加わる力にゴムのように反発する為、一瞬でも力が抜けると振り子のように船外機が揺れる
      エンジンマウントの高さがデフォルトで高くなっているのは意図的で、スクリュー位置がエンジンマウント位置から遠くなると弊害が発生する恐れがある
      船体のエア圧に依存する為に最悪は破裂やエンジンマウント接合部が剥離する又は船外機が危険な角度を向く、船体が荒れた水面を進む場合や衝突した場合に注意が必要
      ※2馬力船外機の取り付けに関してメーカーは自己責任としている
     ④寿命維持
      折りたたみの仕方で表面などにキズが付く、少しでも折り目などを揃えて綺麗に畳んで、エアを抜きすぎないほうがいいかもしれない
     ⑤組み立て時間
      付属品エアポンプ使用13分+13分+3分+3分+5分=37分程度

     安価なゴムボートは船的な見た目だけであって、実状はドーナツ浮き輪に船外機付けて航行するような感想を持った、このボートB3-36で2馬力は波を上れない、波があり流れがあれば全く進めないか最悪流される恐れがある。
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