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2015-07-30 14:03
  • 2
油井さんがソユーズに乗って宇宙へ向かわれたのが数日前、私の頭に残っている言葉がある。
タイムリーでもないそんなニュースについて今更と思われるかもしれないが、生放送もBANになってしまったし、ちょっと書いてみようと思う。

紆余曲折と言っていいかどうか分からないが、正規の道ではなく宇宙飛行士になられた油井さん。
レタスだかキャベツ農家のご実家の経済状況を考えられてか、大学の学費が出る防衛大学を卒業され自衛隊に所属しつつも、夢を諦めなかったのはなんと強い心の持ち主なのだろうか。
ご結婚や育児や日々の煩雑さにかまけて言い訳をすることなどいくらでも出来ると思う。誰だって忙しいと言えば忙しい。実は私も自分に甘く、やりたいことを後回しにして口先ばかりでごまかすのが不得手な方じゃない。
美しい心を持ちたいとは思わず、今は強い心に憧れる。何にせよ生きているというのは奇跡的なことで、生きているだけで大変であるけれど、譲らない強情さがもっと自分にあればと思うのだ。

強情さと言うと、人は悪い想像をするかもしれない。人をたばかったり、人を貶めて自分だけが利得を得るような強情さではなくて、心の奥底で絶対に自分の夢や理想を曲げないで居られたらと思う。
頑固な人ほど意外と人当たりはソフトだったりして、見る目の無い私はついぞ騙され続けている。が、憧れる外柔内剛の素養を、騙され続けながらも少しづつ見習っていけたらと思う。

話が脱線してしまったw

打ち上げ後に、油井さんのお父様が言った。
「私は息子を尊敬します」
私はこの言葉にいたく感動した。

少なくとも15年以上責任を持って庇護してきた相手に、子供に、簡単に出て来る言葉じゃないと思った。自分だったら言えるだろうかと子供のいない私は想像してみたが、そんな素敵な言葉は出てきそうにもない。純粋で真摯な言葉だと思った。
人はつい、自分の築き上げてきた価値観に固執してしまうものなのに。

書きたいことがたくさんあるけれど、こうして文字に起こすのは思いの外億劫なもので、それでもこうして書こうと思ったのには理由がある。

最近私の母は足の指を骨折し、週2回以上行っていたプール通いも出来ず、自転車でうろうろと走り回ることも出来ず鬱々としていた。出来る限り買い物や出社には付き合うようにし家事もやっているが、自分の自由に出来ないというのは気がめいるものである。
そう思い、昨夜も母を連れ出して3時間ほどドライブをした。母の好きな昭和歌謡を爆音でかけ、一緒に歌う。ダイエットにもなると、それだけで母はとても喜んでくれる。本当は面倒だし、ピアノの練習だってしたいし掃除もしたい。色々お世話になっているからと仕方なく連れ出していた。
父も誘ったが面倒くさがって寝室から出てこない。
銀座へ行き東京タワーを見て皇居を一周しお台場の夜景を眺めてきた。父に、レインボーブリッジに乗るのにETCを使ったよと報告だけした。さすがにこれを払うつもりはない。

翌日、今日の昼過ぎに父が帰宅した。一言目には飯を食ったか?と聞かれ、何を食べようかと考えていたところと答えると紙袋を手渡された。サプライズだと言う。
開けてみると父がよく行く洋食屋のランチ1000円程度のお土産だった。
一人で外食するのが嫌いな父なので家で食べるつもりなのかなと思い、お父さんはご飯食べたの?と聞くと食べたと言う。
じゃあなぜ?と聞くと、老人の世話をしてくれたからだと父が言った。

本当は太ってしまうから自分で作るさっぱりした和食の方が好きだし、ご飯も多過ぎる。
食べたい気分じゃなかったかと聞かれたらそうでもないけれど、わざわざ買って帰ってこなくてもなと思う。
それでも父のサプライズが、私を気持ちよくしてくれた。
母を構うなどやってもらえて当たり前だと思っていれば起こさない行動で、やはり尊敬すべき父親だと私には思えた。

小さなことに感謝出来るのは素敵なことだと思う。どうして私は文句ばかり出てしまうのだろう。本当は尊敬しているのに、下らない事に怒ってばかりいる自分が恥ずかしい。
息子に素直に尊敬できるような、つまらないことに感謝できるような、そんな人になれたらと思う。

笑われても強情でも可能な限り、私も人に感謝し生きていく。



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「私は息子を尊敬します」両親からそんな言葉を言われたら、顔から火がでるわ!逆にこっちが両親の心配してしまいますw
74ヶ月前
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>わんわん
wwwwwww
そうゆうもんかしら(*ノωノ)
74ヶ月前
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