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続いて人間が飲食したならば、それをどのように感覚、知覚、認知するのか、その定義も含めて概観したいと思います。通常受容体の話から始めるのが一般的ですが、私は逆からのほうが理解しやすいと考えますので、逆ルートで進行いたします。
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タケモトカツヒコ(著者)
追記、修正予定です。
感覚、知覚、認知と認識を3段階に分けて捉え、一般世間的に客観的と言われる共通認識とはどのレベルで可能なのか、また共通とするために気づくと言うこと、そのためには認知レベルで発せられる言葉が必要ということが主題です。
これはウイスキーだけに限った話というわけではなく、特に芸術文化的な対象、感覚基盤で考えなければあらゆる対象に拡大可能で、客観自他間問題への根拠あるアプローチとなり得るものと考えます。
逆にこの基本的見識がないと、どうにも個々人の認知レベルでの違いが、味オンチであるとか、何でお前は自分と違うのかなどと感情を害することばかりに目が向いてしまいます。
まず私の場合はこういったことを知らずに振舞われることにスルースキルがないので、それもどうなのかとは思いますが、本書が多少なりともこういうケース減少に役立ってくれれば、自分にとってもありがたいことです。