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~デレステプロデュース日誌~ 〇月〇日「佐城雪美と黒川千秋」
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~デレステプロデュース日誌~ 〇月〇日「佐城雪美と黒川千秋」

2021-02-14 14:14
    今年もついに仕事納めの日となった。4月からなんやかんやあったが、総評すると楽しい一年であったように思う。


    今日は先方から直々のオファーがあった、黒川千秋と佐城雪美のコンビでのCM撮影である。新発売のシャンプーを売り込むのに最強の布陣だとあちらは言う。いや、間違いない。二人は先月の初共演以来、プライベートでも非常に仲良くなったようだ。もはや何も心配することはない。

    現場へは佐城チームが先に入った。我々は打ち合わせ少し長引いたため、■■を先に行かせることにした。彼のことはまだよく分かっていない部分も多いが、信頼して良いタイプの人間であると考えている。様々な職場を見てきた私の眼に狂いはないはずだ。

    ところが、私と千秋が現場に着いた時、■■の姿が見当たらなかった。まさか場所を間違えたんじゃなかろうかと電話をかけようとした矢先、今度は佐城担当Pまでもいないことが判明し、私の脳内は一時真っ白になった。控室にて佐城さんを見ていてくれたスタッフの方々には頭が上がらない思いだ。

    千秋曰く、佐城さんはとてもリラックスしていたようで、ひとまずホッと胸をなでおろした。彼女のちょっとした表情の変化も千秋は読み取れるらしく、私の知らない間に相当の絆を深めていたことが分かる。二人そろってからの空気感もだいぶ良い。ふと、笑顔がそっくりだなぁと感じられた。

    私は一つ深呼吸をして、この場は大丈夫だろうと安堵した。そして改めて、Pたちの所在を確かめるべく電話をかけようとした直後、控室のドアが開いた。

    「あ、お疲れ様です。実はCMのテーマソングを借りてきまして。これで雰囲気が掴めればと」

    ■■の手には、真っ白い盤面に手書きで『花筆文字』と書かれたCDがあった。その彼の後ろには、佐城担当Pが手刀を切って「すまん」と言いたげな顔で立っていた。

    なるほどね。

    <<契約内容>> 派遣先:(株)346プロダクション
    業務内容:臨時プロデューサーとして、所属アイドルの現場補助
    契約期間:3か月毎に更新、最長年数未定
    休日:週2日、変動制、派遣先に依存
    各種手当:派遣先に依存

    <<以下、作品の注釈>>
    *この日誌は、2020年6月21日より始めたデレステにおいて、私がゲーム内で感じたことなどを多分に脚色した「創作的プロデュース日誌」です。時系列等、事実と異なる場合がありますのでご了承ください。
    *なお(神谷奈緒ではない)、「私」はデレマスをやっておりません。その点も併せてご理解いただければ幸いです。
    *プロローグはこちら
    *ピクシブでも公開中です。
    https://www.pixiv.net/novel/series/1341160

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