• ゆっくりと学ぶ吸血鬼 第15話 参考文献一覧

    2019-09-22 10:58
    ゆっくりと学ぶ吸血鬼第15話の参考文献一覧です。

    投げ銭による支援をお受けしております。
    Osuseかユグドアが利用可能です。
    Ofuseはこちらから→https://ofuse.me/#users/5131
    ユグドアはやり方はちょっと面倒なので、こちらを参照してください


    骸骨伯爵が捏造と分かったときのうp主の反応

    動画はこちらから





    ~主要な参考文献~
    ・ ピーター・へイニング編『ヴァンパイア・コレクション』風間賢二 他・訳/角川文庫/1999年
     The Vampire Omnibus(1995年)”を邦訳したもの。ただしページ数の都合でいくつかの小説は邦訳されなかった。
     今回の題目である『骸骨伯爵 あるいは女吸血鬼』は収録されている。

    Peter Haining (author) 英語wikipedia記事
     今回の黒幕である英国の人気ホラー・アンソロジストであるピーター・ヘイニングの英語wikipedia記事。ヘイニングの数々の疑惑を紹介している。

    The Skeleton Count, or The Vampire Mistress(英語wikipedia)
     『骸骨伯爵』の英語wikipedia記事。小説の解説ではなく、ピーター・ヘイニングによる捏造の疑いがあるということに関しての解説記事。現在は作者のエリザベス・キャロライン・グレイの記事に統合され、転送されるようになった。上記リンク先は当時の骸骨伯爵の記事のもの。




    上画像は削除前の『骸骨伯爵』のwikipedia記事のスクリーンショット。
    こちらのリンクはGoogle翻訳にかけたもの。
    こちらは2017年時の記事内容をコピー取得したサイト(繋がらない時が多い)。

    El esqueleto del conde, o la amante vampiro(スペイン語wikipedia記事)
     骸骨伯爵のスペイン語wikipedia記事。
     こちらは純粋に物語の内容を説明した記事となっている。

    The Elizabeth Caroline Grey Hoax(題:エリザベス・キャロライン・グレイのデマ)
     カナダ出身の漫画家・イラストレーター、ジョン・アドコック氏(リンク先来歴)によるブログ記事。
     エリザベス・グレイの英語wikipeida記事の主な参照元。
     骸骨伯爵や作者のエリザベス・グレイが捏造されたものであることを分かり易く解説してくれている。

    アドコック氏の他の記事(題:パリの吸血鬼)
     ここでも、『骸骨伯爵』はヘイニングによる捏造作品であると解説。

    The Many Mrs. Greys: Confusion and Lies about Elizabeth Caroline Grey, Catherine Maria Grey, Maria Georgina Grey, and Others
    上記リンクは研究者専用SNSで普通の人は閲覧できない。こちらのリンクは面倒な登録なしでPDFが閲覧できます。

     アドコック氏が参照した主要参考文献その2。オーストリアの教職パトリック・スピーディング氏(リンク先・氏のブログ)による、エリザベス・グレイ作品の一連の調査結果。非常に長いが結論は、エリザベス・グレイ作とされた作品の実物には、彼女の名前は一切なかったというもの。


    The Casket(英語wikipedia記事)
     ヘイニングは『骸骨伯爵』は1828年の「カスケット誌」に収録されていたと主張。
     だが「カスケット」は、1852年6月が創刊号のものは見つかってはいるが、1828年に「カスケット」なる雑誌が存在していた形跡は一切確認できていない。
     
     Googleブックスに1826年発行のカスケット全三巻を見つけました。詳細は全然わかりませんでしたが、少なくともヘイニングが主張するカスケットでないことは確かだと思います。。

    Gespensterbuch(ファンタスマゴリア原著) ドイツwikipedia(英語記事はこちら)
    Fantasmagoriana(ファンタスマゴリアの仏訳版)英語wikipedia
    Tales of the Dead(ファンタスマゴリアの英訳版) 英語wikipedia
    Jean-Baptiste_Benoît_Eyriès(仏訳を担当した人の記事、英語版)



    ~wikipedia~
    Fashionable novel ・Henry Colburn ・Edward Bulwer-Lytton 
    エドワード・ブルワー=リットン ・ベンジャミン・ディズレーリ 
    The String of Pearls ・スウィーニー・トッド ・Sweeney Todd 
    Elizabeth Caroline Grey ・Notes and Queries ・Francis Marion Crawford 
    ハンティントン・ライブラリー 


    ~参考サイト~
    Support The Guardian
    BBC News
     共にペニー・ブラッド大手出版社社長エドワード・ロイドに関する記事
     チャールズ・ディケンズが著作権侵害でロイドを訴えたことなどが書かれている。

    ヴィヴィアン・グレイに関して解説した海外サイト

     銀のフォーク小説というジャンルであるという内容。

    銀のフォーク小説というジャンルの解説
    同上
     銀のフォーク小説に関して参照。

    Gentleman Jack(紳士ジャック)

     アドコック氏のブログ記事のひとつ。エリザベス・グレイの作品とされた「紳士ジャック」は、吸血鬼ヴァーニーの作者ジェイムズ・マルコム・ライマーが本当の作者であったという内容。

    Judith Flanders
     スウィーニー・トッドの解説記事

    New Light on Sweeney Todd, Thomas Peckett Prest, James Malcolm Rymer and Elizabeth Caroline Grey ヘレン・R・スミス著(amazon販売ページ)
     上記のジョン・アドコックさんが参照した書籍のamazon販売ページ)
     書籍の内容の一部がPDF化されており、こちらから閲覧が可能

    Joseph Conrad: Interviews and Recollections edited by Martin Ray
     エリザベス・グレイという存在を捏造した、アンドリュー・ド・テルナントの解説記事
     こちらは上記をGoogle翻訳にかけたもの

    ドラキュラ紀元シリーズの作者 キム・ニューマンの公式サイト
     ドラキュラ紀元シリーズ最新作「大怪獣 1999」の宣伝記事(ツイート
     日本amazonでも予約が始まっています。英語ができる方は読んでみてはいかがでしょうか。概要のGoogle翻訳はこちら

    ドラキュラ紀元 千の化け物 日本amazon販売ページ
     「日本に吸血鬼はいない、それが天皇の見解だ。だが…天皇は間違っている!」
     下の商品概要に上記のセリフがあるので、確認してみてはいかがでしょうか。

    上記のスペインamazon販売ページ
     「サイバーパンク、怪獣、そしてヤクザの物語が始まる!」
     上記「千の化け物」の修正前の概要が未だに残っています。(紹介したブログ

    幽霊島 平井呈一怪談翻訳集成
     2019年8月に発売された平井呈一の翻訳アンソロジー。
     幾度も紹介した最初の吸血鬼小説 ジョン・ポリドリ『吸血鬼』が収録されている。
     吸血鬼考察をするうえでは常識ともいえる作品であるので、この機会に買ってみてはいかがでしょうか。

    ~参考書籍~
    ・マシュー・バンソン『吸血鬼の事典』松田和也・訳/青土社/1994年
    ・TEAS事務所『萌える!ヴァンパイア事典』(株)ホビージャパン/2015年



    下記は、NHKBSプレミアム「ダークサイドミステリー」の吸血鬼特集の解説・レビュー動画で紹介、参考にしたもの一覧です。研究論文もありますが動画をご覧になったからならすんありと理解できるはずなので、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。

    鉄棒で封印、ブルガリアの“吸血鬼”
    ブルガリアの吸血鬼、鉄杭と抜歯の意味(共にナショナルジオグラフィック日本版)
     番組内ではブルガリアで見つかった吸血鬼とされた死体を紹介していた。その吸血鬼に解説をした記事。

    山梨大学 森田秀二名誉教授による吸血鬼解説サイト
     第13話の最後では、「雪女は、小泉八雲が女吸血鬼小説を参考にして作った可能性あり」という内容を紹介しましたが、これは森田名誉教授のサイトに参考文献付きで紹介されていたのがきっかけでした。

    吸血鬼ヴァーニーの第四章と第34章のGoogle翻訳
     吸血鬼に襲われたら吸血鬼化してしまうということが作中で語られている。

    19世紀前半におけるヴァンピリスムス -E.T.A. ホフマンに見るポリドリの影響-
     京都大学 森口大地
     以上紹介した最初の吸血鬼小説はETAホフマンの「吸血鬼の女」だったという記事で大いに参考にした論文です。

    ヴァンパイアはなぜ腐らないのか --ヴァンパイアをめぐる1730年代ドイツ語圏の学説--
     同じ京都大学森口氏による論文。ゆっくりと学ぶ吸血鬼第7話あたりの内容です。




    2019年6月に公開された吸血鬼カーミラの忠実な映画の予告編


    こちらのサイトによれば、原作も本国ではマイナーであること、有名なキャストがいないことなどから、本国ですらストリーミング配信の可能性が高いとのこと。
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  • BSプレミアムの吸血鬼特集が、期間限定でオンデマンド配信されます!

    2019-07-19 22:112
    昨日、2019年7月19日、NHK BSプレミアムにて、ダークサイドミステリー「永遠の命!?吸血鬼伝説の真相~人類は天敵に勝てるのか?~」が放映されました。
    前回の記事で、NHKオンデマンドの見逃し配信には対応していないと言いましたが、私の検索方法が悪かっただけであり、普通にNHKオンデマンド配信の対象でした。
    アカウント登録&数百円程度お金が必要になりますが、衛星放送が見れなくてもオンデマンド配信にて視聴が可能です。

    2019年8月1日までの限定配信ですので、ご興味があるかたは、ぜひこの機会を逃さずにご覧ください。ナレーターは吸血鬼アーカードの旦那でお馴染み、中田譲治です。
    吸血鬼による吸血鬼解説です。


    BSの方でも7月23日火曜日に再放送されます。


    この機会を逃すと、今後視聴できる機会はなかなか訪れないと思います。一応ダークサイドミステリーは数年後に再放送された例があり、その再放送もオンデマンド配信の対象だったことはあります。ですが数年後に再放送されるかどうかは全く未定です。
    興味のある方は、この機会を逃さないようにしてください。

    視聴されたかたは当動画を見て復習されてはいかがでしょうか



    以下ネタバレありの視聴感想





















    番組の内容は、私の動画をもっと分かり易く簡潔にまとめており、やはりプロが作ると分かり易い!
    私の動画の内容で言えば、第4話の正教会と吸血鬼の関係、第5話の吸血鬼と病理学の関係から始まり、前半30分は、第7話の吸血鬼大論争、とくにマリア・テレジアの吸血鬼対策についての解説でした。

    後半は吸血鬼文学について。12話で紹介した、ディオダティ荘の怪奇談義からはじまった。ちなみにディオダ「ディ」と誤字をしていた。種村先生の「吸血鬼幻想」から始まった誤字が未だに続いていた。

    ポリドリの吸血鬼とそれに登場するルスヴン卿の説明、ルスヴンはバイロンがモデルであること、そしてポリドリの吸血鬼から吸血鬼ヴァーニー、吸血鬼カーミラを経て吸血鬼ドラキュラが生まれていったという内容。
    吸血鬼ヴァーニーに関しては、今回番組で初めて知ったことがあって驚きました。

    私の動画でほぼ解説した通りでした。

    ゲストは、私の動画でも度々紹介させて頂いた、山梨大学 森田秀二名誉教授と、京都大学森口大地講師でした。お二人が登場するとは知らなかったので名前を見た瞬間、びっくりしたのと同時に、このお二人が講師なのかとワクワクして視聴していました。

    番組内容の解説はいずれ動画で行いたいと思います。




  • BSプレミアムにて、吸血鬼伝承のドキュメンタリーが放映されます!

    2019-07-12 21:573
    ゆっくりと学ぶ吸血鬼をいつもご視聴ありがとうございます。
    吸血鬼に関する情報番組の宣伝です。

    表題の通り、2019年7月18日(木)に、ダークサイドミステリー「不老不死!?吸血鬼伝説の真相~人類VS天敵~」が放映されます。ナレーターは、漫画ヘルシングの吸血鬼アーカードの旦那でお馴染み中田譲治です。

    番組内容は次の通り。

    人類の天敵・吸血鬼は実在した?実際の襲撃事件の実態は?“女帝”VS吸血鬼、戦いの行方は?
    「フランケンシュタイン」との驚きの秘話!永遠の命と死の恐怖の秘密とは?

    永遠に若く美しく…。人間の血で死を超越する魔物・吸血鬼。マンガや映画のイメージと異なり、東ヨーロッパでは本当に吸血鬼が人を襲う事件が続発、記録に残っていた!墓場からよみがえり、人々に死をまきちらす「生きている死体」。立ち向かったのはマリー・アントワネットの母、“女帝”マリア・テレジア。「フランケンシュタイン」とドラキュラ誕生、意外な秘話とは?現代まで続く人類と天敵との長き戦いに、終わりは来るのか?

    主に話題は二つあり、一つ目はマリア・テレジアと吸血鬼の関係、もう一つはフランケンシュタインと吸血鬼の意外な関係を解説するようです。

     私の動画の視聴者の皆様ならどんな内容か大体察することができると思います。
    マリア・テレジアに関しては、ゆっくりと学ぶ吸血鬼第7話で解説したように、最初の吸血鬼事件史であるペーター・プロゴヨヴィッチ事件とアルノルト・パウル事件から始まる、ローマ教皇までをも巻き込んだ一連の吸血鬼大論争のことで間違いありません。

     フランケンシュタインと吸血鬼の関係、これはゆっくりと学ぶ吸血鬼12話で解説したように、ポリドリの「吸血鬼」とメアリー・シェリーの「フランケンシュタイン」を同時に生み出すきっかけとなった、ディオダティ荘の怪奇談義を紹介するようです。

     以上の内容を来週2019年7月19日(木)に、BSプレミアムにて放映されますので、BSが視聴出来て且つ興味がある方は是非視聴してみてください。翌週7月23日(火)に再放送されます。NHKオンデマンドの見逃し配信には対応していないようなので、気になる方はぜひこの機会を逃さないようにしてください(一応、再々放送ぐらいなら、NHKオンデマンドでも見逃し配信した例はあるようですが、いつ配信されるかは不明です)

    【7/19追記】
    検索方法が悪かっただけでした。
    オンデマンド配信に対応していました(クリックで移動)
    アカウント取得&料金はかかりますが、動画配信されていますので、衛星放送が見れない方は、NHKオンデマンドの見逃し配信にてご視聴されてはいかがでしょうか。
    2019/8/1までですので、お早めに。
    これを逃すと、また数年後の再放送の際のオンデマンド配信を待つことになります。

    【追記ここまで】

    来週までに、当動画で復習してみてはいかがでしょうか。

    第7話 マリア・テレジアとローマ教皇までをも巻き込んだ吸血鬼大論争の解説


    第7.5話 上記の補足動画



    第12話 吸血鬼とフランケンシュタインの関係(かなり長いです)



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