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kay†666†さん のコメント

>>4
やまちゃん!
やまちゃんの本は、もう読ませて貰いましたよ♪
山中湖でサインとラジアンのステッカーも頂きました(゜∇^d)!!
No.5
126ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
                                                                               「 ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)」 書店にいくと大抵レジ前の目立つ場所に平積みで置いてある。 店員に悟られないよう、人の成功興味ねぇし的態度で斜に構えてパラパラとめくり見出しを読む。あれ?大したこと書いてないだろうと思っていたのに立ち読みがとまらない。 漫然とした現在からの脱却、自己啓発的な刺激にすっかり洗脳されいつのまにか購入。 帰りの電車で一気に読み終える。よーし!明日からの自分…何か変わった気がする。 もしこの類の成功本に出逢いたいならこの本はお勧めしない。 第一僕は、そんな本の書評なら引き受けない。そもそも他人の成功例を知ることは人生に必要だろうか。結果、上手くいった事実があるのだから当然説得力はある。だが、そこまでの紆余曲折のプロセスを割愛してるものが多く、当事者の記憶違いもあり、時に美化して表現されているとなると、都合のいい情報の列挙でしかない。 天の邪鬼な性格からか、他人と同じことをしていては存在の意味がない、そう信じて生きてきた僕の持論。 成功は情報では得られない、体験で得た感動が全て。他人がそれを成功と呼ぶだけ。 ならばなぜ紹介したいのか? それはこの本が「成功するためのビジネス書」ではないから。 この生き方、うかつに真似すると危険です。たぶん成功しないでしょう。 でも知ってほしい、何より川上量生という人間が好きになるはずだから。 いささか気持ち悪い表現になってしまったが本心だ。 僕の知っている川上さんは、自己アピールが下手な恥ずかしがり屋、 もちろん頭はいいが、天才や超人のように近づきがたい雰囲気はみじんもない。 一見どこにでもいるごくふつうの人。 その等身大が垣間見える文面に、改めてこの人の魅力を伝えたいと思ったからにすぎない。 特に象徴的なのは成功例として紹介されている「ニコニコ超会議」発案についての章。 大赤字になった無謀企画の全貌は、僕自身もかなり近い場所で関わっていたので、まさにこの内容に嘘偽りはない。むしろ、ここまでオープンに書き記して会長職として如何なものか?というほど詳細に書かれている。読み進めていくうち真似ができる生き方ではないことに気づく。 リスクだらけの企画に、勢いだけで乗り切ろうとする一見ダメな大人達が孤軍奮闘して、のちに成功という評価を他人から頂いた、結果そうなったということ。 この本の面白さは、その答えにたどりつくまでにいくつも危うい性格の自身が登場してくるところ。本音の言葉は人を惹きつける「人生の中で最大級の心残り、本当は起業しないでゲームをしていたかった」なんて、上場企業の経営者が公然と言うものではない。 だが、己の影響力を考えない発言もまた人間臭くていい。 そして、もちろん社員や仲間達も当然ながら会長のひらめきやむらっ気を知っている。 熟知しているスタッフ数人が具現化してくれるのを彼は静かに待つ。 この信頼関係こそが、前代未聞のイベントを成功に導いた原動力。 失敗に終るかもしれない思いつきを、大胆な決断力で常に結果を出してきた強運の持ち主。 世のリーダーと呼ばれている人でも、なかなかこの域に到達できている人は少ない。 先の読めない危うい言動、されどいざという時の実行力。 これが皆に愛されている理由なのだろう。 著書の中にこんな一節がある。 「新しいことをやるときには人に説明しない」 この強烈なまでの信念に「さすが起業家、トップは違う」「リーダーたる所以」などと感じるかもしれないが、それは早計。 決して独裁的指導者ではないし、そもそもいつだって別に饒舌ではない。 彼女がいることも、結婚することを伝えられたのだって突然だった。 上手く説明できないくらいなら説明しない、という潔さは個人ならさほど問題にはならないが、集団組織となれば正直迷惑な話。 信じ合っていれば言葉はいらない的な青臭い感情でないのは承知のうえだが、それでもやっぱり僕が好きになる人は、意図があって説明しないより不器用で真意を説明できないくらいのほうが魅力的だ。 この人のために何かしたくなる、そんな伸びしろを臆面もなく見せてくれる性格。 そして環境を与えてくれる心の器。 完璧主義でも合理主義でもない、感動が大好きな夢多き人。 彼のようになりたい、そんな人に出逢いたいと思ったらこの本を読んでみるといい。 絵空事のようなことを具現化するために、必要な人生のムダな経験がここに書いてある。 もちろん僕もこのムダが大好きなひとり。 おかげで今、とても楽しい仕事をさせてもらっている。動画のサービス会社でありながら映像のないラジオを始めると決めたときも、きっと人に説明しなかったに違いない。 だからこそ実現できた唯一無二の番組。 そして、これからもまだまだ共に新しいことをしていきたい。 「人生に影響を与えられるものづくり」大いに賛同します。 最後に老婆心ながら、夫婦円満の秘訣。 奥様にだけはこの信念を曲げて、大事なことは言葉でも説明したほうがよろしいかと。 ニコラジDJ やまだひさし
やまちゃんねる通信
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