「嫉妬」で人生を台無しにしない方法
嫉妬は怖い。
嫉妬と言えば「女のもの」という人もいるけど、いやいや「男の嫉妬」も中々に面倒だ。
女の人の嫉妬の構造は僕ら男にはわからないのかもしれない。
でも「嫉妬に苦しむ男」の事はよくわかる。
何しろ僕自身長いこと「嫉妬」に苦しんできたし、嫉妬に苦しむ友人の話も散々聞いてきた。
「なぜあいつばかりが・・」
なんていう思いに苦しんでいる人は今も多いと思う。
ところが世の中には「嫉妬」をしない男もいる。
それがヤンサンの「おっくん」だ。
【嫉妬まみれですわ】
今回のヤンサンは「おっくん生誕40周年記念放送」
その中で「おっくんのいいところを5つ言ってみよう」というコーナーをやった。
僕はそこで「おっくんは嫉妬しない」という話をしたのだけれど、おっくんは「自分は嫉妬から人生が始まっているんでそんな事はない」と言った。
どうやらおっくんは子供の頃、弟が生まれた事で家族の愛情が全て「弟」に奪われた経験があるらしく(そう感じたらしく)それ以来自分は「嫉妬の人生」を生きているというのだ。
このおっくんが言っている「嫉妬」は、自分に向けられるべき愛情が他の誰かに取られてしまうのが嫌だ、という種類のものだと思う。
【上か下か】
確かにそういう種類の嫉妬もあるけれど「年収、学歴、付き合ってきた女、家柄、住居、出身地」など、様々な事で「あいつより上か下か」とやり合う、という種類の嫉妬もある。
自分と同じくらいのステイタスの人間を勝手に「ライバル視」しては相手の出世などにイライラする。
こういう種類の嫉妬に苦しむ男の方が多いと思う。
ところがおっくんには「そういう所」がまるでない。
幼馴染やら後輩などが仕事で大出世したり、何倍もの収入を得ていても何とも思っていないように見える。
何でだろう?
僕は1つの結論に達した。
【ネタバレにキレる男】
おっくんはネタバレを嫌う。
自分が観た後だと平然とネタバレ発言をするくせに、自分が観る前のネタバレにはとにかくうるさい。
これはどうも「主人公と同化して映画を観る」という彼の性質から来ているらしい。
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興味深く読みました。
そのおっくんの感受性って、のび太の結婚前夜でのしずかパパによる青年のび太評そのものですね!
小学生時代の本編のび太にはそんな感受性は微塵も感じられませんが、青年のび太はおっくんのように
成長していたのですねえ。