101:38
山口組三代目
再生
660-
コメント
2 -
マイリスト
13
ここなんて言ってんの 桃さんここでも・・・
大正3年、徳島県の寒村に生まれた田岡一雄は、幼くして両親と死別、神戸の叔父・河内和四郎にひきとられて育った。高等小学校を卒業した一雄は、川崎造船に見習工として入社したものの、仲間をかばって上役を殴ったことから、飛び出す羽目になる。無為な日々を過ごしていたある日、同級生であった山口組二代目山口登の弟秀雄と再会し、山口組ゴンゾウ部屋に連れて行かれた。人足小頭からバクチと女の手ほどきを受けた一雄は、福原遊廓で因縁をつけてきた巨漢を指技で倒したことから、この必殺技会得に熱中する。 喧嘩の強い一雄の存在は、ゴンゾウ部屋でも一際目立つようになり、“クマ”の異名を取るようになった。無鉄砲な一雄に目をつけた二代目は、舎弟頭の古川に一雄の身柄を預けた。三下修行は子供の頃の苦労に比べればたいしたこともなく、またたく間に二年の月日が経った――。1973年公開 (C)東映