山下駱駝ブログ
声優の山下大輝さん、ライトノベル作家の駱駝さんによるトークバラエティ番組「山下駱駝 Season1」の最終回(5月10日19時から生放送)。
その終了後のインタビュー後編です(前編は【こちら】)
引きつづきメールでお寄せいただいた質問に、可能なかぎりお答えいただきました!
番組のアーカイブは【こちら】からご覧いただけます。
番組はいったん終了しますが、アーカイブ配信はこのまま残ります。
「山下駱駝 Season1」ラストインタビューの後編。その後に、ちょっとだけおまけもあります。最後の最後まで、お楽しみください!
(取材・文:かーずSP)
■買って失敗したもの/朝すぐ起きられる方法は?
───プーさん大好きさんから
「私は、先日夕方から雨が降ると知りながら傘を忘れてしまい、傘を買ったはいいものの結局使うことはありませんでした。
お2人は、買ったはいいものの使わなかった。また、買って失敗したものなどありますか?」
山下「腹筋ローラー! 一回使って『つらっ!』ってなって、もう使ってない……」
駱駝「はははは。腹筋ローラーは最初に手を出すもんじゃないと思う」
山下「『簡単にいけるぜ』みたいなことが書いてあったのに……」
駱駝「さすがに膝ついてやったよね?」
山下「膝ついてやった。でも一回目でブチギレですよ(笑)
一往復やって『お前とはサヨナラだ……』って、続けられる自信がないとすぐに悟りました」
駱駝「ちなみに私はアームバー。胸筋を鍛えるんだけど、どうしてもうまくフォームが決まらなかった」
───2人とも筋トレグッズという共通点がありました。次に、ひわたこさんから
「私は、今年就活なのですが、就職をしたら一人暮らしをしようか迷っています。
いちばん不安なことがあります。それは、朝起きれないことです。目は覚ますのですが、中々起きれず、母に引っ張って起こしてもらっています。
お2人は、朝は強い方ですか?2度寝をしそうな時の対処法があれば、是非教えて欲しいです。よろしくお願いします」
駱駝「起きなきゃいけないって、ちゃんと自覚を持っていると起きれる」
山下「アラームをつけまくる。8時に起きるんだったら、7時45分、7時50分、8時って3つ4つくらい分刻みで設定する」
───どれくらいで起きれるんですか?
山下「わりと最初の一回目で起きられちゃいます。
うるさい音が次も流れるんだったら、今のうちに起きとくか……みたいに考えるのはどうでしょう?
だって、うるさい音で安眠を妨害されるのが一番イヤじゃないですか。だから心地いい音よりも、不快な音に設定したり」
駱駝「それで言うならスーパーライデン!」
集合住宅だと苦情必須だと評判の、超うるさい目覚まし時計です。
山下「あれ、ヤバいらしいね。でもあの爆音で死んじゃうんじゃないか心配。心臓がすごいびっくりするから」
駱駝「でも慣れれば大丈夫」
山下「慣れる前に死んじゃうから! 今後は小鳥のさえずりで起きられるようになりたい……『ディズニープリンセス』のように自然に囲まれて(笑)」
駱駝「あと簡単な方法は、暗い部屋で、誰かにすぐそばに立ってもらう」
山下「超死んじゃうって!(笑)」
■20代のうちにやっておくべきことは?→スキルを磨く、資格を取る
───ももちゃんさんから
「来月の25日に、26歳になります。25歳の時点で既にアラサーという枠にはなっているのですが、来月からさらに、20代後半というくくりにもなると思うと、いろいろ焦ってしまってます。
人生の先輩である大輝くんと駱駝さんに、20代のうちにやっておくべきことや、やっておいて良かったことなどお教えいただけたら嬉しいです」
山下「僕も『20代も、もう終わりだな』『20代のうちに何かやろうかな』とか思っているうちに30歳になってました」
駱駝「転職に役に立つ資格や、副業に役に立つスキルを勉強するのはいいよ。
例えば動画編集のスキルを身につけておけば、YouTubeのバイトとかでお金が稼げるから」
山下「動画編集のスキルを持ってる人は羨ましい。今ほんとに需要すごいもんね」
駱駝「そうそう。女性は特に……という限定した言い方は良くないし、誤解しないで聞いてほしいんですけど、出産や子育てで職を離れるパターンが多くて、元の職場に戻れないパターンもある。
家でスキマ時間を使ってお金を稼ぐスキルを磨いておくのも、一つの手段ではあります」
───手に職は大事って言いますからね。
駱駝「だから30歳に限定した話じゃなくて、35歳とか、もっと先の人生になっても、お金を稼げる資格やスキルを取っておくと楽なんじゃないかな」
■東京のお薦めスポットは?→東京駅にかぎらず、その土地の玄関口へ
───めいさんから
「おふたりが帰省する際にこれは買って帰るというものや、東京へ来たら、ここのお店に行くべきという場所があれば教えて欲しいです!」
山下「東京駅って食べ物で何でも揃ってるのよ。東京駅にしか置いていない、東京駅限定の食べ物が結構あるんですよね。
お菓子だけじゃなくてレストランも多くて、東京駅には東京のすべてが詰まってるんじゃないかなって思うくらい充実してます。
新千歳空港にも同じことを感じましたので、その地域の玄関口には、選ばれたお店が並んでいるんだと思います」
駱駝「わかるわかる。新千歳空港にある回転寿司が超うまかった!」
山下「東京駅も玄関口だから、東京から選りすぐりのお店が店舗を出しているってことじゃないかな」
■さわやかハンバーグに行ったあと、お薦めのスポットは?
───お二人から、げんこつハンバーグのメールが届きました。
ももちゃん𓄯𓌉𓇋 さんから
「私ごとなのですが、先日念願のさわやかに行き、げんこつハンバーグを食してきましたが、見た目のインパクトとハンバーグの美味しさにパワーがみなぎりました🍖」
山下「行ってくれたんだ!」
───らむさんから
「今度、静岡にさわやかのハンバーグを食べに行こうと思うのですが、他にもグルメやおすすめの観光地などあれば教えて欲しいです!(浜松高丘店にハンバーグを食べに行くつもりなので、その周辺でお願いします!)」
山下「佐鳴湖という、世界ランキングに入るくらいの汚い湖があります」
駱駝「本当にお薦めしてる?(笑)」
山下「いやマジで! 本当に魚が死んでいて、カラスが死骸をついばんでいたり……でも僕たちの遊びスポットだったから、ザリガニを釣りに行ってました」
なお近年は、クリーン作戦によって佐鳴湖の水質改善が進んでいるとのことです。ただし、それでもきれいな湖と呼ぶには、ほど遠い水質だそうで……。
山下「ぜんぜんお薦めじゃなかったですね、思い出の場所ではあるけれど(笑)。
浜松高丘店からだとちょっと遠いんですけど、足を伸ばしてもらって、浜名湖付近に行くと、うなぎ屋さんだらけなので、立ち寄って食べる価値はあるんじゃないでしょうか。
その付近のうなぎ屋さんに入れば、東京のめちゃめちゃ上位ランキングに入るぐらいのうなぎが、リーズナブルな値段で食べられます」
駱駝「それは間違いないだろうね」
山下「本当にめちゃめちゃ旨いから! 都内で高いお金を払ってうなぎを食べたら、浜名湖のお店ほどじゃなくてショックだったことがあります……」
駱駝「旨さの質が違う気がする。素材がうまいのが静岡で、料理人ががんばっているのが東京ってイメージがする。やっぱり素材では地元には勝てないから。
北海道の寿司、長野の蕎麦も似たようなもので、名産地では、どこに入っても基本うまいよね」
■次がある時は、進化系ダラダラをお見せしたい
───それではチャンネル会員の皆さんへ向けて、最後のメッセージをお願いします!
駱駝「1年とちょっとの間、ありがとうございました。また始まった時はよろしくねー!」
山下「ダラダラとついてきてくださった皆さん、本当にありがとうございました!
本当にダラダラとした番組だったんで、次がある時は、もっとダラダラした、進化系ダラダラをお見せできればなって思っております(笑)
こういう番組なので、ほんと気が向いた時に思い出していただくくらいが、ちょうどいいのかなって。
アーカイブも残りますので、ふと思い立った時に『またあのくだらないのが見たいな』って思ってくださった時にでも視聴してください」
───過去の放送が見たくなった月だけ、スポットで会員に入ってもらうのもいいですね。
山下「そうですね。職業柄、普段ダラダラできなくて真面目に働いてる方も、いっぱいいらっしゃると思います。そういう方には、ダラダラの栄養素を、この番組で満たしてもらえれば御の字でございます」
───この「山下駱駝」は、いつもピシッとしている山下さんのラフな姿も好評でした。
山下「普段がんばってる僕を見てくださってると思うんですが、こんなダラダラな仕事もあるんだな、みたいなゆるい感じに思ってもらえたら(笑)」
───山下さん、駱駝さん、今まで一年5ヶ月間ありがとうございました!
■おまけ~アフターエピソード~
最後のインタビューが終了しました。ですが駱駝さんと山下さんのゲーム雑談も盛り上がりましたのでレポートします。
山下「最近『マーダーミステリー』っていうゲームを遊んでる。すごい時間がかかるゲームで、ショートのやつでも2時間がかかった」
※「マーダーミステリー」は、複数の人たちで遊ぶアナログゲーム。参加者は物語の登場人物となって犯人を探し出し、犯人役は逃げ切ることが目的です。
駱駝「あれ、面白い? みんなで物語を作っていくやつだよね」
山下「そう。4人で遊んでるんだけど、もう頭を使うんで超疲れる(笑)」
駱駝「山下なら、ふざけてムダに演技を入れたりしてない?」
山下「キャラ付けをして余計なことを言いすぎるから、みんなを惑わせてしまっている(笑)
バックボーンを作りこみすぎちゃってて、身の上話をし始めて、それが公式の情報なのか僕の作り話なのか、みんなを勘違いさせちゃう」
駱駝「いい迷惑だな!(笑)」
山下「でもみんな、それが楽しくてやってるところがあるんだよ。一緒に遊んでる人も全員役者だから、みんな乗ってきてくれたりする」
そうこうしているうちに、駱駝さんがタバコ休憩に立ち去ります。
駱駝「じゃあタバコ吸ってきまーす!」
───本番前に吸ってきたばかりなのに(笑)
駱駝「2時間『も』前ですよ?」
山下さんは、スタッフさんたちとガトー・エシレ ナチュールの感想戦で盛り上がっていました。
山下「めっちゃバターじゃなかったっすか!?」
カメラ担当「思いの外フワフワしたバターでした。バタークリームって普通は砂糖の感じが強いんですが、これはそうじゃなかったです、クリーム感が強いというか」
山下「そう! バターの脂っぽさが、ガッと口の中に広がって、侵略される感じがしました!(笑)」
カメラ担当「あまり食べてないにもかかわらず、味が濃くて超満足しました」
山下「とても良い経験になりました、ありがとうございました!」
ここでカメラ担当さんによる、前回に引き続いての「俵ハンバーグのドンキホーテ」のアピールが始まります。
カメラ担当「ぜひ長野のドンキホーテも食べてください」
山下「長野、行きたいですねー! 長野の仕事があれば絶対いくんですけどね、長野の仕事を入れてもらわなきゃ(笑)」
タバコ休憩から戻った駱駝さんも、帰り支度を済ませて合流します。
駱駝「東京以外の仕事だと、どこが多いの?」
山下「やっぱり大阪、名古屋、福岡、北九州の小倉とかかな」
駱駝「じいちゃん家が福岡だったから、明太子とか旨い」
そこでカメラ担当さんが、山下さんが手に持つ紙袋を指さします。
カメラ担当「ここの前のお仕事が○○(ゲーム会社)さんだったんですか?」
その紙袋には大きく、会社名のロゴがデカデカと書かれていました。
カメラ担当「紙袋に名前シールが付いてるので、外に出る時に、ちょっと気をつけた方がいいかも……」
山下「あっ! ホントだ、気づかなかった!(笑)」
駱駝「それ、わざと貼ってたんじゃないの?」
山下「違う違う、気づかなくてこれで普通に歩いてた(笑)」
そこでエレベーターが到着して、ご退出されました。
山下、駱駝、マネージャーさん「ありがとうございました!」
エレベーターの扉がしまるのを眺めながら、お祭りが終わってしまった後の寂しさに包まれました。
しかし、これでお二人の姿が見られなくなるわけではありません。
山下さんはアニメ、ラジオ、イベント、新曲など、今後もマルチに活動されるでしょう。
駱駝さんはライトノベルや他のメディアなどで作品を発表していくでしょう。
二人のお仕事が順調だからこそ、前向きな一区切りになったわけですから。
「山下駱駝」の特番やSeason2の復活を心待ちにしつつ、山下大輝さん、駱駝さんの活動を応援していきましょう!
山下大輝さん、駱駝さん、スタッフの皆さん、チャンネル会員の皆さん、ありがとうございました!!
「山下駱駝」が復活するときには、またみんなで再集合しましょう! ではまた!
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コメント
コメントを書くどうも、これまで楽屋裏レポやインタビューをしてきましたかーずSPのかーずです。これまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!ぜひまた復活の際には、ここに集まりましょうね。
かーずさん、ブロマガの更新お疲れ様でした☺️
毎回毎回ブロマガから、山下さん、駱駝さん、ゲストの方、スタッフの方から…と、いろいろな有益な情報、飾らないプライベートな会話、お便りへのアンサーとして、お二人の考え方や、物事への向き合い方…
ブロマガでは、配信とはまた違う角度の、お二人の素敵な姿を、文章と画像とでてんこ盛りに提供して下さり、本当にありがとうございました😊本編ももちろんのこと、このブロマガでしか見れない、お二人やゲストの方の一面を垣間見れるのが本当に毎回楽しみでした!
どちらも一旦終わってしまうのが寂しいのですが…また復活の際はブロマガよろしくお願いします✨楽しみにゆるーく待っております☺️
>>Ryooko様
かーずです、これまでお読みくださり、ありがとうございます! 番組本番での、山下さんと駱駝さんのざっくばらんなトーク……打ち合わせでもけっこう、あのままのノリで、仲良く喋られていました笑 そんな飾らない、素の山下さんと駱駝さんが伝えることができたんじゃないかなって!