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まいど屋の広告文が良かった
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まいど屋の広告文が良かった

2013-12-10 08:48

    まいど屋


    上のサイトには『今月の特ダネセール』というコーナーがあるんだけど、広告文がすごかった。いろいろなスタイルがあってスベってるのもあんだけど、七五調で書かれているのが素晴しい。

    七五調っていうのは、七文字、五文字で文章を作ってリズミカルにする技法で、七五調で書かれてたのを引用すると下記の通りです。
    危険な現場で命を張って、神と呼ばれたこのオレも、ヤキが回れば動きも鈍る、足を滑らせ大ケガし、今日もリハビリ車椅子、全ては世のため人のため、涙おふきよまいど屋が、そっと差し出す安全靴
    何でも激安まいど屋の、正直顔した裏の顔、人のことなど考えず、ひたすら値段を下げ続け、売るだけ売って知らん顔、今まで買ってた人からの、苦情クレームお構いなし、あとは野となれ山となれ、体以外は何でも売ります

    日本っていう国には、基本的に音楽はあんまりなかった。今流れている音楽はというと、西洋の音楽が輸入されてから出来たジャンルがほとんどです。そのかわりなんでもかんでも七五で読むっていう文化と歴史があって、みんなが知ってるものだとオッペケペ節というのがあります。
    ままにならぬは 浮世のならい 飯(まま)になるのは 米ばかり
    ア オッペケペーオッペケペッポー ペッポッポー
    こういうのに節を付けて強引に唄う。

    みんなが興味ないものだと、滑稽阿呆陀羅経みたいなジャンルがあって、大正くらいの作品だとこういう感じです。
    当世気質のその中で 海老茶式部(女学生のこと)のハイカラは いろは習って 字(漢字のことね)を忘れ いろ(男女関係ね)で苦労をすずり石(シャレです) くだらぬ小説(この時代、小説は基本的に下等文化扱いされていました)読みかじり
    いろは歌のいろはと色恋の色はをかけてたりして、なかなか面白いですね。

    この作品は阿房陀羅經海老茶式部っていう題名で、この後もずっと続くんですけど、まあこういう感じで、オッペケペ節もそうなんだけど、流行の言葉を入れて七五調で歌いまくる。

    それでまいど屋さんの広告に戻るわけですが、なかなか不思議で魅力的な文章です。
    通販なんかは邪道だと、啖呵を切ったこのオレが、密かに悩んだ一年間、地元の店に通い詰め、結局貯金がなくなった、やっぱり特ダネ買っとけば、こんな苦労もしなかった、これが最後のチャンスだと、恥を忍んでまいど屋へ、終わりよければすべてよし、男が最後につかんだ幸運は12月27日まで

    一番近いのは歌謡曲のナレーションなのかな?とにかく僕は好きな感じです。
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