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ニート引きこもりのための350000冊
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ニート引きこもりのための350000冊

2014-04-04 10:18
  • 5

ニート引きこもりのための100冊リストは存在しない

この時期になると、新入生におすすめする100冊というようなリストが出てくる。ところがニートや引きこもりのためのリストが、作製されることはない。

引きこもりとニートの総数は80万人以上、新入生の数は60万人程度である。数としては引きこもりニートのほうが多い。5月あたりに引きこもりニートに入学する新入生を考慮すると、その差はさらに広まる。にも関わらずニート引きこもりが読むべき100冊リストは存在しない。なぜなのだろうか?

まずは感情的な理由である。新入生は輝かしくフレッシュだが、ニートや引きこもりは全体的に小汚い。誰もがニートや引きこもりよりも、新入生を応援したくなる。

もうひとつ商業的な理由も考えられるだろう。ニート引きこもりよりも新入生はお小遣いを持っているため、本を購入する可能性が高い。一方のニートや引きこもりは、菓子食ったら金が全てなくなり本を買う余裕などない。ニート引きこもりをターゲットにリストを作ったとしても、利益など見込めない。

この様な理由から、ニート引きこもりのための必読リストは作製されない。

しかし時間に余裕のない新入生と違い、ニート引きこもりは大量に時間ある。時間があるから無限に読むことが可能であり、読む気にさえなれば100冊読んで大満足の新入生の知識などは、余裕で凌駕することができる。

それだけでなく時間のあるニート引きこもりならば、3年で新事実を発見できる状態になる。

ニートや引きこもりたちが延々と読み続けることによって、日本文化が著しく発展する可能性すらある。

目標とする状態と必要な期間

近代デジタルライブラリーでは、350000冊の文書が無料で公開されている。この350000冊の中から、新事実を発見できる状態を目標としている。

期間は3年程度である。

実行可能な人

  • 粘着質である
  • 時間が異常にあり暇
  • 日本語がギリ読める
ニート引きこもりに限らず、異常に暇な職場で働いている人も可能だと思う。

なぜに明治大正なのか

特定の分野を無料かつネットを使って調査する場合、知識の限界値はネットに存在するその分野に関する全資料である。限界値が低い分野であれば、ネットで検索するよりも、本を数冊読んだほうが早くて深いということになりかねない。

ネットで新事実を発見しようとするのであれば、人間では読みきれない程度の資料がネットに存在する分野を選ばなくてはならない。

上記のような理由から、ここでは明治と大正三流文化の資料をお勧めする。

無料で読める資料(本)の種類は、著作権の保護期間と深い関係がある。作者の死後50年たつまでは、文書は無料で公開されない。つまり現時点では著作権の切れた最新文書は、1964年に書かれたものだということになる。しかし死ぬ間際まで書き続ける人間というのは少ない。1960年代に書かれた無料の文書というのは、ほとんどネットで公開されていない。終戦直後でもかなり少ない。

無料で公開されている資料の量を、イメージ化すると下記のようになる。幕末の資料が少ないのは、単純に出版点数が少ないからである。



資料の数が少ない時代というのは、やろうと思えば存在する当時の文献を全て読める時代であり、研究も進んでいる場合が多い。だから素人は入り込むことが難しい。

そんなわけでマスメディアが登場する日清戦争から戦前あたりが、最も新事実を発見しやすい時代だということになる。

もう一つ先行する人々に対し、今から調べる人間にとって有利な点がある。実は我々よりも先に、機械が書籍の一部分を読んでくれている。機械によってタイトルや目次がインデックス化されているため、検索すれば適切な書籍が出てくる。これを認識しておくと、過去の人々よりもかなり有利に調査を進めることが出来る。

どの程度のものを発見できるのか

私が最近発見した事実に、ピーターパンの日本初訳がある。

2009年の時点の研究者たちの認識は、ピーターパンの初訳は大正一一年の楠山正雄によるものだということになっているのだが、記事にあるように萩原朝彦によって大正4年に出版されている。児童文学は特有の問題を抱えていて、万年太郎を認識してはいたが黙殺していた可能性もあるのだが、別の話になってしまうため、ここでは割愛することにして、とにかく万年太郎がピーターパンの初訳であることは事実だ。

万年太郎の記事では、あえて初邦訳であると明言しなかったのだが、1000程度のアクセスがあったものの、ピーターパンの初訳だという指摘は皆無だった。この様に発見しても、誰も興味がない。だから張り切って発表する気にもならないし、そもそも発見しても、メリットはない。自分だけが知っていることは増えていくだけだ。

ただし
発見するのは気分がいいし、暇潰しにはなる。

3年かけて範囲を狭めていく

次のような順序で訓練をしていく。
  1. まず雑に全体を把握
  2. 雑に把握した25%程度の部分を少しだけ丁寧に調べる
  3. 少しだけ丁寧に調べた部分の1割くらいを丁寧に調べる

下図のように、範囲を狭めていくというのが訓練の流れだ。


それでは具体的な方法について書いていこう。

青空文庫の活用

1年目は青空文庫にある小説を中心に、500冊分程度の文章を読むことに費す。

これは自分の好みの資料を選ぶための訓練である。大量の資料の中から必要なもの、好みのものを選ぶというのは、なんでもないことのように思えるのだが、実はものすごく難しい。

青空文庫は手に入れやすく、読みやすい資料しかないため、なにを読んでも一定の品質が保証されている。だから選ばずに読むことが出来る。

読み方のコツとしては、分からない文字は飛ばす。そのうち分かるようになる。かなり雑で良いから、とにかく読む。丁寧に読んだところで、今の段階ではたいしたものは得られない。

小説を中心に読む理由は、作者によって時代がイメージ化されているからだ。自分の頭を使わず済み、多く読むことができる。

さらに青空文庫は電子化されているため、読む速度を上げることができる。書籍1冊300gだとすると、500冊の総重量は150kgになる。これはかなり重い。ページめくりにしてもそうで、一冊200ページならば、年間10万回ページめくる必要がある。大量の書籍は肉体的に疲労させる。電子化されていれば、こういった疲れはない。紙で読むよりずっと速い。

この作業で戦前から明治あたりまでの時代がイメージ化され、自分の好みを持つことができる。

近代デジタルライブラリーを読む

1年読み続ければ青空文庫は卒業で、2年目は近代デジタルライブラリーを使って遊び続ける。すでに青空文庫で自分の好みが形成されているため、いくらでも読みたいものがある状態になってる。

残念ながら近代デジタルライブラリーは、人が快適に読めないように作ってある。だからファイルを、ダウンロードして読むしかない。

青空文庫と違い、こちらはかなり読みにくい。普通の人は1年200冊程度が限界だろう。

近代デジタルライブラリーを中心に調べていく

ここまでくると自分の興味が明確になってるので、ずっと調べ続けることが出来るし、永遠の暇を潰し続けることもできる。

具体的な遊び方も、少しだけ書いておこう。近代デジタルライブラリーで、馬賊を検索すると135件の結果が出てくる。



馬賊は比較的人気のある分野だが、検索結果に出てくる書籍を全部読んでる人間は、今の日本にはあまりいない。全てを読んだら馬賊については、日本でもかなり高いレベルになれる。

しかしながら近代デジタルライブラリーにない資料も大量にあり、本格的に馬賊の実態を調査している人に対してはかなり分が悪い。そういう場合はどうするのかといえば、フィクションの馬賊像というように、さらに範囲を狭める。そうすると必ずなんらかの新発見をすることができる。

ちなみに近代デジタルライブラリーにない資料を買うと、100円から数十万くらいかかる。図書館にも市場にも存在しないものもあるため、全て揃えるのは難しい。所詮は素人の遊びなのだから、そこそこで我慢するのがお勧めだ。

まとめ

これはあくまで最短で発見できる方法で、漢文やら古文の知識がなければよく分からないことも多い。三流小説の文体について調査するなら、芝居や芸事の知識も必要だ。芝居については私自身もサッパりなので、未だに困ったりもしている。

さらにこれはあくまで変則的な学習で、きっちりと教育を受けた研究者とは大きな差がある。変則的な学習をした人間は、他人がどの程度まで知ってるのか分からない。数年前に比べると多少はマシになっているものの、現状では無料だと文系の論文はほとんど読めない。研究者のコミュニティーにも入っていないため、完全に楽しみのための暇潰しになる。

そもそも過去の文書から得られる新発見というのは、かってはみなが知っていたことばかりであり、人類が忘れてしまったことを思い出すという作業にしかすぎない。だから得られるメリットとは、暇潰し程度が妥当だと私は思っている。


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まずは自分が読んでからものを言え糞ブロマガ
つまらなすぎて反吐が出る
89ヶ月前
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ひきこもりを更にひきこもらせてどうするwまだ「1日2時間の散歩をしよう!」とか言ってる方がマシw
89ヶ月前
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山下さんは実践してるし、山下さんなりの引きこもりやニートの時間の上手い使い方を、書いてると思うのですがコメント欄が荒れてますね。
89ヶ月前
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米欄の過剰反応に笑いました(´^∀^`)
88ヶ月前
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まあ、暗に働けっていってるのよ。
で、働きもしないでうんこ製造してるくらいなら知見を深めろよ、と。
しばしばニートと無職の境は曖昧にされがちだけれど、本来のニートの定義を思い出すと、どんな心ない中傷をされても言い返せない人種だと思うよ。
87ヶ月前
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