東方戦車道に関して頂いた質問
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東方戦車道に関して頂いた質問

2018-07-15 15:03
    先日、関係者より東方戦車道に関しての質問を頂いたのですが、一般視聴者にも同じように思われてる方が多いのではという内容でしたので、ここで共有させていただきたいと思います。
    掲載の許可は頂いております。

    以下、

    ■質問項目

    質問内容

    >返答内容

    の構成で記載します。



    ■副官を置かないのは何故なのでしょうか。

    東方戦車道には「助監督」が見当たりませんでした。
    車長も砲手も操縦手も兼任では無理が生じるのは明白ですし、お持ちのサークルのお仲間や
    優秀な製作者さん達を集めて制作されていらっしゃいましたので少し不思議でした。
    もちろん自分で大部分の事をやりたいと思うのは当然ですが、大所帯になればなるほど
    自分の作りたい物の理想から離れていくという現象もありますし、不整合性を正してくれる、
    と言うより作業に専念できる様に雑用を担う副官がいても良いのではないかと思っていました。
    良い王には良い参謀がいてこそですし。

    副官、助監督というのは時に監督と同等の仕事をするわけですが、ことギャラの出ない制作である東方戦車道において、
    企画者の私と同じぐらいの熱量と時間をつぎ込んで作品に関与することができる人間ははっきり言って居ないというのが理由です。

    現状最も多くの時間、ほぼすべての分野でコミットしてくださっている戦部さんがおよそ副官に近いポジションにありますが、
    やはり全ての最終的な権限は私にあると言っていいでしょう。

    あくまで私個人の制作に、沢山の方に協力いただいているという関係性は保っておきたいという理由もあります。
    沢山の意見を頂きつつ、最終的な私の好きは通すというスタンスを貫くにはそういう関係が一番かなと。

    そして、各関係者との取り次ぎなどで何か行き違いがあり企画進行に支障をきたすようなことがあった場合に、全て私が責任を負えるようにするためでもあります。
    負担や別項の心労が増えるのは承知ですが、大事な部分を誰かに任せて問題が起きるようなことは避けたいのです。


    ■「東方戦車道 前編・後編」の反省会は無いのでしょうか。

    脚本やモーションなどである程度の合作である以上、また、これで終わりではなく次回作へ進む以上、
    反省会みたいなものがあると良いのではないかと思いましたが、
    手法が難しいですし、あまり意味が無いとも言えます。あくまでもやむぅさん御自身の作品でありますので。
    クラウドデータの中に製作者サイドの人のみが見れる「御意見書き」みたいなテキストがありました。
    匿名にする必要はなかったのではないかと思いますが、とても良かったと思います。
    私は「MMD史上初にして最強、最大質量の作品」と思って観させて頂きましたが、
    ほころびがなかった訳では無いと思っています。

    私としては、公開後の観賞会生放送やオーディオコメンタリーが反省会の役目を持っていると考えています。
    改めて反省会を設けて欲しいという声が多ければ考えますが、今のところはコメントなどから分かる反省点を改善しつつ次回作を制作中です。


    ■効果音は何処から持ってきたのでしょうか。

    東方戦車道は効果音がとても良かった事が言われています。ニコニコのコメントにもありましたし、
    私もそう思っていました。いつかやむぅさんはMMDでの戦車動画が少ない事を嘆いておられましたが、
    それは音の調達が難しい一因があると思います。ポルシェ戦車のモーター音など何処にもありません。
    私自身も以前に戦車の様な物を自分の動画に出した事があるのですが、かなり難しいものがありました。
    ガルパン本編やCDなどからの抜き出しもあるのでしょうが、それ以外と思しきものにも良いものが沢山
    ありましたので。

    ガルパン本編の音声は勿論のこと、ゲーム(ドリームタンクマッチ)の効果音を録音したものを使っています。
    が、走行音などのメインはWoTやWarThunderのMOD音声を使っています。
    無料で制作している一因でもありますね。


    ■以前に仰っていた「心労」とは何を指すのでしょうか。

    やむぅさんはこれから先、自分で直接制作もするが、コンテンツ制作のマネージメントを中心に注力する
    ものだと私は考えていたのですが、多人数での制作には人間関係に基づく心労が必然的に
    発生してしまいます。それを補うのが副官ではないかとも勝手に思いました。
    東方戦車道における心労とは何なのか、少しでも良いので教えて頂けないでしょうか。

    あまり個人を攻撃するようなことは言いたくはありませんが、
    依頼先が納期を守らないことが多々あり、スケジュールが狂うことがありました。

    私はそうならないように半年や1年規模の納期でかなり余裕を持たせていることが多いのですが、
    酷い話だと納期を忘れていたり、依頼されていることを忘れているなんて方もおり、わざわざ定期的にリマインドしないといけないのかと頭を抱えることがありました。

    このような依頼案件を安心して他人に任せられないというのが副監督を置かない一因でもあります。


    ■「東方戦車道 前編・後編」の無料配布DVDは私は頂けないのでしょうか。

    後編の公開、続いて例大祭とお忙しい時期だと思いましたので言わなかったのですが、
    私もオーディオコメンタリーが聞きたいですし、冊子がどのようになったのか見たいと言うのが心情です(笑
    何個か残っていないでしょうか。

    残念ながら私の手持ち1つしか残っておらず、再生産もしない予定なので、実物は渡すことが出来ません。
    代わりに、秋季例大祭の時期に、DVDの内容(映像やブックレット)のデータを期間限定で公開しようと思っていますので、それを確保していただければと思います。


    ■何故あれ程までにMMDのモーション、カメラワークが上手なのでしょうか。

    一部を外注しているとはいえ、ほとんどの部分をご自身で作成なされていらっしゃいますよね。
    通常、最初は下手で回数を重ねるごと、動画を作るごとに少しずつ上手くなっていくものです。
    私は「紅魔館でボウリング」や「チェルノvsミクダヨー」は以前から拝見させて頂いていましたが、
    かなり変化が見られましたので驚いたと言う事でもあり、作風も変化したのだなと一見思いました。
    本当は作風は変化してなど無く延長線上にあるものでもありますが。
    発表しない作品で腕を磨いていた、と言われればそれで納得ではあるのですが。

    ありがとうございます。
    投稿している動画以外は全く作っていませんので、作るたびに成長しているのだと思いますが、自分自身はあまり分かっていません;

    作風、モーションやカメラワークに関しては、動画ごとに変えていると言っても過言ではないです。
    チェルノVSミクダヨーは映画風を意識し、東方戦車道はアニメ風を意識しました。
    目指す作品の雰囲気によって作り方や思考は変えなければいけないというのが根底にあるので、それで作風が変わったように見えるのかもしれません。

    続編ではガルパンから少し離れた雰囲気(今度はアニメ風からテレビ中継風)になると思うので、また作風が変わったように見えるかも。


    ■「お色気」が無かったのは何故でしょうか。

    無かった訳では無いとも言えます。キャラクターは9割以上可愛い女の子ですからね(笑
    男性キャラクターが少ないので絡みを作るのが難しいとも言えます。ですが、必須では無いにせよ
    「性的表現を意図的に付加する」のは話を作る上で定番要素の手法でもあるので一応お聞きしておきます。

    これに関しては本家のガルパンもパンツを見せないアニメと言われるぐらいお色気がありませんでした。それのリスペクトでもあります。

    続編では本家より離れてレース物に近くなる故、お色気が少し増えます。


    ■次の東方戦車道もMMDで作成されるのでしょうか。

    今度はMMD以外のソフトで作られるのではないかとも思っています。DVDを作っても売る事ができない
    のはかなり厳しいでしょうし、他の3DCGソフト、或いは手書き絵で作る事も不可能ではない筈です。
    やむぅさんならば。

    MMDで制作します。

    まずBlenderなど他のソフトで制作しない理由は、
    そもそも数多くのキャラクターが登場するので、それだけのキャラモデルが揃っているMMDは都合がいいということです。
    BlenderにMMD用のモデルを持ってこれないこともないですが、Blenderで動画を作ったことが無いので、円滑なディレクションに支障が出る恐れもあり、見送っています。

    次に手書きですが、
    やはり戦車は動いているのが一番カッコイイというのが自論で、手書き劇場は無いとして、可能性があるならアニメーションですが、
    ハッキリ言ってアニメーションはMMDの何十倍も大変で、かつ出来る人間が少ないので、ほぼ無理と言っていいでしょう。
    やるのであれば、最早商業作品並みの予算が要るでしょう。




    頂いた質問とその返答は以上になります。
    もし何か、これを機に質問したい方がいらっしゃれば、この記事のコメントにでも書いていただければと思います。


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