• 勝手に思い出を語る⑦「取り調べ」

    2020-07-31 00:57
    6作目。
    2020年3月20日投稿。

    我ながらよくできてる。
    個人的に一番好きだ。

    この台本には二つのテーマがある。
    一つ目は自然な感情の変化。
    序盤は困惑するだけのゆかりさんだが、後半は手品大好きっ子になる。
    二つ目は全く違う二つの設定を一つにするという事だ。
    「手品師」と「取り調べ」を合体させた。ガシーン。
    マジックと取り調べをリンクさせるのに苦労したがうまくまとまってる。
    感情の変化も手品がきっかけになっているし、最後の無理やり証拠を作るシーンも手品だからできるオチだ。
    あとあかりちゃんのひげとハットが可愛い。
    これを使いたいから作ったまである。

    今見返したけどまじですごいな
    一発目のいきなり「カツ丼食うか?」が実は手品へのフリになってる。
    いきなり手品をするのではなくカツ丼から財布の確認をして、それからコインマジックに繋げている。

    後半にゆかりさんの感情が変化するのだが、これも違和感そんなにないと思う。
    こういうギャグ系の動画は特にそうなのだが、視聴者が違和感なく動画を見れるというのは重要なことだ。
    視聴者のテンションを保つためにセリフ回しは無駄を省いて作るので、ちょっとの違和感で視聴者の集中が途切れると全部台無しになる。
    別の動画の「空き巣」でこの不要な違和感を作ってしまったシーンがある。
    猫あかりちゃんが家に来て、茜ちゃんが玄関に行くシーンがあるのだが、僕の予定ではこのシーンは葵ちゃんが猫ゆかりさんに不信感を抱いたというのを伝えたかった。
    だがこの時、茜ちゃんにかぶって隠れていたボールが出てくる。
    このボールに注目してしまった人が何人かいたようで、数人このボールに対してコメントをしている人がいた。
    この数人はボールに集中してるのでおそらく会話を聞き逃しており、ここで伝えたかった葵ちゃんが不信感をいだいたよーというメッセージを受け取っていない。
    ボールが映らない構図にするか、ボールの彩度を下げて目立たなくするべきだった。

    こういう違和感、多分皆さんも一度は経験したことがあるだろう。
    例えば、BGMが大きいなぁとかこのキャラセリフ少ないなぁとか。
    こういう違和感につまずくと少なからず動画に集中できない時間が生まれる。
    これが致命傷になり場合もある。

    難しいのが伏線の場合は意図的に違和感を作る必要があるという事だ。
    一瞬引っかかるけどすぐ忘れる程度の違和感。
    先ほどの「空き巣」のボールに関しては、ボールを見つけてからソファに投げるまでの、結構長い時間無言でボケなしで映して、違和感を与えようとしている。
    なんの引っかかりもなくさらっと流してしまうと、後で出てきた時すでに覚えてない場合がある。
    そうすると伏線がなんの意味もない。
    『視聴者にいかに自分の思い通りに見てもらうか』はとても重要なのだ。

    おわり
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  • 勝手に思い出を語る⑥「空き巣」

    2020-07-16 11:004
    順番で言えば次は「取り調べ」なのだが、作り立ての今としばらくたった後でどれくらい印象が違うのか気になったので今書いてみることにする。
    あとで見て印象が違ったらもう一度書くかもしれない。
    新しい試みである。

    もともとは「寝起きは不機嫌戦隊ユカリンジャー」という物を作っていたがうまくまとまらなかったので別のものを一から作った。

    最初は単に猫耳差分を使いたくて、猫耳のあかりちゃんがペットショップに強盗しに来る「ペットショップ強盗」を考えていた。
    店員のゆかりさん「命だけは助けてください…」
    猫耳あかりちゃん「この鞄にありったけのちゅ~る詰めろ!」
    店員のゆかりさん「お金じゃないの???」
    みたいなのを想像してたけど、後半の展開が思いつかないのと猫耳を付けていることに対しての説明が思いつかなかった。
    それとは別で、昔考えたけど同じように展開が思いつかなかった設定があって、それが「空き巣」だった。
    空き巣に入ったが、置いてあったソファーが座り心地がよすぎていつのまにか眠ってしまい、その間に家主が帰ってくるという設定だった。
    ソファーの精霊ですとか言ってごまかす展開を考えたけど、普通の人は即警察に通報する。
    この警察に通報しない理由が思いつかなかった。
    空き巣が通報しないでと言って家主が通報しなくなるのはちょっと無理があると思った。

    この「ペットショップ強盗」の猫要素と、「空き巣」の要素が合体したのが今回の動画である。
    ソファーを猫耳に変更し、あかりちゃんは本物の猫になり、通報しない理由は姉という身内の説得といことでまるく納めた。
    こういう「いやこの場合普通こうするだろ」みたいな違和感は大敵で、物語に急についていけなくなったりする。
    なんか気持ちが冷めてスーンってなる。

    終盤は思いきり展開が変わり猫あかり様の無双状態になる。
    なんかエネルギー弾とか覇気とかを何の説明もなく使いだす。
    こういう思い切った展開は作ってる側はかなりドキドキする。
    視聴者の方がついていけなくなるかもしれないからだ。
    やりすぎるとなんか気持ちが冷めてスーンってなる。
    昔作った「バトルロワイアルゲーム」では、終盤で変な展開をするのだが、その時は前半の伏線を一気に回収して無理やり前半と繋げた。

    かなり助かったのが、うちのあかりちゃんの場合何をしても特に違和感がないという事だ。
    なんかビームくらい普通に打てそうなキャラなのだ。
    逆に普通のことをしたらものすごい違和感があるのが難しいのだが。

    この展開にしたのはもう一つ理由があって、羽山ノキさんの「お布団から絶対に出たくないあかりちゃん」にもろに影響をうけて、スケールのでかい話にしたかったからだ。

    https://www.nicovideo.jp/watch/sm37131636

    違うのも見たいけど新作作ってるのかな?

    あとちょっとした遊び心で広告者紹介の最後に猫あかりちゃんをちょっとだけ登場させた。
    猫耳かわいいね。

    おわり

  • 勝手に思い出を語る⑤「占い師」

    2020-07-14 11:01
    5作目「占い師」
    2020年3月9日投稿。
    「銀行」から5日目の投稿。

    シンプルな構成だ。
    後半舞台が店内に移るがゆかりさんが振り回されるという構図は変わらない。

    当時はそんなに好きではなかったが今見ると要所要所の雑さが一周回って面白い。
    型落ちとかばかでかビー玉とかシンプルにフレーズで殴っていく感じだ。

    あんまり動画に対して自虐的なことを言うと視聴者の方がその動画を純粋に楽しめなくなってしまうので一応断っておくが、勿論自分の動画は全部好きだ。
    単純に自虐が面白いと思ってるだけだし僕自身は楽しんでるので深く考えないで読んでもらいたい。
    見る人が面白いと思えばなんでも面白いのだ。

    この動画は本来作る予定はなかったものだ。
    6作目の「取り調べ」を作っていたが形にならなかったので急遽作った。
    当時は2日に1本のペースで投稿していたのでなんか5日以上間隔をあけてはいけないと勝手に思っていた。
    すぐにあげないと忘れられると思っていた。
    実際は数分もたてば忘れるのが普通だ。
    僕の動画だけが人生のすべてな人なんていないのだ。
    今は他の人の作品見て待っててくれくらいにしか思っていない(それはそれで失礼な気もする)

    さて間隔をあけたくないという動機で作った動画だが、これははっきり言ってしまうと作ってて苦痛だった。
    立場が後半逆転するから面白いとか何を見せ場にするのかを考えていなかった為、まじで作ってて何が面白いのかまったくわからなかった。
    投稿間隔をあけないのが第一目標だったので深いこと考えずさっさと作った。
    広告者紹介も作ったが今見ると小さすぎて全然読めなくて笑った。
    当時は取り合えず早く完成させたかったのだろう。

    ここまで読むとまるで駄作かのように思えるが、実は僕にとってめちゃ重要な動画なのだ。
    これは要するに人気を維持するために作った動画だったわけだ。
    僕が本当にやりたかったのは単純に面白いものを作ることだ。
    新しくて面白い動画を作るのが一番目で、それが評価されるのが二番目なのだ。
    この動画はまったく逆で、評価されるために面白い動画を作ろうとしている。
    そりゃ作っていてつまらんのも無理はない。

    これを投稿したあと再生数や人気を取るために動画を作っていたら僕はこれ以上面白いものは作れないなと思った。
    なんか戦うべきだと思った。
    再生数取りやすいとか人気を得やすいとかを忘れてただ単に面白いものを作るという姿勢じゃないとこれ以上成長しないと思った。
    本来はツイッターで昼宣伝とか絶対した方がいいのだが、この決意(自分で言うのはめちゃハズイがこの言葉が一番しっくりくる)がブレそうで怖かったのでしないことにした。
    何かボイスロイド関連のツイートも僕の場合界隈に媚を売るという目的も入っている気がしたので避けるようになった。
    その結果まじで呟くことがなくなった。
    僕のボイスロイド動画が好きでフォローした人がなぜか関係ない半沢直樹についてのつぶやきを見させられるという謎の状態になった。
    この場を借りて謝罪する(謝ればいいと思っている)。

    広告者様紹介も作っていてなんか苦痛だった。
    勿論感謝はめちゃくちゃしてるしそれを伝えるのは当然だし礼儀だ。
    でもなんか僕の場合はもっと広告して欲しいなという気持ちがどこかにあって、表向きは感謝をしてます~と言っているが、裏ではもっと広告してくれ~って言ってる自分がいてなんかキモかった。
    広告してくれた方をもっと笑わせることが本当の恩返しだと思った。
    これ以降しばらく広告者紹介はせずその代わりに説明欄で申し訳程度にありがとうと伝えた。
    無礼な奴だと思われて広告が減ったらそれはそれでしょうがない。
    このまま自分の体裁を気にしてたら動画投稿が苦痛でしかないので、しばらく好き勝手にやろうと思ったのだ。
    今はさすがに無礼すぎるだろと思って広告者紹介を作っている。
    軸がブレブレである。

    というわけで次回から台本を作ったり動きを増やしたり模索していくわけだ。
    なんか堅苦しい内容になった気がするがまぁブログだしいいだろう。

    おわり