【映画】ビニー 信じる男  世界チャンピオンに絶対なれない僕達
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【映画】ビニー 信じる男  世界チャンピオンに絶対なれない僕達

2020-08-07 14:59
    僕は現在82~4キロくらいの体重をウロウロしているんだけれども一時期は110キロあった。
    身長が188あるので、そこまでとんでもないデブだった訳では無いのだけれど
    でも体重計が3ケタを示すというのはなかなか衝撃的な光景だった。

    で、割とガチにダイエットを始め、3ヶ月で20キロ落とした。
    一般的に「やっちゃ駄目」な落とし方だ。

    ダイエットをしている人達は分かるだろうが、
    ダイエットを始めると頭の中のほぼ大半がダイエット一色になる。
    というか飯の事一色になる。少なくとも僕はそうだったし、
    暇を見つけてはダイエット関連の情報をネットで集めて回っていた。

    そんな中、「モンスター」という映画に出た時のシャーリーズ・セロンの記事が目に留まった。
    モンスターはまぁそんな大した映画では無いんだけど、話題になったのは彼女の体重の変化だ
    美形も美形のシャーリーズがブクブクに太ったレズビアン殺人鬼を演じた訳なんだが
    凄いのはその後で、シャーリーズはその演技が評価され、アカデミー賞にノミネートされる。
    さぁ大変だ。役作りとはいえあのスレンダーなシャーリーズが、ぶよぶよに太ってしまった訳だからして。

    しかしそこはシャーリーズ・セロン。凄まじい女優魂。
    彼女は一ヶ月で16キロ落としていつもの美しいプロポーションでアカデミー賞に出席したという。

    一ヶ月で16キロ…凄いな…僕もギリギリに頑張って一ヶ月10キロが精一杯だった。
    流石だぜシャーリーズ・セロン。惚れ直したぜ。

    などと一瞬思ったが、ちょっと待て、と僕は瞬時に思った。
    皆さんも冷静になって考えて欲しい。
    「自分があの美しいシャーリーズ・セロンで、一ヶ月後にアカデミー賞があったら」と考えて欲しい。
    いや、「余裕」とは言わないまでも、多分全然普通に落とせるような気がする。

    少なくとも僕にはアカデミー賞に相当するような動機は無かった。
    ただ「110キロ」という自分の体重がおぞましく感じ、必死に落としたのだ。大した意味も無く。

    で、「ビニー 信じる男」

    実在のボクサー「ビニー・パジェンサ」
    彼は世界チャンピオンになった直後交通事故で首の骨を折ってしまったが
    そこからカムバックし、世界チャンピオンに返り咲いた。
    凄い話ではある。確かに尊敬する。でも何か、何かふわふわした違和感がある。
    そしてそれって多分、シャーリーズ・セロンのアカデミー賞の話と同じような事なのだろう。

    首の骨を折っても「俺はまだ戦うんだ」なんてのは常人では無理だ。そう、常人では無理なのだ。
    限られた、一握りの人間にのみ、達成可能だった事、という印象がどうしても拭いきれない。
    もちろん首を折ってるにも関わらずトレーニングを始めるシーンは最高に上がるシーンなのだが
    世界のどん底でのたうち回っている人達(ってか俺)が

    「俺もビニーみたいに頑張る!」

    という勇気を貰えるか、となると、なんか地味なヒーローモノを見た後のような空虚さを僕は感じてしまった。
    僕は世界チャンピオンになれない。というか何者にもなれない。
    そういう人達はどうすればいい?

    ロッキーを見ればいいんです(・∀・)

    という事でロッキー ファイナルでも見ます。ロッキー最高(*^^*)
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