アールの部屋、第10回が無事終了しました。

今回はパチ氏、ハメコ。氏をお迎えして「ゲームとメディア」を
メインテーマにしつつも、様々なトークをさせていただきました。
カプコン格ゲーユーザーには馴染みの薄い二人だったかもしれま
せんが、この日に二人を知ったよ、という方々にも好評だったの
が印象的でした。



パチは長年GGシリーズのトッププレイヤー兼ゲームライターとして
活動した後、現在はアークシステムワークスの統括バトルディレクター
として人気タイトルの開発に関わっています。そう聞くと何やら
お堅い肩書きをひっさげてきたメーカーの人という印象を与える
かもしれませんが、今回は肩書きにほとんどとらわれることなく、
ライター、ユーザー、という視点からざっくばらんに話をしてくれて
いたように感じます。

ハメコ。は鉄拳シリーズ、ソウルキャリバー5のトッププレイヤーで
あり、長年最前線でゲームライターとして活動しています。様々な
イベントに関わっていたり、自らイベントをしかけたりなどプレイヤーを
超えた形でも格ゲー業界に関わっています。



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自分を含めた3人は、10年前にゲーム雑誌であるアルカディア編集部にて
一緒に制作に携わっていたという経緯もあり、昔話を交えつつ、時に良い話を、
時に笑い話を、時に業界に切り込むような話をと話題は尽きませんでした。
とはいえ平日の明け方まで話を続けることになるとは……。



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※古い付き合いの二人ということで自分もいじられまくりでした。
まさか狂犬時代の写真が発掘されていたとは……。



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※今はメーカー社員という肩書を持ちながら、鋭いツッコミと歯切れの良い意見は
聞いていて気持ちよかったですね。プレイヤーとしての気持ちを持ちながら
メーカー側から業界を盛り上げるパチのような人が今後増えるといいですね。



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※ライターとして世界を飛び回りつつ、格闘ゲーム以外の業界事情にも詳しい
ハメコ。が持つ視点は非常に興味深かったですね。いい話をしていたかと思えば
面白昔話もポンポン出てきました。軽い気持ちで持ってきてくれた闘劇魂vol.1は大活躍でした。



とにもかくにも6時間半の間にほとんど話の濃度が変わらなかった
のが驚きで、まだまだ話せる雰囲気のまま締めとなりました。
ゲストに来てくれた二人もこうした機会は中々ないということで、
テーマである「ゲームとメディア」をすごく意識してくれていた
のがわかって自分も途中からどんどん飲んでしまいました。
番組中にも言いましたがMC経験もある二人だったので安心感が
ありましたね。

闘劇魂という本は本当に熱が籠っていて、今のプレイヤーが読んでも
参考になる記事がたくさんあるかと思います。もし見つけたらぜひ
読んでもらいたい一冊です。

深い話が多すぎてこの放送後記でどこをどうというのが難しいなと
感じています。時間は長いですが、何かしらの形で聞いていただき
たい話ばかりです。



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※終盤は格ゲー界の5年後、10年後ということで自分も何かしなくてはと
考えさせられました。時間のやりくりをうまくして何かできたらいいなと思います。



さて次回アールの部屋は
現在レイザーよりスポンサードを受けプロゲーマーとして活躍する
板橋ザンギエフ氏と、大舞台でいつも輝く「持ってる男」キャベツ氏を
お迎えしてお送りします。

アールの部屋 第11回 板橋ザンギエフ×キャベツ

二人ともスト4シリーズからカプコン格ゲーに本格的に参入した
プレイヤーであること、さらにここ一番での異常なまで集中力を発揮する
という共通点を元にお話をうかがっていこうと思います。お楽しみに!