• もはや聖人を教育しているようにすら思える小学校道徳の時間

    2015-12-05 01:353
    皆様お久しぶりです。ユーチーと申します。
     現在絶賛卒論執筆中なのですが、卒論をやっていて、

    現行学習指導要領・生きる力
    小学校学習指導要領
    (文部科学省 平成20年3月・平成21年3月)

    に掲載されている小学生に求める資質(教育活動全体を通じて行う道徳教育の内容)を、小学生どころかほとんどの国民が満たせていないのではないかと俺の中で話題になりましたので、せっかくなので一部を共有します(笑)



    低学年編

    健康や安全に気を付け,物や金銭を大切にし,身の回りを整え,わがままをしないで,
     規則正しい生活をする

    生きることを喜び,生命を大切にする心をもつ。
    うそをついたりごまかしをしたりしないで,素直に伸び伸びと生活する。
    自分がやらなければならない勉強や仕事は,しっかりと行う
    幼い人や高齢者など身近にいる人に温かい心で接し,親切にする。
    郷土の文化や生活に親しみ,愛着をもつ。etc...


    中学年編

    自分でやろうと決めたことは,粘り強くやり遂げる。
    過ちは素直に改め,正直に明るい心で元気よく生活する
    礼儀の大切さを知り,だれに対しても真心をもって接する。
    美しいものや気高いものに感動する心をもつ。
    約束や社会のきまりを守り,公徳心をもつ。
    働くことの大切さを知り,進んでみんなのために働く。etc...


    高学年編
    より高い目標を立て,希望と勇気をもってくじけないで努力する
    真理を大切にし,進んで新しいものを求め,工夫して生活をよりよくする。
    生活習慣の大切さを知り,自分の生活を見直し,節度を守り節制に心掛ける。
    日々の生活が人々の支え合いや助け合いで成り立っていることに感謝し,
     それにこたえる

    働くことの意義を理解し,社会に奉仕する喜びを知って
     公共のために役に立つことをする。etc...



    引用:http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/dou.htm
    (文部科学省、学習指導要領 小学校学習指導要領 第3章 道徳、2008年)


     
     
    高学年になるにつれて言葉の一部がグサグサと心に突き刺さる気がしますね^q^

     成長した今、一部に関しては嫌になるくらいに指導要領を満たしている項目もあるように思われますが、大部分は今では当たり前だと考えて蔑ろにしてしまっている部分も多いように見受けられますね。
     これを見て現在の行いを正せ!なんてとても無理ですが、ちょっとだけ生活を見直すきっかけを卒論からもらった気がした私でした(笑)


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  • 心が叫びたがってるんだ。を見て、過ぎ去った色々を思い返す。

    2015-09-28 03:20

    うおおおおおおおおおおおおお!!!!

    (皆さん、お久しぶりですユーチーです)

    うぉうぉうぉううぉうぉううぉうぉううぉうぉう!!

    (今回は心が叫びたがってるんだ。を見た感想をツラツラと書いていきます)

     疲れたので元に戻します。
     あの花(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)のスタッフが送る、新作アニメーション映画、ということで注目度の高かった今作、「心が叫びたがってるんだ。」(以後ここさけ)ですがついに機会があって友人と行ってまいりました。

    いやー。これは良い映画でした。

    ※以降内容について、細かい描写やシーン、セリフ等に触れて長々と書いていくので、銀魂が嫌いなタイプの方や、ネタばれNGの方はどうぞ僕の違うブロマガを読んでください(*´ω`*)。














    いいですね?じゃあ早速振り返りたいと思います!









    ・冒頭シーンについて
     映画は主人公の成瀬 順(なるせ じゅん)がどうして喋れなくなったのか、という過去編から始まります。まず主人公が「私は山の上にあるお城に憧れています」的な描写から入るんですが、そこはもう高校をとっくの昔に卒業し、青春という文字が似合わなくなった僕たち大きなお友達。「あっ(察し)」となるわけです。

     しかしこれはあくまでアニメーション映画。もしかしたら本当にお城のある世界観なのかも・・!と思いましたが、宿泊と休憩の二文字とあまりにリアルなその価格設定に気付くわけです。「これラブホや……」と。しかしこれは現実に即した青春映画、という設定において、かなり優秀な掴みだったな、と見終わった今にして思えば感じます。まずいたいけな女子小学生が瞳を輝かせながらラブホテルを見つめている、というシーンが強烈過ぎて映画の事以外、全く考えられなくなっていました。流石はプロ、冒頭5分で感心しきりです。

    そしてこの映画最大の胸糞野郎登場。そうお父さんです。
    視聴者全員が冒頭で叫びたかったセリフは間違いなく、
    「いや、てめーのせいだろうが!」
    であろうこと間違いないでしょう。とんでもないクソオヤジでした。中途半端に再登場とかしなくてホント良かったです。




    ・成瀬 順(なるせ じゅん)について
    今作の主人公です。ロリっこです。この映画の見所の一つは、主人公である成瀬の言葉代わりの多彩な表情であることは間違いないでしょう。映画中盤は成瀬は全くしゃべらないシーンが多かったにも関わらず、(坂上 拓実(さかがみ たくみ)の内情の注釈が入っているとはいえ)成瀬の言いたいこと、感じている事は常にダイレクトに伝わってきていましたまた小動物的な顔と全身を使ったボディランゲージは作中の癒しそのものでした
    主要キャラクターの一人が全くしゃべらないという特殊な状況下にありながら、映画のテンポに全くよどみが無く、するすると物語が展開していく構成は素晴らしかったです。

    作中では、成瀬が自分が喋れなくなった心的原因を「卵」として具現化し、その殻を破ろうと葛藤する様を描いているわけですが、この卵があまりしゃしゃり出てすぎなかったのがとてもよかったです。現実には存在していない存在、かつ重要な存在としてのアイデンティティをちょうどよく守ってくれていました。

    劇の台本のほとんどを一晩で書いてくるという行動力を発揮するシーンや、いきなり教師に向かって立ちあがって大声で実行委員辞退を直訴するシーンがその前までのシーンと相反するようにも見えましたが、あれはおしゃべりだったのが封印された反動、つまり心は今でも他者に何かを伝えたい衝動で満ちているという事がわかるシーンだったのだと思います。成瀬は作中のほとんどで喋る事ができませんでしたが、地域交流会の為のミーティングに皆でファミレスに行ったり、衝動的とはいえバスに飛び乗り、坂上に会いに行くなど、途中からは一貫して他のキャラとコミュニケーションをとろうとする姿勢が崩れていなかったように思います。これもまた成瀬の心が本当は殻を破ろうとしていた、ということになるのでしょう。


    終盤では全ての始まった場所であるラブホテルで坂上に思いの全てを吐露するシーンがありますが、今まで心に溜まっていたものを相手を傷つけるために吐きだした緊迫したシーン、ですが、実際傷つけてやる!と思って吐きだした言葉も実際はそこまで深い傷を与えられるものではなく、作中でも私が心の中に溜めていた言葉はこんなものじゃない、と次第に尻すぼみになっていく成瀬の姿により引きこまれて行きました。
    そして告白。途中の屋上で4人で昼食をとっている時の田崎のセリフにあった「ありきたりなハッピーエンドじゃつまらない」とのセリフ通り、坂上は成瀬の想いに応える事はありませんでしたが、自分の真に言いたい事を言いたいように相手に投げかけ、それがしっかりと正面から返ってくる。それがどれほど尊い事なのか、という事を再認識しました。そんなコミュニケーションを至る所で行っていた、中学生・高校生時代とはどれほど大事で偉大な時代だったのか、もう戻ることのできない時代だからこそ、あまりにも輝いて見えます。

    そして、劇に歌いながら途中参加してくるラストのシーン。ここはもう鳥肌でした。しっかりと前を見つめて自分の声で歌い、歩き、正面には好きな人が好きな人がいて、母親がそれを横から見守っている構図、もう最高でしたね。

    ぜひ彼女には田崎と幸せになってほしいです。





    坂上 拓実(さかがみ たくみ)について
    一応作中で最も私達に近い立ち位置として描かれている筈のキャラクターですが、アニメのアンニュイなキャラは必ずイケメンである、という法則によって(しかも両親の離婚を自力で乗り越え、ピアノも弾ける)そこまで自己を投影はできませんでした。
    坂上は精神的にもぶれる事のあまり無かった大人な青年でしたが、終始成瀬とのコミュニケーションに非常に真摯であり成瀬を適当に扱った事や勝手に推測したこと等は有りませんでした。これはおばあちゃんとおじいちゃんと暮らしている事によって身についた能力なのかもしれませんが、これにより作中では成瀬と抜群の相性を誇ります

    その豊富な音楽の知識から劇の演目に適した劇中歌を当てはめるだけでなく、簡単な作詞やアレンジャーまでこなすという王子様っぷりを発揮しました。作中の縁の下の力持ち度NO.1ですね。

    山の上の廃ホテルまで成瀬を追いかけるシーンでは、成瀬の自分に対する心情をわかっていながらも、「お前の声をもっと聞かせてくれ」と成瀬の想いを全力で受けとめることを決意していることがわかる、男らしいかっこいいシーンも見られます。

    うやむやになっていた仁藤への想いをしっかりと再確認し、もう一度告白をしようと声を投げかけるまでで坂上の恋は劇中では終わってしまいましたが、彼の恋は再び始まるのか。こちらも成瀬同様うまく行くといいのですが。





    ・仁藤 菜月(にとう なつき)について
    作中のヒロイン(個人的にはこちらがヒロインではないかと思っている)。優等生系の真面目キャラかと最初は思ったら、意外と行動派かつ責任感が非常に強い、キリッとした少女として描かれていました。全体的に登場人物の架け橋として力を発揮していたキャラクターであり、成瀬ともう一人のメインキャラ田崎と違って、現状では環境に何も問題は無いが、過去に言いたい事が言えなくて坂上を傷つけてしまい、その関係がうやむやになってしまったことを悔やんでいる描写が印象的でした。

    作中では、実はまだ結構坂上の事が好きなんだなと思える甘酸っぱい描写が沢山あって、そしてそれを乗り越えよう、切り替えよう、誤魔化そうとする子どもから大人になる過程もこのキャラを中心に描かれていた事もあり、この作品の恋愛部門を一手に引き受けていましたね。

    作中劇では成瀬が来るまでのヒロイン役を急に任される事になり、テンパっていた所を田崎に檄を飛ばされ持ち直す、というシーンがあるのですが、そのときの掛け声がめちゃくちゃ男らしく気合いに満ちていてとてもかっこかわいかったです。





    ・田崎 大樹(たざき だいき)について
    肘を壊した事で周りに強く当たったり、後輩に面と向かって批判された時にめちゃくちゃひるんでたり、成瀬に酷い事を言った事を謝れなかった事を引きづったりと、強気だけどかなりナイーブな面が目立つ、坂上とは反対に心のバランスが取れていない描写の多い、いわゆる高校生らしいキャラクターとして描かれていました。

    野球部に対して何かを言わなければ、何かをしなければいけないと考えているのに、それをどう伝えたらいいかわからない、が素直に相手に当たっていくしかないと目の前の事を一つ一つ一生懸命こなすという、仁藤とは別の面での青春要素を強く担っていたキャラクターでした。

    直情的な一面が最初に強く出ていたので、いわゆるヤンキー的な性格なのかと思いきや、対人関係に対する視野の広さや、他人を気にかける世話焼きな面、そしてチームをまとめるリーダーシップ等のシーンが多くの部分で垣間見れ、キャラクターの背景である野球部エースという設定がしっかり活きていたのがとてもよかったです

    坂上が成瀬の想いを否定するような事を言った時に返した、絞り出すような「お前がそれを言っちゃ…」というセリフは、強く心に来ましたね。

    そして卵。あれは笑うねw




     記事の公開がずいぶん遅れてしまってもう過去の映画になってしまい私の中の感動も少し薄れてしまいましたが、いつまでもあんな真っ直ぐな心をもっていられればいいなーと思います。




  • 岩手中2いじめ自殺の報道を見て感じた「もう一度保護者が考え直すべきこと」

    2015-07-13 10:03

    ~~~


     皆さんお久しぶりです。ユーチーです。本当は最近毎週連続でやっている金曜ロードショーの内容について久しぶりにブロマガを書こうと思っていたのですが、最近の未成年の自殺報道を見ていて、今を生きる一人間として一つ自分の意見をインターネット上に出しておくべきなのではないかと思い、今回これを題材にしました。

    矛盾点や納得できない点はドンドンコメントしていただけると大変助かります。
    よろしくお願いします。


    注意

    扱う内容が内容なので、エンタメ的な面白さは一切ありません
       今回本来なら答えが出ない問題に対し、自分の意見を述べる事がこの記事の目的ということでわざと答えを断定的に書いています

    ご納得いただける方のみ、これ以降に進んでください。


















    連絡ノート

     ・今回ニュースで大きく取り上げられている、少年と教師間の連絡ノートについてニュースでは大きく取り上げられています。争点をまとめると

    死を仄めかす記述があった事に対し、正確な対応が取れていたのだろうか。
    ということになりますが、ではまず【正確な対応】とは何でしょうか。世論やニュースのコメンテーター達はおおよそ次のような意見を挙げています。
    ・少年の真意を聞き出し、自殺を思いとどまらせる
    ・周囲の子どもから実際の少年の様子を聞き出す
    ・連絡ノートの内容について少年の親に連絡する
    ・少年の精神の安定後も少年について気にかける

    まず前々から私が学校教育と世論について想っている事を言わせていただきます。


    保護者は学校に
    期待しすぎだ

     学校問題殆どの根本的な原因はこの意識だと思います。現代社会で学校の不祥事が次々と表沙汰になってきたこともあり、段々目を覚ましている保護者も多いですが、それでもまだ学校を特別な何かだと思っている親が多すぎる。
     学校法人は「生徒に社会に出るために必要な一般的な教養を教える代わりに賃金を得る」ための機構だし、教職は聖職ではないし、教師は聖人ではないし、学校に居る子どもたちは守られていないし、学校が子どもたちの「全て」に気を使えるわけがないんです。
     今回の世論も正にそれで、全てのアクションが学校側から来ることが前提になっています。子どもを預けるのだからそれくらいはやって当然、と保護者の方々は思っているでしょうが、
    「連絡ノートに不穏な事が書いてあればその保護者に連絡をする」のは残念ながら決して当たり前なことではないんです。当たり前、常識、という言葉には相互理解の差という罠があるのです。今回の事件で言われている事も正にそれで、学校側がしっかりした対応をとれば少年は亡くならなかった、という風に意見が誘導されていますが、そもそも学校に子どもの生き死にのような重大な対応を丸投げしてしまっている事があまりに恐ろしいことだと私は思います。


     

    問題解決の為には

     ではこのような問題を解決するためには何が必要なのでしょうか。私は
    「教職の専門性の向上」と「保護者の積極的な教育への参加」
    が必要だと考えます。

     まず今の日本は教師に求める能力が多すぎる事に対して、教師の社会的地位が高くない事が大きな問題だと私は思っています。大学生が一度は公認会計士や税理士、国家公務員の事を考えるのに対し、教師という職業はあまりに見向きがされません。今の日本が求める教師像は今の雇用体系では絶対に生まれないでしょう。教師になるための条件の困難化やなってからの試験の実地等を取り入れ、さらにそれに見合う形で報酬の上昇などを真剣に検討すべきでしょう。

     そして、保護者の積極的な教育への参加ということですが、子どもたちの保護者には最終的に子どもを守るの子ども自身だが、その最終堤防は自分なんだ
    ということをもう一度意識し直さなければいけません。学校がやるのはあくまでサポートです。子どもたちは親の背中と顔を見て育ちます。しっかりと子どもと会話をして、行動で示して、子どもたちを一番近くから見守ってあげてください。



    まとめます。
    ・学校に多くを求めるな。今の日本で学校は企業のようなもので教師はサラリーマンのようなものだ。
    ・子どもの最高の味方は保護者だ。そして保護者には子どもを守る義務がある。もう一段階子どもと教育に踏みこんだ姿勢を保つべきだ。



     最後に少年のご冥福とこれ以上子どもたちの自殺などという悲しい事件が起こらないことを祈って、記事を終わらせていただきます。


    2015/7/13 ユーチー