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青山裕企の『現代フェティシズム分析』第1号
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青山裕企の『現代フェティシズム分析』第1号

2012-08-20 13:00

    本号の目次
    1.今週の絶対領域
    2.僕らのスクールガール・コンプレックス
    3.現代フェティシズム分析
    4.空の跳び方
    5.[期間限定企画]パイスラッシュのある風景

    1.今週の絶対領域
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    4th:写真集「絶対領域」, 一迅社
    http://www.amazon.co.jp/dp/4758012121/


    2.僕らのスクールガール・コンプレックス
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    「布を重ねれば重ねるほどに、フェティッシュさを感じる、不思議。」

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    「ふとももの柔らかさについて、想像をふくらませてみる。」

    2nd:写真集「スクールガール・コンプレックス」, イースト・プレス
    http://www.amazon.co.jp/dp/4781604153/
    3rd:写真詩集「思春期」(詩:谷 郁雄), ピエ・ブックス
    http://www.amazon.co.jp/dp/4894448777/
    6th:写真集「スクールガール・コンプレックス 2 -放課後-」, イースト・プレス
    http://www.amazon.co.jp/dp/4781605761/


    3.現代フェティシズム分析

    【絶対領域の向こう側】
     絶対領域というのは、分かりやすく、かつ非常に狭い領域なんです。非常に狭いにも関わらず、そこから想像が果てしなく広がっていく。そういう部分が面白いと思います。
     普通であれば、その領域は広げたくなるはず。スカートは短くしたいし、ふとももをもっともっと見たい!となるわけですが、絶対領域に関しては、もっともっと狭くという願望が生じるのです。

     僕の写真について「エロ本よりエロい」と言われることがあります。ただそれは「ヌケる、ヌケない」という基準とは、ちょっと異なるんです。「エロ本よりヌケるエロ」ではないんですね。ちょっとしたフェティッシュさから、果てしなく広がる想像や妄想なんです。

     大人になっていく過程で、リアルな女性と関係をもったり、あるいはAVやエロ動画などに触れていくなかで、エロの単純作業化が進行していくという。一瞬の快楽のみを、単純に求めていくようになるわけです。それが大人になるということかもしれません。

     絶対領域も、理想はゼロなのかもしれない。肌は不要だという。それが、究極のフェティシズムではあると思います。パイスラッシュは、全く露出していませんが、とてもエロティックに見えます。

     エロスとは、暴くものだと思います。ある程度隠された部分を暴いていくこと。膝裏にエロスを感じる人もいるし、感じない人もいる。あるいは制服に感じる人もいれば、感じない人もいる。ただ、感じ方によっては、絶対領域のようなものとても狭い領域からも、想像を果てしなく広げていける。そういうところにエロスがあるのかな、と思います。そういう視点で考えると、ヌーディスト・ビーチよりも、街角にこそエロスはあふれているんです。

    4.空の跳び方
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    つま先をつけて。
    足を伸ばして、跳んでみよう。
    手も真っすぐにして。
    ロボットっぽく。
    表情も、あえて真顔で跳びましょう。

    1st:写真文集「ソラリーマン 働くって何なんだ?!」, ピエ・ブックス
    http://www.amazon.co.jp/dp/489444822X/


    5.[期間限定企画]パイスラッシュのある風景
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    17th:写真集『パイスラッシュ -現代フェティシズム分析-』, エンターブレイン
    http://www.amazon.co.jp/dp/4047282316/


     本日よりスタートしましたメルマガ『現代フェティシズム分析』、いかがでしたでしょうか?週一ペース(なるべく火曜更新を心がけます)で、さまざまなフェティシズム写真を公開、そして分析していこうと思いますので、楽しみにしててください。

    2012.8.19 青山裕企

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    青山裕企の現代フェティシズム分析
    更新頻度: 不定期
    最終更新日:2013-08-01 00:00
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