【コラム】AVID Pro Toolsが向かう道とは。
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【コラム】AVID Pro Toolsが向かう道とは。

2020-01-23 13:47
    私が使用しているDAWソフト、「Avid Pro Tools」。
    先程バージョンを2019.6から2019.10にアップデートをしようと思いネットでレビュー記事を読んでいた所、このようなトピックを見つけた。日本で言う「Yahoo!知恵袋」のようなものである。



    「Is it time to jump off the Avid Pro Tools Train?」

     毎度のことながら私流で訳させて貰うと
    「Pro Toolsという路線から離れる時が来ているのだろうか。」という疑問に対して各々が討論しているようだ。

     ここに書いてあるようにVer.2019.10ではストリーミング配信事業会社である「Netflix」との連携強化のため、《ビデオエンジンの強化》や《Dolby Atmos機能の強化(Ultimateのみ)》が施された。
     そして前述のテコ入れに付随する形で「Avid Pro Limiter」にもNetflix用プリセットが追加され、言わばストリーミングで配信されるオーディオレベルに関する最適な設定が私達ユーザーの元に降りてくる格好となった。



    こちらがその「Netflix Peak Limiting」プリセット。Ceilingが-2.3dbで施されている。
     ストリーミングやネット配信で扱えるdbはそれぞれのサイトによって決まっており、音楽をストリーミング配信する際の参考値として有益である。



     一見すると各事業の映像部門に即戦力で投入できる素晴らしいソフトになったと捉える事もできるが、ちょっと待って頂きたい。これは【DAWソフト】であり【作編曲ソフト】なのだ。
    本当の意味で純粋なオーディオしか扱わない人間からしたら
    「最近のAVIDは何をしているんだ......。ビデオ機能の強化ばかりで、一番肝心なオーディオ面の強化はないのか」と疑問に思ってしまうのも頷けてしまう。掲載した記事の全文を読んだわけではないが、恐らくそういう事が言われているのだろう。

     つまりこのまま【一個人が使うDAWソフト】として「Pro Tools」を使い続けていくのは果たして正解なのだろうかと。年間の維持費が高騰したことも踏まえ、他のソフトに乗り換える時が来たのではないだろうかと。
     私自身も知人に"Pro Toolsの年間維持費が【22,000円】に上がった"と話したところ
    「マジで? Studio One買えちゃうね」
    と言われ、確かにその通りだと思ってしまった。

     正直私もこのまま使い続けていくのかどうかは悩んでいるところだが、使い続けて早3年。自身の手足のように操作できるソフトはAdobe社のものを除けばこれ以外になく、またUIや操作性を最優先している私にとって、同じくこれ以外に選択肢がないのが現状である。
     それに加えMMD作品等ムービーの音声付けにも使用し、ムービーとの連携性が優れていることを理解しているが故に切ろうにも切れないのだ。


     Avidは今後もこのような事業展開を拡大していくものと思われる。何故ならば単純に"個人ユーザーを獲得するよりも、各業界の大企業を顧客として迎え入れる方がいいに決まっている"からだ。もし仮にこのような流れが続けば、「Pro Tools」は他のDAWからは一線を引く「Steinberg Nuendo」と同じ【商用ソフト】という位置付けになってしまうかもしれない。
     結局は「自身がそれだけの価値をそのソフトに見い出せるか」という話に完結してしまうのだが、そのようなソフトを使いこなす事ができるという優越感に浸ることもさながら、それと引き換えに他のDAWソフトと比べ多額の費用が発生しているということも忘れてはならない。




     -本日の余談-
     
     巡音ルカ V4Xを購入した際に「Studio One Artist OEM版」がついていたのを先日思い出して「Studio One」というものを触ってみたんですが......。

    Logic霞んでしまうぐらいにはめちゃめちゃ使いやすかった(笑

    仮に乗り換えるならばいつかの記事でもオススメしたStudio Oneが最有力候補ですww
    Logicは無かったことにします←
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