【新連載】ジャズギタリストのこじれ具合【第ニ回】ジャズを村上春樹と思う方へ
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【新連載】ジャズギタリストのこじれ具合【第ニ回】ジャズを村上春樹と思う方へ

2013-07-08 12:26
    日本も暑い日が続いているみたいですね、LAも真夏日が多くなりました。



    でも暑い分、海や山へどんどん足を運びたくなりますよね!

    そんな時に夏は音楽フェスの宝庫です!ロックフェスを始め、沢山ジャズフェスもあります。
    もし自分の住んでる街の近くにジャズフェスありましたら、知り合いを誘って一度あそびに行ってみてください。お祭り的な雰囲気で聞くジャズも、お店で聞くのとはまた違った楽しみがありますよ!




    そんなわけで、ジャズギタリストのお話第二回です。
    今回は前回からの「キーが頻繁に変わる」ということについて書いてみようと思います。

    ①なんでそんなにキーが頻繁に変わるのか?

    まず一つ言いたいのはジャズはオシャンティーな音楽だということです。
    村上春樹まではいかないにしても、結構気取った音楽なのです。

    なので、料理のちょい足しみたいな感じでコードのちょい替えみたいなことを良く行います。
    CメジャーコードをCマイナーコードにしたり。キーもCからFにちょい替えしたりすると、今どのキーなんだろう?( ・ω・)モニュ? という落ち着かない感じ「浮遊感」が生まれます。

    クラシックの曲でもドビュッシーなどは浮遊感がありますよね?そういう感じです。

    ある意味、ジャズをジャズらしくしている一つの理由でもあるのです。

    前回の記事でも書きましたが、用語が多い理由の一つに有名な、若しくはよく使われるキーが変わる動きに名前が付いているのです。そうすることで学問としても確立できるし、お互いにいちいちすべてを説明しなくても、すぐにコミュニケーションが取れるようになるという利点があります。

    前回からもツッコんでますが、「ここ、○○コードじゃね?(ドヤァ)」が重要なんじゃなくて、「ここで、○○コードを使ってるんだね。センスある~♪」というフレーズの方がちゃんと演奏者や作曲者の意図を汲んでると思いますよね。

    敢えて言います。ジャズは知ってる厨異常に多いです。「あれ?これ枯葉じゃない?」とか知ってることを片っ端から言っていきます。レベル的には小学生と一緒です。「あ、ここでコンディミだね!」とか、純粋に音楽を楽しむというレベルから遥か彼方にいるのが真のジャズ愛好家なのです。もちろん僕も同類です(´∀`)

    でも同時に、あまり人気のない有名なミュージシャンのアルバムなどをかけて「さぁ誰でっしょう?」クイズをすると異常に盛り上がります。これ多分ジャズあるあるです。

    ②じゃあ、キーが変わると何がいいことがあるの?

    オシャンティー以外に意味がないならキー変える必要そんなになくない?と思ってるそこのあなた!意外と色々な効果があるんです!

    例えば、大きくキーが変わることで映画で言うところの場面転換の様な効果があります。ジャズの一般的な曲の構成にAABAというものがあります。よく現代のポップに当てはめてAがAメロ、Bがサビと言われます。もし、Bでキーが変わるとAからBへの場面転換のようなことが起こり「あ、なんか違う~」と感じることができます。演奏してる方も、「お!ここでBに入ったから、構成上AABAのBの部分だ!」と気がつくこともできます。

    小さく一瞬だけキーが変わることもあります。一小節とか数秒だけ変わることなんかもザラです。もし、前述のAABAで最初の2つのAで同じことをしているとひねりがないですよね?ある意味オシャンティーさ欠けてると思いませんか?もし、2つ目のAで一瞬だけキーが変わるとしたら、聞いてる方は「あ、変わった!」と思うかもしれません。ちょっとした変化ですが、ジャズの曲は長いものが多いので聞く方の楽しみにもなります。




    ③どうやってキーを変えるの?

    すごくぶっちゃけると、既成の曲をジャズアレンジにする以外は適当です。
    前回の記事にも書きましたが「自分にとってカッコイイと思うサウンド」であればなんでもいいのです。

    例外のようなものだと、誰かのトリビュートの曲であれば生前そのミュージシャンが良く使っていたキーの変え方などを模倣したりしますが、僕は結構適当にやってしまいます。

    ④どうやってそんなに頻繁に変わるキーでソロを取るの?

    多分ここが一番むずかしいと思うのですが、一応は自分でもキーを追いかけてそれに対応したスケールやコードトーンを弾くというのが建前ですが。実際、そこまで考えてる時間よりもとりあえずソロ弾いてみて「この音が、このタイミングでカッコイイ!」を沢山発見していくということに尽きると思います。楽してカッコイイソロは弾けないようです。

    理論の話など込み入ったことはまだする予定はありませんので、興味のある方は「ジャズ理論」でぐぐってみると優しいお兄さんが助けてくれると思います。
    暑い中の練習も大変だと思いますが、夏を利用して一歩成長するきっかけにしてみてください!

    No Guitar, No Life!



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