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【新連載】ジャズギタリストのこじれ具合【番外編】本当は最初に呼んで欲しかったこと
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【新連載】ジャズギタリストのこじれ具合【番外編】本当は最初に呼んで欲しかったこと

2013-07-27 15:40
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夏真っ盛りですね。東京は連日30度を超える日が続いています
熱中症に気をつけて、この夏の音楽を楽しんでください!

今回は書き置きのようなものを一度わかりやすく書いておこうと思って
記事を使って僕の考えを伝えさせてください。




このジャズギタリストのこじれ具合という連載で言いたいこと、伝えたいことがあります。

それは
①ジャズの食わず嫌いを無くしてもらうこと(敷居を下げる)

②ジャズ(他の音楽も含む)に対する既存の偏見や概念を取り払う

③新しいもの、他と違うものやことに対する恐れを取り払う


①の敷居の問題ですが、学問として成り立ってしまってから自由に楽しんで弾こうというよりもジャズという山をどうやって攻略してやろう!というチャレンジという風潮があるように思います。

僕は絵画と音楽って似てると思うんです。その絵の歴史を紐解くこともとても大事ですが、今その時自分が感じたかもとても大事だと思うのです。ジャズもここで何のスケール!とか目先の事も大事ですが、この曲を通して何を表現したいかという音楽全般のコンセプトを持つことも大事だと思っています。それを表現すること自体は実はスケールを知らなくても難しい用語知らなくても簡単なのです。要は「自分にとって正解の音」を奏でていれば問題ないはずなのです。もちろん技術が無ければその音を奏でることすら出来ないのですけど。

子供が色々な事を経験しながら学ぶように、時間をかけてじっくりやればジャズを演奏することは全く難しくないのです。


②と③の”新しいものにチャレンジすることの大事さ”に共通していることですが、
僕自身簡単に伝わるとも思っていませんし、伝統的な部分を伝えてきた人達を中傷するつもりも一切ありません。色々な方が自分にとっての素晴らしい音楽を演奏し作ってきたことに対する功績は疑う余地が一切ありません。

しかし、音楽を始めとした芸術は進化しなければ廃れるという面があります。温故知新という言葉が表すように、伝統的な音楽を学ぶことで得た知識な方法、またはコンセプトを発展させて始めて前に進むと僕自身は考えております。

例えば、イングウェイのスタイルを継承し自分なりのテイストを入れて独自のギター・スタイルを確立する。イングウェイそのもののモノマネではあまり意味がないと思っています。

もしくは、ショパンのピアノソナタに新しい解釈を取り入れ未だかつて無い音を奏でる。一見革新的ではないと思いがちですが、クラシック的には衝撃的なくらい革新的なことも多々あるのです。

ブルースという音楽が廃れてきたので、ロックの流れを取り入れ2つの音楽が融合するように新しいブルースという流れを確立し現代まで進化を続けていること。ロックブルースのギタリストが居なかったら、ブルースもケルト音楽などの音楽と同じ運命をたどっていたと思います。(演奏者人口の話)

サルサのリズムを使って、新しいダンスミュージックを作りだし世界的なヒット。このヒットが無ければサルサ自体ローカルな音楽のままだったかも知れません。

逆に考えてみてください、すべてのミュージシャンが先人と全く同じ事をすることでは音楽は前に進まないのです。僕が言っているのは日本の音楽シーンを牽引しているプロミュージシャンの事です。アマチュアの方々はきちんとその歴史やスタイルを学ぶことも大事だと思います。

要は先人を尊敬し、その功績の上に何かを作り出すことは悪いことでは無いはずですし、ジミヘンの後でロックは死んだとも僕は思っていません。もちろんあくまでも僕の私見です。

日本人はゲーム音楽のように「なんでもアリ」の土俵だとものすごく才能を発揮しています。もっともっと、こういった枠を取り払う事で日本人特有の素晴らしい世界を驚かせるような音楽を作り、世界をリードしていく音楽先進国になることを夢見てまたブロマガを書こうと思っています。
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どうも!!空犬です! ゆーすけさんの音楽に対する姿勢・情熱しっかり受けとめました!! 先代がいたから現代の音楽が繁栄する。その血を引いた現代の人が新しい物を生み出すことで彼らのルーツを知ってもらえると言うことですね!!僕自身もクラプトンやレイボーンを聴かなければBBkingやアルバート・キングたちを知ることはなかったしそこで興味を持ちルーツを探ってなければ戦前・戦後の古くさいbluesを愛することも無かったわけです^^全くその通りだと思います!!    僕は歴史・伝統を愛し彼らの雰囲気を受け継いだ数少ないplayerを心底尊敬しています。現代のbluesだとデレク・トラックスのプレイ聴きながらニヤニヤしてます(笑)僕は現代のJAZZをよく勧められんですが 聴いてもやはりまだ耳が肥えてないのかちょっと苦手というかネガティブな印象があります。ギタートーンという点では 鳥肌ものなのですが,どうしても古い物の方がしっくりくるというのが正直な感想です(´。`)なので音楽がこれからどういう風に変化していくのか不安という気持ちがありました。そんな中僕のくだらない私見ですが音楽の進化て偶然の産物なんだと思うんです。 エルビスだってチャック・ベリーだって冷静に捉えると既存のbluesやcountryや黒人霊歌などを自分のアレンジでcoverしたに過ぎないと思ってるんです  たぶん世の中の人はそれが見たことないものだし、現良い音楽だから人気もでます。エルビスのcover曲の一つに黒人霊歌にグルーヴを足したようなグループの曲があるんですけど、1950年代のオリジナルの映像見て思ったのが、なんでこんな良いものがあったのに知らなかったんだ!!!と感動しました。僕がルーツに拘るようになったのもそれがきっかけだし、もっといろんな人に見てもらいたいと素直に感じました。しかしながら、ゆーすけさんのおっしゃるとおり 変化を恐れては何も生まれないのは誰も疑いようのない事実ですね!! 僕自身もbluesを土台にjazz classic......全ての時代の要素を取り入れた音楽・playを模索中です。 僕も自分がカッコいいと思ったものは、きっとお客さんにも届くと信じて日々精進していきます。 荒々しい文でしたがどうかお許しくださいm(_ _)m
96ヶ月前
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>>1 空犬さん

コメントありがとうございます。少しでも伝わってとても嬉しいです。

何もちゃぶ台をひっくり返すような新しいものじゃなくて良いと思っています。ほんの遊び心がそこにあるだけで、それはもう立派な新しい音楽だと思っています。

大学で学んだ薄っぺらい知識ですがブルースは少し複雑で、人種差別のあおりや流行り廃りに圧され50年代以降は踊れる音楽に取って代わられ道端で小銭稼ぎにやってるか、一部の黒人がローカルな音楽として伝えるような状態になってしまいました。中にはお金がなくて病気なのに治療費が払えないミュージシャンもいたらしいです。そして60年代後半からイギリスの新しいもの好きなミュージシャンがブルースに触発され沢山のカバーを生み出したお陰で、ブルースはまた陽の目を見ることが出来、貧困から抜けだしたという歴史があるのです。そして、クラプトンなどはもっと万人受けするようアレンジを加え新しいブルースを生み出したので、すべてのデルタブルース、シカゴブルースの名手は本当に感謝をしているのです。その「新しいブルース」が無ければブルースはほぼ死滅していたかもしれません。そこに国を超えた熱い友情があるとインタビューで拝見したことがあります。

人それぞれ音楽の楽しみ方は違うと思います。実は前の記事で紹介したJonathan Kreisbergですが、彼もとてもウェスやチャーリー・クリスチャンをこよなく愛しライブで良く昔のジャズを演奏します。それを踏まえた上で、自分なりに感じた事を自分なりに表現しているのだなぁと思ってしまいます。逆に、Ben Monderなどの革新派のギタリストは僕も苦手です。

同時に新しい音楽(アバンギャルド)は淘汰される運命も持っています。コルトレーンの後期の音楽がほぼ受け入れられなかったのも運命だと確信しています。でも、マイルスのクールジャズに対するコルトレーンのアグレッシブなスタイルは当時一石を投じたと思っています。変化に対する恐怖を克服して、何かを投げかけるという人達を僕は評価したいと思うし僕もそうありたいと思っています。

常にこれが本当にかっこ良いのか?を自問自答することで理想の音に近づけたら大往生できると思います。
お互いに頑張りましょう!
96ヶ月前
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