保険を使ったのと同じように三割負担にて落とす方法について
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保険を使ったのと同じように三割負担にて落とす方法について

2016-08-11 07:09

    今回は保険制度について知らなければ意味はないので、本題である投稿に入る前に予備知識のお話を。

    そもそも保険制度とは何なのかというと、「国民皆保険制度」と言って、現在の医療保険制度では、国民はいずれかの健康保険に必ず加入することとなっていることを指します。

     この制度の根幹をなすのが、国民健康保険(国保)なのですが、どういうものなのかと言うと、病気や怪我で医療費の支払いが有る時の為に、普段から保険料(税金)を被保険者(加入者)で負担し合い、不足分を国や、都道府県及び区市町村が補助する制度となっていることを指します。



     制度被保険者保険者給付事由
    医療保険健康保険一般健康保険の適用事業所で働くサラリーマン・OL(民間会社の勤労者)政府(社会保険庁)、健康保険組合業務外の病気・けが、お産、死亡(船保は職務上の場合を含む。)
    法第69条の7の規定による被保険者健康保険の適用事業所に臨時に使用される人や季節的 事業に従事する人等(一定期間をこえて使用される人を除く)政府(社会保険庁)
    船員保険(疾病部門)船員として船舶所有者に使用される人政府(社会保険庁)
    共済組合(短期給付〉国家公務員、地方公務員、私学の教職員※各種共済組合病気・けが、お産、死亡
    国民健康保険健康保険・船員保険・共済組合等に加入している勤労者以外の一般住民市(区)町村
    退職者医療国民健康保険厚生年金保険など被用者年金に一定期間加入し、老齢年金給付を受けている70歳未満等の人市(区)町村病気・けが
    老人医療老人保健医療の対象者=医療保険制度の加入者(被保険者・被扶養者)のうち、70歳以上の老人および65歳以上で一定の障害の我度にある人等は、医療保険制度の医療給付の対象から除かれ、老人保険の医療を受ける実施主体は市(区)町村病気・けが
    社会保険庁HPより




    上の表を見て貰えれば解ると思いますが、医療保険には何種類か有り、現在のほとんどの方が一番上に記載されている健康保険に入っていると思います。(公務員を除く)
    そして会社勤めをしていない人は、国民健康保険というのが通例ですね。


    企業に入社すると、会社名義の保険証を渡されて、給与自動引き落としになるところが多いので、普段は気にしない人もいらっしゃるかと思います。そんな人に気にして欲しいのですが、「国民皆保険制度」という建前上、企業を退職などして健康保険から抜けた時は、国民健康保険に14日以内に入り直さないといけません。



    ●国民健康保険への手続き

    ◆他区市町村から転入したとき
    ◆他区市町村に転出するとき
    ◆住所・氏名・世帯主などが変わったとき
    ◆社会保険などをやめたとき
    ◆社会保険などに入ったとき
    ◆生活保護を受けなくなったとき
    ◆生活保護を受けるようになったとき
    ◆保険証を紛失・汚損したとき(再発行)
    ◆子どもが生まれたとき
    ◆死亡したとき
    ◆退職者医療制度の適用を受けるとき
    ◆就学のため他区市町村に転出するとき
    ◆卒業などで親元にもどるとき

    東京都国民健康保険団体連合会HPより




    そうしないと保険から抜けている状況となっていますので、事故や病気などで病院に行った際、三割負担が全額負担となってしまいます(普段3000円なら、10000円の支払い)

    ですが、人間・・・そうも病気にはならないものですし、面倒臭いとか金が勿体無いという理由をつけて加入し直さない人が多いのが現状。 特に、企業を退社した後にそのままというパターンの若い人が多いようですが・・。 しかし、これは払わなければ、実際に病気になった時に全額負担となって困るのは自分自身なので、同情の余地は有りません。
    大病を患った時に、慌てて国民健康保険に加入しようとすると、未払いの保険料を請求されるので、普段からの積み重ねが大事な制度と言えます。

    ここまでが、予備知識となります。

    では・・・その「国民皆保険制度」において、10年近く保険に入ってなかったにも関わらず、
    胃潰瘍を患った際に、通常の3割負担にて支払いをしたDさんの話をまとめましたので、ご覧ください。


     注意! 以下の手段を使用した場合、罪に問われる可能性があります!
         これらの行為を推奨しているわけではありません。
         予め、御了承ください。




    Dさん(45歳)は、もともと体が丈夫で病気になりにくかった為、10年前に勤めていた会社を退職した後は国民健康保険に加入しませんでした。(会社勤めの時は、給与自動引き落としだった)
    その間の仕事は、日雇い労働などをして不定期な収入を得ていた為、保険らしい保険にも入らないまま10年近くが経った(注1)ある日の事、最近になってシクシク痛み出していた胃が我慢できない程に痛みを放つようになりました。
    仕方なく10年振りに病院に検査に行ったはいいですが、保険証の無い患者は全額負担になると知って、さぁ大変!




    不定期な収入を得ているDさんに、10日間で総額50~60万円にもなる治療費を払うには蓄えが有りませんでした。慌てて国民健康保険に入ろうとしたところ、役所からは5年前に遡っての料金を支払わないと発行できないと言われ、二重にショック!
    どうしようか悩みはするが、そう言っている内にどんどん胃は痛くなり、すぐに入院しないと危ないのに金は無い・・。
    そんな所、法律に詳しい友人が彼にアドバイスをした所、未払い分を払わずに国民健康保険に加入でき、無事に胃潰瘍の治療も三割負担の15万円で終わることが出来たそうです。


    その方法とは・・・?








    地方に住んでいる娘の居住地に住所を移したそうです。









    その翌日、役所に保険証を請求したところ、

    即時発行。







    たった、これだけ・・・。 たった住所を移すだけの事でしたが、ここが知っている人と知らない人の分かれ道になったようです。
    このように知っていると、払わなくてはいけない金額を払わずに済むので(注2)、ちょっとした法律の隙間を知っていると、いざという時に損はしません。





    ・ ・・・以上が、Dさんから頂いた投稿を、校正して掲載した文章になります。
    感想としては、ちょっとした隙間を突いた裏技といった所でしょうか。
    堂々と投稿してきたDさんの体験談ですが、どこの自治体でも同じでは有りませんので、読者の方には、決して真似をして欲しくありません。また、ケースによって別の方法も有るかもしれません。
    何事も、コツコツと築いていくのが良いようで。。


    注1 表にも有る、法第69条の7の規定による被保険者とは、日雇い労働などに従事する方のことです
       が、雇用する事務所がいい加減にしている場合も多く、保険には入らないことが多いと言われま
       す。

    注2 済みません。未払い料金を請求されていますし、Dさんは不足している金額を知ったとみなされま
       す。この投稿には、その後のことを書いてはいませんでしたが、十分に後日請求される可能性はあ
       ります。


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