消費増税で162円→935円 ごみ袋料金一気に5倍、不満の声も
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

消費増税で162円→935円 ごみ袋料金一気に5倍、不満の声も

2019-10-11 19:16



    福岡県糸島市役所のごみ置き場に出された事業系ごみ=同市提供© 朝日新聞社 福岡県糸島市役所のごみ置き場に出された事業系ごみ=同市提供

     消費税率が10%に増税された10月1日、福岡県糸島市は事業所用ごみ袋の料金を、5~6倍に値上げした。20年間ほど安いまま据え置いていたため、増税に合わせて引き上げたという。事業者からは「いきなりの大幅値上げで、乱暴ではないか」との声も出ている。

     値上げしたのは、飲食店や企業が事業ゴミを出す際に使うごみ袋。いずれも税込みで、10枚入りの可燃専用袋(100リットル)は162円から935円に、リサイクル袋(55リットル)は140円から660円に、その他不燃袋(同)は162円から770円に値上がりした。上げ幅は520円~773円となった。

     糸島市によると、市内の事業者は10年度の約1200から18年度には約1400に増え、事業系ごみの量も約2割増加した。17年度の事業系ごみ処理費は約1億5600万円。これに対し、ごみ袋の販売収入は約1900万円で、足りない1億3700万円を税金で穴埋めした。

     福岡都市圏のほかの自治体と比べると、糸島市の可燃専用ごみ袋の単価は春日、大野城両市の12分の1ほどだったという。市は「受益者負担の徹底化を図るため、安すぎる料金を早急に近隣自治体の水準に近づける必要があった」と説明する。増税と同じ日に値上げしたことについては「来年度実施だと消費増税の半年後で、『また値上げするのか』と事業者の負担感が大きい」と話す。

     市はホームページのほか事業者にチラシを配るなどして広報しているが、「段階を踏まず、いきなりの大幅値上げは乱暴だ」と憤る事業者もいる。



    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。