#コロナ は #ワクチン を強制する為、#キャッシュレス化 に誘導するための情報兵器で茶番‼昨年9月すでに武漢で「新型コロナウイルス」防疫演習が行われていた
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#コロナ は #ワクチン を強制する為、#キャッシュレス化 に誘導するための情報兵器で茶番‼昨年9月すでに武漢で「新型コロナウイルス」防疫演習が行われていた

2020-07-07 05:33

    「武漢へ持ち込んだのは米国軍かもしれない」

    外交部の副報道局長で「発言人(報道官)」の趙立堅(ちょうりつけん)は3月12日に自身のツイッターを更新して、次のような投稿を英語と中国語で行った。  「米国で最初の新型コロナウイルス感染者はいつ出現したのか。感染者は何人だったのか。また、その病院の名前は何だったのか。新型コロナウイルスを武漢へ持ち込んだのは米国軍かもしれない。米国は新型コロナウイルス関連のデータを隠し立てなく公開すべきだし、米国は中国に説明をすべきである」  なお、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を中国語で「新型冠状病毒」と言い、「新冠病毒」と略すこともある。  趙立堅がツイッターにこの投稿を行ったのには理由があった。  その前日の3月11日に米国・ホワイトハウスの大統領補佐官(国家安全保障問題担当)であるロバート・オブライエン(Robert C. O'Brien)が、ワシントンD.C.に所在する保守系シンクタンクの「ヘリテージ財団」で演説し、「中国政府による新型コロナウイルスに関する情報公開の遅延が感染の世界的拡散を引き起こした。従って、世界中で感染が拡大した責任は中国にある」と述べたことに反論したものだった。  しかし、ロバート・オブライエンの発言に対する反論であったとしても、趙立堅はどうして「新型コロナウイルスを武漢へ持ち込んだのは米軍かもしれない」などと突拍子もない発言をしたのだろうか。

    昨年秋の「第7回世界軍人運動会」

     この発言の前提となったのは、2019年10月18日から27日までの10日間にわたって湖北省の省都・武漢市で開催された「第7回世界軍人運動会(7th International Military Sports Council(略称:CISM) Military World Games)」(以下「武漢軍人運動会」)であった。  武漢軍人運動会は2015年10月に韓国で開催された第6回世界軍人運動会に続くもので、2019年が中華人民共和国の成立70周年であることから国威発揚の目的で招致されたのだった。  2019年10月18日夜に挙行された開幕式には国家主席の習近平が出席して開幕を宣言したのだった。武漢軍人運動会に参加したのは109か国の総勢9308人の選手たちであった。  武漢軍人運動会で実施されたのは27競技、329種目であったが、メダル獲得数では開催国の中国が断トツ1位の239個(金:133個、銀:64個、銅:42個)で、第2位ロシアの166個(金:51個、銀:53個、銅:57個)に大差をつけた。  ちなみに、米国のメダル獲得数は8個(金:0個、銀:3個、銅:5個)で全体の第35位と振るわなかった。  なお、日本は「軍隊」を持たず「軍人」がいないので、世界軍人運動会には当初から参加していない。

    唐突な「新型冠状病毒感染」対策

     さて、武漢軍人運動会は2019年10月18日から10日間にわたって開催されたが、10月18日の開幕式より3週間以上前の9月26日付の地元紙「湖北日報」は「軍人運動会用の航空検問所で専用通路が検査をパス」と題する記事を掲載した。この記事は同じく9月26日に湖北省人民政府のウェブサイトにも転載されたが、その概要は以下の通りになる。 ---------- (1)武漢市にある「武漢天河国際機場(武漢天河国際空港)」は武漢軍人運動会に参加する外国選手やその関係者の入国管理や携行品や諸機材の通関を順調に行うために検査を兼ねた予行演習を9月18日実施した。それから1週間後の9月25日に空港税関の関係責任者が表明したところによれば、通関工程の合理化によって通関効率は明らかに上昇しており、競馬や落下傘などの試合機材はすでに輸入通関を終えているという。 (2)9月18日に武漢天河国際空港で検査を兼ねた予行演習を実施したのは武漢税関の「連合軍運動会執行委員会」であり、行った予行演習は『国境の安全を守り、軍人運動会の無事を保障する』をテーマとする応急処置訓練であった。実戦形式で行われた訓練は、旅客通路で基準値以上の放射性物質が発見された際の処置および空港検問通路で「新型冠状病毒(新型コロナウイルス)の感染」が発見された際の処置であり、流行病学調査、医学的ローラー作戦、臨時検疫区域の設置、隔離収容、病人の移送や衛生的処理など多岐にわたる訓練を行った。 (3)間も無く開催される軍人運動会には多数の国から運動選手が競技に参加し、多数の観衆がこれを迎えることになる。同時に、落下傘、警察犬、軍用ピストルなどの特殊な物品や機材が輸入通関されることになる。武漢税関長である楊傑の紹介によれば、訓練を通じて仕事の手順を整理し、遺漏なきよう努めており、軍人運動会の人員や物資を迅速かつ安全に輸出入通関を行えるようサービスの向上を図っている。 ----------  この2019年9月26日付「湖北日報」が報じた記事には「新型冠状病毒(新型コロナウイルス)の感染」という言葉が唐突に使われているが、この記事を読んだ新聞の読者やネットに転載された記事を読んだネットユーザーは「新型コロナウイルス」という言葉を理解していたのだろうか。  恐らく、この記事を書いた湖北日報の記者は武漢税関の取材源から聴取したままを書いたもので、「新型コロナウイルス」が何かを全く理解していなかったと思われる。  一方、趙立堅による「新型コロナウイルスを武漢へ持ち込んだのは米国軍かもしれない」という発言は、世界中に報じられて中国に対する激しい反発を招く結果となった。不思議なことに、その直後に上記の「湖北日報」記事は密かに削除された模様である。  ただし、元記事は削除されても、ネット上には多数の転載記事が残り、完全な削除は難しい。当該記事が突然削除された理由として考えられるのは、中国における「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」の発症が報告された2019年12月末以前に「新型コロナウイルスの感染」に対する処置訓練を行っていたというあらぬ疑惑を避けようとした可能性である。

    何を防ぐための演習だったのか

     ところで、2020年1月28日付の「財新網(ネット)」は「2018年の新型冠状病毒(新型コロナウイルス)、感染するのは豚だけで人には伝染しない」と題する記事を報じた。同記事の内容は以下の通り。 ---------- 2018年に中央電視台(中央テレビ局)が伝えた『科学者が新型コロナウイルスを発見した』というニュースが、近頃メディアによって盛んに報じられている。このニュースを見た人の中には、現在武漢から全国へ爆発的に拡散している新型コロナウイルスは2年前にすでに発見されていたのではないかと疑う人もいる。 ----------  実際上、冠状病毒(コロナウイルス)は種類が多く、名前は新型であっても、過去に発見されていなかっただけである。2018年4月に発見されたウイルスは、豚に感染するだけで、人には伝染しない代物だった。  当時の報道の中で、中国科学院の「武漢病毒研究所(武漢ウイルス研究所)」が牽引する研究グループは数日前に、当該ウイルスは1年以上前に広東省で発生した流行性下痢を引き起こすウイルスと同一で、元凶はコウモリを起源とする一種の新型コロナウイルスであると確定した。  当時発病した豚に濃厚接触した作業員から採取した血液に抗体検査を実施したが、感染の形跡は発見されなかった。  今回武漢で発見された新型コロナウイルスは2018年に報道された豚に感染する新型コロナウイルスとは分類学上で同一種ではなく、SARSウイルスの一種である。  上記の記事から分かるのは、「冠状病毒(コロナウイルス)は種類が多く、過去には発見されておらず、新たに発見されたコロナウイルスは、新型コロナウイルスと呼ばれる」ということである。  そうであるならば、武漢軍人運動会の開会を1カ月後に控えた武漢天河国際空港で武漢税関が検査を兼ねて実施した予行演習の中に「新型冠状病毒(新型コロナウイルス)の感染が発見された際の処置」が含まれていたというのは理解しがたいことである。  さらに、彼らが新型コロナウイルスの感染を発見する対象としていたのは、中国国民ではなく、海外から武漢軍人運動会に参加する目的で入国する外国軍人やその関係者であった。  すでに述べたように、中華人民共和国成立70周年の記念行事として国威発揚を目的に招致した武漢軍人運動会であるはずなのに、その参加者や関係者が新型コロナウイルスに感染している可能性を懸念し、万一にも感染が発見された際の処置を予行演習したことになる。

    よほどの裏でもなければ

     それでは、武漢税関が、感染の中国国内への流入を防止しようとした新型コロナウイルスとは、一体何だったのか。  外交部報道官の趙立堅が「新型コロナウイルスを武漢へ持ち込んだのは米国軍かもしれない」と述べたのを聞いて、筆者が最初に思い浮べたのは、米国におけるインフルエンザの大流行である。  2020年2月19日付で米国ニュースチャネルのCNNが報じたところでは、2019年9月26日から始まった2019~20年の「インフルエンザシーズン(流行時期)」の感染者は、全米で少なくとも2600万人、死者は少なくとも1万4000人に増えたという。  趙立堅が米国のインフルエンザの大流行を念頭にしていたとしても、武漢天河国際空港で新型コロナウイルスの感染防止処置の予行演習が行われた2019年9月18日には米国では「インフルエンザシーズン」がまだ始まっていなかった。  一方、趙立堅が念頭に置いたのが、米国を発生源とする新型コロナウイルスだったとすれば、その根拠は何なのか。2019年の中頃に中国は秘密裏に開発した生物兵器である新型コロナウイルスを米国へ持ち込み、米国内で密かに拡散させたということなのだろうか。  その際に注力したのが米軍関係者に対する新型コロナウイルスの拡散であったのであれば、それに感染した米軍選手団やその関係者の入国を武漢天河国際空港で阻止するという水際作戦の構図は成立するのである。  世界保健機関(WHO)がまとめた報告書には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とインフルエンザは多くの類似点を持ち、両者とも接触感染によって発症し、呼吸器系に種々の影響を及ぼすとあり、両者ともに発熱、倦怠感、咳を引き起こし、深刻な呼吸器疾患を発症すると肺炎を引き起こし、最悪の場合は死に至るとある。  従って、武漢税関が米国で毎年のように流行しているインフルエンザを新型コロナウイルス感染症に見立てて、インフルエンザの中国への流入を武漢天河国際空港で食い止めようと感染予防処置の予行演習を行ったという解釈は成り立つかもしれない。

    何事かがあった形跡は見当たらず

     しかし、武漢軍人運動会に参加予定の米軍選手団やその関係者が、武漢天河国際空港において新型コロナウイルスに感染している疑いで入国を拒否されたという報道は、筆者が調べた限りでは存在しない。  これが事実であれば、この予行演習は新型コロナウイルスを具体的に特定して実施したとは思えないし、当事者である武漢税関は何らかの理由により上部組織である中央政府の「海関総署(税関総署)」や「国家衛生健康委員会」などからの指示を受けて形式的に行った可能性が高くなる。  だが、武漢軍人運動会における米国のメダル獲得数が全体の第35位と不甲斐ない結果となったのは、多くの選手が新型コロナウイルスに感染していながら無症状で、最良の体調ではなかった可能性は否定できないが、2015年に韓国で開催された第6回世界軍人運動会における米国のメダル獲得数は6個(金:2個、銀:2個、銅:2個)で全体の第20位に過ぎなかったので、今回と大差なかった。  2020年5月11日付の米国メディア「自由アジア放送(略称:RFA)」中国語網(ネット)が報じたところによれば、2019年10月に開催された武漢軍人運動会に参加したフランスの女子近代5種選手であるエロディ・クルベル(Elodie Clouvel)と男子近代5種選手であるバレンティン・ベロー(Valentin Belaud)の2人は武漢滞在中に新型コロナウイルスに感染したと述べ、彼ら2人に止まらず、少なからぬフランス選手が新型コロナウイルスに感染したと言明した。   これに対し異論を唱える選手もあり、フランス選手団には20人以上の軍医が同行して厳しい健康管理を行っていたので、新型コロナウイルスに感染した可能性は極めて低いと述べている。  しかし、イタリアやスウェーデンの選手団の中にも武漢滞在中に新型コロナウイルスに感染したという選手が多数存在したという情報もあり、2019年10月時点で武漢に新型コロナウイルス感染症が存在していた可能性は高いようにも思える

    武漢起源を否定するための出まかせ?

     さて、すでに述べて来たように、中国外交部報道官の趙立堅は「新型コロナウイルスを武漢へ持ち込んだのは米国軍かもしれない」と誰も予想しなかった飛躍的論理を振り回して、新型コロナウイルスの武漢起源説を否定しようとした。  彼が論拠にしたと思われるのは、上述の通り2019年10月26日付の「湖北日報」が報じた武漢天河国際空港で9月18日に実施された新型コロナウイルスの感染に対する処置の予行演習であり、当該記事は趙立堅の発言が注目を集めた直後にネット上から削除されたという。  米軍選手団が新型コロナウイルスを武漢へ持ち込んだ可能性は皆無だと思うが、2019年9月18日に武漢天河国際空港で行われた予行演習で海外から持ち込まれるのを防止しようとした対象は、どのような新型コロナウイルスの感染だったのであろうか。  この疑問が解明されることはないだろうが、そうなるとなおさら知りたくなる。


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