【趣味の再生園芸】宝船のブロッコリー、今【ブロッコリー・宝船】
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【趣味の再生園芸】宝船のブロッコリー、今【ブロッコリー・宝船】

2016-06-05 09:32

    春にたくさんの花を咲かせた宝船のブロッコリー達。

    花の多くは結実せず萎れてしまいましたが、全てが萎れたわけではありません。

    アブラナ科の植物は基本自家不和合性。自家受粉も出来なければ近しい遺伝子を持つ姉妹株とも受精は出来ません。

    しかし花が萎れる間近になるとそのメカニズムに綻びが生じ、自家受粉が可能になる事が稀にあります。

    そうして、万一他所から花粉をもらえなかった場合でもその地で種が滅亡する危険をかろうじて回避できるようにしているのですね。

    中々上手い仕組みです。


    で、その仕組みを利用して受精したもののひとつがこの莢。

    ちょうど真ん中辺りにやや色の濃い部分があります。そこに種が入っています。

    自家受粉によって得られた種は発芽率が著しく低く、また遺伝子に異常をきたしやすい為発芽しても正常な生育は困難といわれます。

    が、実際以前大根で試したところ、種を5個撒いて全てが発芽、私が移植した事によって環境ストレスで萎れてしまうまで、普通に生長していました。

    商品価値のあるものになるかは分かりませんが、私の経験からは発芽率の低さや生長の異常は感じられませんでした。

    この種も植えたらきっと割と普通な生長をするのではないかと思います。

    といっても、種から育てるのはちょっと趣味を合わないので、適当に保管して死滅させた後にアケビの肥料として土の一部になってもらう予定ですが。

    というか、こうして種が出来ているのに同時に栄養生長を再開しているというのも中々凄い話です。

    一回結実性の一年生植物とは一体……


    これは恵比寿の枝のひとつ。

    赤というかオレンジというか、赤系の色をした粒が大量に宙に浮いています。

    これはハダニのコロニー。

    ハダニは名の通り葉につくダニで、葉から養分を吸汁して最悪その株を枯らしてしまう事もある危険な害虫です。

    といってもよほど植物が弱っているかハダニが葉を覆うほど大量に発生しなければそこまで深刻な事態にはなりません。しかし植物の育ちが悪くなるのは事実。放置するのはあまりよくありません。


    ハダニは糸を出して巣をつくり、大量の同族で構成される大きなコロニーを形成する社会性の虫です。

    系統は大きく違いますが、アブラムシと似たような生態を持っています。

    私のところではたびたび発生し、気がつくと消えている、よく分からない存在です。

    害虫なのは間違いないのですが、基本的に宝船の上にしか発生せず、しかも弱り始めた部分、特に古くなって近々切り落とそうとする枝によく現れるため、いつも放置しています。

    その枝を切り落とす時に大半のハダニが一緒に駆除できるため、やっきになって防除に走らなくても問題がないのです。

    とはいえ今回はいつも通りとはいかないかもしれません。

    今回、少々生息域が広すぎます。下手をすればブロッコリーだけでなく他のところにも飛び火する恐れが見えてきました。

    もしかしたら恵比寿にはかなり痛い思いをしてもらう事になるかもしれません。

    まあ、その時はその時。仮に恵比寿が枯れたとしても、他に害が及ばずに済んだと諦める事にしましょう。


    といったところで今回はこの辺で。

    ではでは。

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