【趣味の再生園芸】分かりきってた展開【ブロッコリー・中根さん2世】
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【趣味の再生園芸】分かりきってた展開【ブロッコリー・中根さん2世】

2016-09-01 19:51

    中根さんの子供たちですが、色々あって全滅しそうです。


    これは五十猛の器に生える株。

    茎が中折れを起こしています。

    地下の生長があまりに遅く、それに比例して生長しなければならない地上部はなかなか生長できないせいで疲弊してこんな姿になってしまったようです。


    折れている部分の接写。

    表皮が破綻しているのでしょうか、表面が白くなっています。

    この一面だけでなく、折れている部分全体がこんな具合に組織が破綻していて、その上にある葉っぱや茎頂は死滅の危機に遭っています。

    こうなった原因は、地下世界のひどさに由来する根の生長の遅さ。

    育苗ポットより狭く、養分も少なく、水の満ち干も激しく、そして雑菌も多い。

    劣悪な環境では植物は上手く根を伸ばす事が出来ません。

    そのせいでこの株はほとんど根が伸びていない、はずです。

    少なくとも、この株の種を埋める際に掘った穴の容積ほどの量はないと見て間違いありません。

    それほどわずかな根に生長速度をあわせなければならない地上部は、たった3枚の本葉を出したところで生長を止めなければならなくなりました。

    その状態でずっと停滞していた結果、どこかしらのタイミングで無理が出たのでしょう。茎の一部が壊死し始め、上の写真のような状態になってしまったわけです。

    この株はこれから先どんどん症状が悪化し、最終的には枯れるでしょう。

    しかしそれは決してこの株が自家受粉(と思われる)種子であるからという理由ではなく、単に発芽した環境が劣悪だったため。

    もっと良い、普通の環境であったのならば今頃元気に生育して立派な苗になっていたでしょう。

    ついでに姉妹株の紹介もしましょう。

    峠の釜めしの器で育てていた株は、宝船に移植しました。

    毘沙門天が死んでしまったため、植わっていた箇所を掘り返して空いた場所にその時点で生存していた4株を移植、大黒天と弁財天と共に育てる事にしました。

    移植した理由は、こちらも生長が止まってしまっていたから。

    下の方は水浸し、上の方は常に乾燥気味で、どちらも生育には良くない環境です。

    そういう環境に植わっていたためか、こちらの器の株も尽く生長が止まっていました。

    状況の打開のために環境を変えようと考え、ちょうど場所が空いたところに植えなおしたのです。


    植えなおした株その1

    元々一番元気な株だったこの子は、植えなおした後すぐに活着して元気に生長し始めました。

    じきに根がよく伸びて大黒天に勝るとも劣らぬ大きな株になる事でしょう。


    その2とその3

    左側のピンボケしてしまった株と、右側のクタッとしている株です。

    左側の株はまだかろうじて生きている感じですが、右側のはもう完全に萎れてしまっています。

    この2株はどちらも根がまったく伸びておらず、ほとんど地上部だけしかないような姿をしていました。

    元の器のままならまだしばらくは生きていられたかもしれませんが、とても長生きできるような様子ではなかったので、枯れてしまうのが遅いか早いかの違いしかなかったでしょう。


    その4

    これもその1くらいに比較的元気な子だったため、新しい環境に適応して根付く事ができたようです。

    といってもその1と違って本葉が小さく色が淡い為、まだ予断を許さない状況です。

    その1と同じようにこの器で生きて行けるかもしれませんし、その3のように枯れてしまうかもしれません。

    中根さんの子供たちは、種の出来ではなく植わった環境によって上手く生長できないという状況に追い込まれてしまいました。

    もはやまともに生きているのは1株、かろうじて生きているのも含めても3株しか生き残っていない始末。

    これはひとえに私の育て方が悪かった為で、中根さんもその子供たちも悪くはありません。

    負け惜しみをひとつ言わせて貰うなら、元々枯れてしまってもいいと思っていた子達なので、このような事態になってしまっても想定の範囲内だったのです。

    ですから、仮に全滅してしまっても、まあ仕方ないと受け入れられます。

    だから、60個あった種がいまや3株だけになってしまっても、全然悔しくなどないのです。

    ないのです。


    といったところで今回はこの辺で。

    ではでは。

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