2016年第77回優駿牝馬(オークス)(東京) 予想
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2016年第77回優駿牝馬(オークス)(東京) 予想

2016-05-21 18:40
    まずは土曜府中の馬場から。

    先週の京王杯SCで1.19.6、ヴィクトリアマイルでは1.31.5の好時計が出ましたが、今週は早い上がりが出るものの、時計自体は昨年同時期よりも遅いタイム。

    メインの府中千八 メイSの勝ち時計は、1.45.8。
    レース名は違いますが、昨年同時期に行われたモンゴル大統領賞の勝ち馬 サトノアラジンが叩き出した時計は、1.44.7。

    3歳牝馬500万条件のカーネーションCは昨年が1.47.5、今年は1.47.8とあまり変わりませんが、古馬4歳上1000万の平場千四は、昨年が1.20.1、今年は1.21.1と、1秒以上遅いタイムとなっています。

    カーネーションカップは逃げ切りとなりましたが、基本的に直線外の方が伸びる馬場。
    やや馬場の傷みが目立ち始めたかの印象です。


    展開となると、ここで行きたいのは恐らく前走の忘れな草賞を逃げ切ったロッテンマイヤー辺りか。
    フラワーCを逃げ切ったエンジェルフェイスもいますが、そのフラワーCは逃げ馬不在となったレース。

    両レース共、超スローのレースとなっており、積極果敢に飛び出す馬ではありません。
    前走府中千八の平場を逃げ切った初芝のダンツペンダントもいますが、これも超スローの競馬を逃げ切り。

    この三頭共、揉まれたくない競馬を選ぶことになりそうですが、他に行く馬が居ればハナを譲ってもいいと考える馬達。
    スタートから各馬、牽制含みの流れとなりそうで、ロッテンマイヤーは大外枠からと、未知の距離だけに序盤から脚を使いたくはないはず。

    しかも、ここで人気を背負うのは内枠で末脚勝負、後方からのシンハライト。
    それだけに、後方でスタミナに末脚を温存するシンハライト相手に序盤からペースを上げるのは得策では無く、出来るだけ内々で揉まれ尽くして欲しいと言うのが他陣営の本音。

    シンハライトもシンハライトで、いきなり大舞台で主役に抜擢されると言う難しいレースに。
    これまでのシンハライトのレースぶりは、馬群の外外ばかり回っており、馬群での競馬経験は全くありません。

    シンハライトのここ二走でのレースぶりは、チューリップ賞はジュエラー、桜花賞ではメジャーエンブレムの二番人気と、マーク屋の池添らしい競馬ぶりで人気馬をマークしてきっちりと先着する結果を残していましたが、今回はいきなりの主役。

    正直、ジュエラーが居てくれた方が競馬はしやすかったでしょう。
    今回は現在2倍台の一番人気に推されており、マークする立場からマークされる立場へ。
    しかも、現状の人気を考慮すれば、ここはシンハライト VS 17頭の競馬となる可能性があり、相当にマークは厳しくなるのは自明の理。

    そのうえ今回はキャリア初めての内枠からと、馬群で揉まれる競馬が確実。
    そこに一気の距離延長に初の遠征競馬と、懸念材料となりそうな問題点は多々あります。

    各騎手の思惑から見て、シンハライトが中心となる流れが構成されそうで、序盤から飛ばして後ろのシンハライトに利を与える競馬とはならないでしょう。
    序盤から流れは相当に落ち着きそうで、ここは超スローの上がり勝負必至かと。

    シンハライトはかなり厳しい競馬を強いられると見て、消しです。


    時計はやや掛かり気味で、直線は内よりも外が良い馬場状態。
    しかも、今回は道中スローの上がり勝負となりそうなだけに、終いの決め手がある馬が良さそう。

    これを踏まえ、本命はフロンテアクイーン。
    前走フローラSは4着。
    これは2月クイーンC以来の久々となったもので、かなり気負った競馬に。

    スタート直後、内のシャララ、外のブルーオリエントに挟まれ狭くなりハミを噛んですぐ、外からクイーンズベストに前に出られる形と、序盤から引っ掛かってしまいました。
    道中も宥めるのに一苦労し、ペースは前半千米59.7のタイトな流れで息の入りにくい展開となりました。

    それだけに直線は仕掛けを限界まで我慢し、残り400からの追い出し。
    勝ったチェッキーノにはあっさりと抜け出されてしまいましたが、2着パールコード相手にはゴール手前まで前に出させず、ギリギリまで踏ん張る好内容。
    最後はアウェイクにも差されての4着でしたが、悲観する内容ではありませんでした。
    むしろ、ここを一叩きしてのガス抜きが期待出来るだけに、巻き返しは十分に可能でしょう。

    早々にオークス路線に切り替えての仕上げで、名トレーナー国枝師の思惑通りのはち切れんばかりの仕上がり。
    稽古では唸るような動きを見せ、大一番への仕上がり具合は相当です。

    クイーンCでは、あのメジャーエンブレムの2着となった馬。
    スピード能力に疑う余地はありませんし、前走あれだけチグハグな競馬となりながらも、追い出してからの反応は抜群。

    出たなりから競馬が出来る強みがあり、ここは折り合い一つで勝機十分でしょう。


    相手はチェッキーノ。
    キャリア全て最速の上がりと、決め手を秘めている良血馬。
    しかし、前走のレース後にルメールがコメントを残していますが、勝負処で追い出しての反応に乏しい面があります。

    フローラSもアネモネSも、追い出してからのエンジンの掛かりはやや遅く、スローの上がり勝負ではエンジンの踏み遅れもありそう。
    上がり33秒を繰り出した経験はキャリアでは無いだけに、その点は気掛かりです。

    しかも、今回は乗り替わり。
    内にシンハライトがいるので、内を見ながら競馬が出来る強みはありますが、エンジンの掛かりがやや遅い事で、戸崎自身、実戦での脚を計ったことが無いのは懸念材料でしょう。

    ここでも大崩れは無いでしょうが、差し届かずは十分にあるかと見て、対抗視としました。


    三番手にはロッテンマイヤー。
    大外枠からとなりますが、無理に逃げずに揉まれない枠を生かした積極的な競馬、外目の番手辺りから競馬が出来れば面白いのではないかと。

    前走の忘れな草賞は完勝。
    勝負処でメイショウタチマチに外から被される展開となりましたが、仕掛けてからはスッと突き放し、直線ではセーフティリードを保ち続けての内容でした。

    前に壁を作らなくても折り合いはすんなりですし、追い出してからの反応も抜群。
    前々から上がり33.7の決め手は相当でしょう。

    京都千八のデビューを勝ってすぐに臨んだのは、府中のクイーンC。
    あのメジャーエンブレムが快時計で楽勝したレースで3着。

    キャリア一戦だけの馬が、あれだけのスピードレースにいきなり対応出来る素質の高さは良血馬の成せる業。

    母母 ビワハイジの良血から来る潜在能力は確かなものがあるだけに、二千の距離経験がアドバンテージとなれば、ここでも勝ち負けになるでしょう。



    桜花賞3着のアットザシーサイド。
    折り合い面では問題無いでしょうが、やはり母のルミナスハーバーは短距離志向が強かったスピードタイプだっただけに、距離への懸念があるだけに、ここは厳しいと見て、消しです。


    フラワーCを勝ったエンジェルフェイス。
    前走勝たせた福永は、この姉妹の主戦でした。
    キャトルフィーユ、レディアルバローザと重賞を勝たせた血統に縁ある騎手ですが、前走のレース後コメントは辛口。

    本質的に奥手の血統でもあり、キャトルフィーユ、レディアルバローザは古馬となり重賞制覇した馬達。
    この馬が本当に良くなるのは秋以降でしょう。

    前走のフラワーCは単調な内容での勝利で、この内容では厳しいでしょう。
    ここは消しです。
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