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osugiさん のコメント

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No.33
138ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
こんにちは(^O^)/ 本日は奥手男子に向けて<正しいデートの誘い方>を解説します! 読者からこんな報告を頂きました。Tさん(20歳)のメール。 <はじめまして! 僕は中高と男子校で、現在は女子の少ない大学に通っています。彼女いない歴=年齢で、女性と話す時は落ち着きを失う事がしばしばでした。 でも去年、バイト先で好きな女の子ができました。彼女も女子校出身で、真面目で大人しいタイプです。 すごく好きだけど、もしアタックしてうまくいかなかったら…と考えて動けませんでした。 そもそもアタックの仕方も知らないし、女性をデートに誘ったことなど一度もなく、メールや会話もどういう言葉を選べばいいのかわからず、気をつけるべきポイントもわからず… そんな時にこの記事に出会って『モタク』を購入し、熟読し、彼女をデートに誘う事ができました。それからデートを2回重ね、つい先日、自分の気持ちを伝えました。 その場では保留ということになり、返事を待ちましたところ、先日、正式にOKの返事をもらいました! ついに僕に彼女ができた!!となって、試験中にも気が散るくらい嬉しかったです!   ひとえにアルさまのおかげです!本当にモタク読んで良かった… お礼というのも変なのですが、感想を送らせて頂きます。 やっぱり第三章の「デートについて」が一番ためになりました。 特にデートに誘う段階。デートに誘ったことない奥手男子は、誘い方もデートプランもわかりません。 その点<デートに誘うのは特別じゃなく普通のこと><練りに練ったデートプランも必要ない>と明記されていたので、気負いすぎることなく誘えたと思います。 また、コミュニケーションについても「キャッチボール」「理解と共感」が一番のキーワードというのが、すごくわかりました。今までの自分の最大の短所がはっきりしました。 とくに彼女は人見知りなので、こちらが一方的に話そうと頑張りすぎず、一度話題を振ったらあとは聞き役になるように心がけました。 また僕は彼女より年上ですが、「自分も同じように悩みを持った大学生なのだ」と伝えるようにして、「理解と共感」を意識しました。 彼女の話が一段落したところで(←ここが大事だとわかりました!)自分のケースを交えながら会話を進めました。それが親身で誠実な対応として、彼女には映ったらしいです。 これからもコミュニケーションに気を配りながら、まだまだ未熟な自分に磨きをかけて、彼女を幸せにできるように頑張ります!本当にありがとうございました!> いやーよかったねえ。本書いた甲斐がありますよ。 私には「彼女ほしくない、自分を変えたくない」という人を啓蒙する気などさらさらなく 「彼女がほしい、自分を変えたい、でもやり方がわからない」 という人に向けて書いています(前置き) で、過去にこんな記事を書いてきました。 (デート以前のプロセスは、こちらを参考にしてください) <女性とうまく会話する方法> <第一印象をよくする方法> <1日で雰囲気イケメンになる方法> <オフ会で女性と出会う方法> <オタク婚活パーティーで彼女を作る方法> <連絡先の聞き方、距離の縮め方> ほぼ初対面の異性をいきなりデートに誘うと、戸惑われる可能性が高い。まずは連絡先を聞いて、会話やメールのやりとりを重ねて、距離を縮めてから誘いましょう。 それでは、デートの誘い方について。 ①初デートは「食事」がベスト 巷の恋愛本では、遊園地・流行のスポット・夜景・ドライブといったデートプランを提案してますが、初デートは「食事」がベスト。 その手の恋愛本は<練りに練ったデートプランを成功させれば付き合える!>的なニュアンスですが、一番優先すべきは <デートにOKもらうこと> OKをもらえないと、デートが実現しませんからね。 女性からすると「さくっと食事でも」と誘われた方が、さくっとOKしやすいのです。 そこまで親しくない異性と長時間過ごすのは「緊張するし、会話が続くか不安」と考える女性が多い。 その点「3時間ほどご飯を食べる」だとハードルが低いため、OKしやすい。またお酒が飲める女性の場合、緊張がほぐれるというメリットもある。 ただし共通の趣味がある場合は「○○のイベントに行こう」等と誘うのもアリ。 「お互いに映画好きで、映画の話で盛り上がった」といった場合も、映画に誘うのもアリ。 そういった共通項がない場合、初デートは「さくっとご飯でも」と誘うのがベストです。 ②考えすぎず、気軽に誘う かつての私もそうでしたが、恋愛慣れしてないと、やたら大げさに考えてしまうもの。 「デートに誘って断られたらどうしよう、嫌われたらどうしよう」「そもそも自分は本当に相手を好きなのか?」「てゆーか好きってどういう事?恋愛と友情って何が違うの?」と哲学的な思考にハマってしまったり。 「デートを断られたら、自分は二度と相手と話す事もできず、それどころか二度と誰も好きになれず誰からも愛されず、一生孤独なまま無縁仏として死んでゆく」と超ロングスパンで妄想したり。 一方、恋愛慣れしてる人は 「とりあえず誘ってみっか」 と気軽に誘うのです。 そして気軽に誘われた方が、相手も気軽にOKしやすいのです。 人生を左右する一大事・無縁仏になる分岐点などと考えず、 「たかが3時間ほど食事するだけだ」 と自分に言い聞かせてください。 また好きな異性に対しては自意識過剰になるため、「好きだとバレて引かれるかも…」と思いつめてしまいがち。 でも会話やメールを交わす関係の相手に「今度ご飯でも」と誘うのは、特別じゃない普通のこと。 「もしこれが同性の友達や、恋愛感情のない女友達だったら?べつに大した事じゃないよな」と想像して、思いつめないようにしましょう。 というのも 人は思いつめられると、重く感じるから。 <距離の縮め方> にも書きましたが、片想いの状態では、自分と相手に 温度差 があります。 そして基本、恋愛はどちらかの片想いで始まる。 出会った瞬間、眉間からイナズマが発生して一目惚れなんてパターンは通常ありえません。 相手は「単なるお友達」としか思ってない段階で、こちらの想いが全面的に伝わってしまうと、相手は 「(現段階では)好意に応えられないから、距離を置いた方がいい」 と考えてしまいがち。 恋愛も、他の人間関係と基本は変わりません。 同性の友達でも「一生の親友になってくれ!!」と迫ったりせず、じょじょに仲良くなりますよね? 「親友になってくれ!!」と迫られたら、むしろ距離を置きたくなるでしょう。 その基本を忘れずに、「とりあえず食事に行って、お互いを知って、もっと仲良くなれればいいな」くらいのテンションで誘いましょう。 ③キッカケを作る 食事の場合、 食べ物の話題 から誘うのがスムーズ。 メールや会話の中で<この前、どこそこで美味いイタリアンを食べた>的な話をふれば<へえ、いいな~♪><どんなお店?>と相手は返してきます。 そこで<パスタが絶品だったよ!よかったら今度一緒に行こう(^O^)/>と誘ってみましょう。 または<普段どんなところでご飯を食べてるの?><食べ物のジャンルは何系が好き?>などと話をふって<どこそこに美味いイタリアンがあるんだけど、よかったら今度一緒に>と誘ってみる。 物の貸し借り をキッカケにするのもアリ。 <今度○○貸すよ>という流れから<じゃあご飯でも食べよっか>とデートに繋げましょう(詳細は <距離の縮め方> を参照) 相手が仕事やレポートなどの課題を抱えていたら、<それが終わったら、お疲れさま会で美味しいものでも食べにいこう(^O^)/>と誘うのもアリ。 「食事に誘うほど親しい間柄じゃない、なにか理由がほしい」という場合。 些細な頼み事 をするのも、ひとつの手。 資料をメールしてもらうとか、テスト範囲を教えてもらうとか、相手の負担にならない頼み事をひねり出して、<お礼で食事でも>と誘ってみましょう。 仕事や勉強で接点がない相手なら、 アドバイス を頼んでみる。 姪っ子やオカンの誕生日プレゼント、親せきの出産祝いなどで<何を贈ったら喜ばれるかなあ?>とアドバイスを求めて、<ありがとう、参考になったよ!お礼にご飯でも>と誘ってみるとか。 …以上の流れだと、奥手男子も自然に誘いやすいと思います。 ④日程を決める 相手から<いいですね、行きましょう♪>と返ってきたら。 <いつが都合いい?僕は○日と○日以外なら大丈夫です> と返しましょう(だいたい2週間以内の予定を伝える) そのままデートの日程が決まれば、万々歳。「キャーなに着ていけばいいの(゚Д゚)?!」と乙女になりつつ、次回の記事を読んでデートの予習をしてください。 相手から<ちょっと予定がわからなくて><しばらく忙しくて…>と返ってきた場合。 その後に<来週になれば予定がわかる><来月なら時間ができる>といった文章が続いていれば、デートできる可能性は高い。 そのような文章がなければ、相手はお断りしたいか、「2人で食事に行くのはちょっと…」と迷っている段階。 その場合は<じゃあまたタイミングが合えば(^O^)/>とさくっと返しましょう。そこで下手に押すと、デートできる可能性は下がります。 その後はデートの件には触れず、普通にメールのやりとりを続けましょう。それで1ヶ月以上たってから、再びしれっと誘いましょう。お互いの距離が縮まり「やっぱデートしてみようかな」と相手が思い直す可能性もあります。 以下、もっとも重要な事を書きます。 女性がデートをOKするのは「誘い文句やデートプランが魅力的だったから」ではありません。 相手に対して 「感じのいい人だな、会話やメールをしてると楽しいな」 という印象を抱いてるからこそ「2人で会ってみようかな」と思う。 つまり、 普段のコミュニケーションが一番大切 なのです。 にもかかわらず、男目線の恋愛本はコミュニケーションよりも テクニック に走りがち(これはセックス本も同じですが) 女心をつかむ誘い文句やデートプランやエスコート等が、細かく書かれている。 <「食事に行きませんか?」じゃなく「食事に行こう」と誘おう、語尾が疑問形だと優柔不断だと思われる>とか。 もうね、語尾なんかクソどうでもいいんですよ。他にも、こんなデートは駄目だのこんなエスコートしろなど、クソどうでもいい事が山盛り書かれてある。まったく笑止な話です。 ひたむきにディスるのは、そういったアドバイスを真に受けると、失敗するから。役に立つどころか、害になるから。 私は職業柄、男性向けの恋愛本を沢山読んでますが、「役に立つ」と思ったのは二村ヒトシさん(AV監督)の本だけでした。 そして二村さんの本にも 『恋愛本を鵜呑みにすると、ますますモテなくなる』 と書かれてます。さすが痴女とレズの巨匠、女目線をわかってらっしゃる。 なぜモテなくなるのか? それはテクニックに走ると、一番大切な 「コミュニケーション、相手の気持ちを考えること」 が疎かになるから。 女性がデートに望むのは 「くつろいで、楽しい時間を過ごしたい」 というシンプルなもの。 それなのに男性が「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」とギクシャク緊張していると、その緊張がうつってしまい、「くつろいで楽しい時間を過ごす」という一番の望みが叶えられない。 それで「頑張ってくれてるけど、なんか疲れちゃうな、もう帰りたいかも…」となってしまう。 2回目のデートに繋がらないと、男性は「何が足りなかったんだろう?」と悩みます。でも「足りない」じゃなく「盛りすぎ」が原因。 奥手男子は、 無理して頑張りすぎて自滅するパターン が多い。 だから 「あれもこれもしなくていい、デートはそんなに難しいものじゃない」 と考えてください。 「せっかく好きな子と2人で過ごせるんだ、この時間を楽しもう」 という気持ちで臨んでください。 そりゃ好きな子と2人で会うんだから、緊張して当然。私も緊張のあまり不正出血してパンツ血みどろ、というホラー展開になったこともあります。 肝心なのは、 その緊張を隠して、スマートに振る舞おうとしないこと。 恋愛本が害なのは<スマートにデート慣れしてるっぽく振る舞え>とアドバイスしてるから。そんな付け焼刃な言動は、確実に見抜かれます。 <女子は脳の作りから、共感力や直観力が高い>と言われます。だから女性の方がコミュニケーションの得意な人が多い。 人の感情に敏感で、勘が鋭いから。 (もちろん性差の前に個人差がありますが、男は理屈・女は感情を重視する傾向はあるでしょう) そのため、男性がスマートに振る舞おうとすると「無理してカッコつけてる、自分をよく見せようとしてる」と女性に見抜かれてしまうのです。 会話中も「気のきいた返しをしよう」とかばかり考えていると「この人、私の話をちゃんと聞いてない」と思われてしまう。 (就活で面接官の話を聞かず自己アピールばかりする学生、みたいな) つまり、点数稼ぎはやめること。自分をよく見せようとせず、 飾らない素直な自分 を見せること。 「緊張しちゃって…」と照れて頭をかく方が、よっぽど好感度は高いのです。 気のきいた返しをするより、本気で話に耳を聞いてくれる方が、女子は嬉しいのです。 「サッと椅子を引かねば」とか気負わず、「オシャレな店とか実は慣れてなくて…」と言っちゃった方が「素直で可愛いな」と女子は思うのです。 そしたら何かで失敗しても 「不器用でキュートな人」 という印象になる。そこで下手にとりつくろうと「イタい人」になってしまう。 男性も「デート慣れしてない緊張してる自分」を素直に受け入れた方が、オドオドと卑屈にならずにすみます。 だから考えすぎる人より、単純でわかりやすい人。プライドの高い人より、イジられても平気な人の方が好かれるし、恋愛もうまくいく。 男女を問わず人に好かれるのは、 素直で柔軟な人 なんですね。 …という基本を理解してください。そしたらあれこれ頑張らなくても、デートはうまくいきます。 「逆に考えるんだ、好かれようと狙わない方が、ダニーに好かれるんだ」 とジョースター卿も言ってます。 「考えるな、感じろ」「増やすな、捨てろ」「ほわたあ!」 とブルース・リー先生も言ってます(これは本当に言ってる) デートで本当に大切なのは <飾らず、素直に楽しむこと> これだけ。 そう思うとデートのハードルが低くなるんじゃないでしょうか。 それでは次の記事で <初デートの成功法> を書きます。お店選びのコツや会話のポイント等も解説します。ではまた~(^O^)/ メールはコチラまで→ artesia59@live.jp   アルテイシアFacebookページ   ヤプログ「アルテイシアのもろだしな日々」   AM「愛され(笑)痴女養成講座」 『モタク~モテるオタクになる恋愛ガイド~』
アルテイシアの相談室
アルテイシア/作家。神戸生まれ。『59番目のプロポーズ』でデビュー。

著書『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』他、多数。

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