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第116回 『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ(2)
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第116回 『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ(2)

2016-09-15 20:15

    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第116回 『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ(2)


    ◆もくじ◆

    ・『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ(2)

    ・最近の志麻子さん
     TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中 
     10/7(金)「韓流アフタヌーン ~岩井志麻子のイイオトコ図鑑~」開催
     10/23(日)「オメ★コボシ36 ~台湾珍道中SP~」開催
     「岩井志麻子の千夜玩具物語」連載中
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    「ポケモンGO」に夢中という岩井さんによる、今月は名づけて「志麻子のヤバモンGO」。
    絵津子(仮名)は普通に見れば、恵まれた家のお嬢さんだったが、あるとき「性的な被害に遭った」ことをブログに書き込んで……

    バックナンバーはこちらから↓
    http://ch.nicovideo.jp/iwaishimako/blomaga

    2014年11月「「そんなプロもありか」な人達のウラガワ​
    12月「「殺人者」たちから聞いたウラガワ
    2015年1月「「大人の冬休みの日記」なウラガワ
    2月「「大人の冬休みの日記のつづき」なウラガワ
    3月「ベトナム愛人との旧正月のウラガワ
    4月「春の喜怒哀楽のウラガワ
    5月「韓国人夫の失踪届けを出したら……のウラガワ

    6月「ホラー作家まわりの怪異のウラガワ
    7月「異国の夏休みのウラガワ
    8月「そろそろ怖い目に遭う予感のウラガワ
    9月「秋風に謎めく過去のウラガワ
    10月「人生の秋を生きる女達のウラガワ
    11月「「結婚」に振り回される女達のウラガワ
    12月「出版業界の仕打ちのウラガワ」ほか
    2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ
    2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ
    3月「嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ
    4月「春のおかしなお便りの数々のウラガワ
    5月「距離感のおかしい人たちのウラガワ
    6月「台湾から連れてこられたある女性のウラガワ
    7月「大人の夏の観察日記のウラガワ
    8月「大人だからわかる怖い話のウラガワ

    ※上記以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ====

     あらゆるゲームに興味のなかった私が、こんないい歳になって初めて夢中になってしまったのが、もはや世界規模で大ヒットしているポケモンGOだ。

     画期的だったのが、室内に閉じこもったり、椅子に座りっぱなしでやるのではなく、自分が外に出てあちこちを歩きまわらなきゃならないことよ。現実の世界を背景に、ポケモン達は隠れていたり飛び出してきたりする。

     なんで私がハマったか、わかるわ。私はこのゲームができる前から、『志麻子のヤバモンGO』とでも名づけたい独自のゲームをしていた。

     あちこちに出かけていっては、そこここに潜むヤバい人を勝手にゲットして私の脳内にしかない図鑑に登録していた。それらを引っ張りだしてはエッセイに書き、小説の元にし、テレビでネタにしてきた。今月は、そちらのゲームの話を書いてみたい。

                        ※

     公私ともにスケベオバサンの名を欲しいままにしている私であるが、別にモテモテだった時期もなく、男運はトータルすると悪い方だとも自覚している。

     しかし一つだけ幸運だったなとしみじみするのは、私はただの一度も嫌悪感を持つ男に無理やり性的関係を迫られたとか、まったくこちらはその気がなかったのに強引に関係を持たされたとか、それはないことだ。

     私はすべて、相手の男性とは合意の元にそういう行為をしてきた。それは私に男を見る目があるとか、そうはいっても肝心な場面では慎重で危機管理能力があったとか、まったくもってそういうことではない。本当に、ただ単に運がよかっただけのこと。

     私の周りで、あるいは又聞きであっても、性的な被害に遭った女性のほとんどが「たまたま、あるいは運悪くそういう男と出会ってしまった」だけだ。

     
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