• このエントリーをはてなブックマークに追加

  • 第143回 面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ(2)

    2017-06-20 13:30
    190pt

    電子書籍の機能を使用するには、記事を購入してください

    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第143回 面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ(2)


    ◆もくじ◆

    ・面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ(2)

    ・最近の志麻子さん 
     8/6(日)「オメ★コボシ39」開催
     角川ホラー文庫より『現代百物語 不実』発売中
     TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
     「岩井志麻子のおんな欲」連載中
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    直接は面識がなくても、こちらの喜怒哀楽の感情を妙にかきたてる人たち。
    ツイッターなどのSNSで誰もが気軽に発信できるようになった時代、WEB画面の体裁が整っているがゆえ、その「おかしさ」に反射的には気付き辛くなっている。
    それでもたどっていくと、色々な人たちがいて……。

    妄想(と思われる)ツイートのスケールが妙にデカいある女性は、岩井さんのこともいろいろ言っているようで……。


    バックナンバーはこちらから↓
    http://ch.nicovideo.jp/iwaishimako/blomaga

    2014年11月~15年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
    2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ
    2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ
    3月「嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ
    4月「春のおかしなお便りの数々のウラガワ
    5月「距離感のおかしい人たちのウラガワ
    6月「台湾から連れてこられたある女性のウラガワ
    7月「大人の夏の観察日記のウラガワ
    8月「大人だからわかる怖い話のウラガワ
    9月「『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ
    10月「取り返せない夏の思い出のウラガワ
    11月「常夏の国で生きる女の秋のウラガワ
    12月「冬を生きながら春を待つ女達のウラガワ
    2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ
    2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ
    3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ
    4月「木の芽時な人達のウラガワ
    5月「五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ



    ※2014年10月以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ====

     前回に引き続き、「直接の面識もないのに、私の喜怒哀楽を妙にかき立てる人」を書いてみるのだが、今回はもう一つ前回の人との共通点がある。

     私はその人達の、ツイッターだけを見ている点だ。私自身は事務所スタッフが管理してくれている公式のそれはあるが、個人的にはやってない。だからリツイートなんかもせず、バトルしたり慣れあったりもせず、本当にただ見ているだけ。 

     例によってみんなここだけの仮名、職業や家庭環境なども多少の変更と脚色をしてある。

     書いていたもう一つ気づいたのは、みなさん、まさに六月を生きていること。雨のイメージが強いが、晴れてる日もある。

     さわやかな五月と夏本番の七月にはさまれて、なんとなく小休止の雰囲気もあるけれど、蒸し暑さの中に何か狂おしさも秘めている。

                        ※  

     こういう人を楽しみに見ている、なんていうのは、確かに悪趣味ではあるだろう。顰蹙を買うし、私も罪悪感は覚える。だからこそ、喜怒哀楽も刺激される。

     
  • 第142回 面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ(1)

    2017-06-07 22:30
    190pt

    電子書籍の機能を使用するには、記事を購入してください

    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第142回 面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ(1)


    ◆もくじ◆

    ・面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ(1)

    ・最近の志麻子さん
     6月17日 角川ホラー文庫より『現代百物語 不実』発売予定
     TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
     「岩井志麻子のおんな欲」連載中
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    大人になると、直接的には関係ない人にも、喜怒哀楽の感情を燃やすようになっている自分に気づく。
    今月は、面識もないのに妙に心をかき乱してくる人について語ります。
    SNS時代、会ったこともないのに心のうちを吐露してくる人も多いもの。
    岩井さんの所属事務所が運営しているツイッターに送られてきたメッセージは……。


    バックナンバーはこちらから↓
    http://ch.nicovideo.jp/iwaishimako/blomaga

    2014年11月~15年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
    2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ
    2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ
    3月「嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ
    4月「春のおかしなお便りの数々のウラガワ
    5月「距離感のおかしい人たちのウラガワ
    6月「台湾から連れてこられたある女性のウラガワ
    7月「大人の夏の観察日記のウラガワ
    8月「大人だからわかる怖い話のウラガワ
    9月「『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ
    10月「取り返せない夏の思い出のウラガワ
    11月「常夏の国で生きる女の秋のウラガワ
    12月「冬を生きながら春を待つ女達のウラガワ
    2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ
    2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ
    3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ
    4月「木の芽時な人達のウラガワ



    ※2014年10月以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ====


     今年も半ばまで来てしまった。六月になると子どもの頃や若い頃は、まだ何もできてないと焦る気持ちになったり、いよいよ夏本番、冒険するぞ、みたいに張り切ったもんだけど。この歳になれば、まぁここまで無事に来れたかとしみじみしてしまう。

     いろいろ枯れてきたが、若いときとは違う喜怒哀楽もちゃんとある。直接的には関係ない人や、まったく会ったこともない人にそれらの感情を燃やしているのに気づきもする。

     子どもの頃は、自分と周りの人にしか関心なかったんだけどね。関係ない他人に自分を投影したり反面教師にしたりするのは、大人になったからか。

     そんなわけで今月は、面識もないのに妙に喜怒哀楽をかき立てられる人達を取り上げてみる。個人を特定されないよう、登場人物はすべてここだけの仮名にし、職業や住まい、経歴や年齢などを少々変えさせてもらうことをおことわりしておく。

                        ※

     私は個人のツイッターはやってないけど、所属事務所の公的なそれはある。主にイベント告知や、出演するテレビなどの情報だ。

     もちろん私が管理しているのではなく、事務所スタッフがやってくれている。熱心なファンの方と相互フォローもしているし、私は書きこまないけど楽しく見ている。

     そのツイッターに、また変な人がからんできていると、スタッフが教えてくれた。リツイートや情報の拡散などしてくれるのはほとんどが良識的な人達だが、ぶっちゃけ、まぁ、変な人もいることはいる。あんまりなのは、スタッフがブロックしているが……。

     物好きで怖いもの見たさの気持ちが強い私が、喜怒哀楽をけっこう炸裂させそうな「おもろい変な人」は、その内容を見せてもらえる。

     陽子は管理人のスタッフ宛てに、ダイレクトメッセージを送ってきていた。私がある芸能人A男と共演したとツイッターに挙げたところ、陽子はA男の婚約者だといってきたのだ。

     
  • 第141回 五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ(3)

    2017-05-28 16:45
    190pt

    電子書籍の機能を使用するには、記事を購入してください

    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第141回 五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ(3)


    ◆もくじ◆

    ・五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ(3)

    ・最近の志麻子さん
     6月に角川ホラー文庫より『現代百物語 不実』発売予定
     TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
     「岩井志麻子のおんな欲」連載中
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    すっかり初夏の五月。そのさわやかな気候とは程遠いエピソードの数々を語ってきた今月。
    今号も、さわやかじゃないどころか、不気味さにぞっとするような話です。

    バイト先には、「いるけどいない人」「いないけどいる人」がいた……。
    行ったこともない海外のある国で、なぜか目撃情報が……。
    隣で寝ている人の「夢」を垣間見ることが出来ると語る女性は……。


    バックナンバーはこちらから↓
    http://ch.nicovideo.jp/iwaishimako/blomaga

    2014年11月~15年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
    2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ
    2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ
    3月「嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ
    4月「春のおかしなお便りの数々のウラガワ
    5月「距離感のおかしい人たちのウラガワ
    6月「台湾から連れてこられたある女性のウラガワ
    7月「大人の夏の観察日記のウラガワ
    8月「大人だからわかる怖い話のウラガワ
    9月「『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ
    10月「取り返せない夏の思い出のウラガワ
    11月「常夏の国で生きる女の秋のウラガワ
    12月「冬を生きながら春を待つ女達のウラガワ
    2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ
    2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ
    3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ
    4月「木の芽時な人達のウラガワ



    ※2014年10月以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ====

     すっかり初夏になり、しかし梅雨にはまだ間のあるこの季節、さわやかですな~。一年のうちで一番いい季節でしょう。が、しかし。必ずしも人が五月に合わせてさわやかになることはない。ということを今月は書いてきた。

     登場人物はみんな仮名にしてあるし、年齢や職業なども微妙に変えてあるので、もしかしてあの人かな、あの場所かなと気づいても、知らない振りをしていてほしい。

                        ※

     私よりちょっと若い奈津子は大学に入って初めてのゴールデンウィークは、ひたすら夏休みの旅行のためにバイトしようと思い立った。
     当時はまだ携帯やパソコンはなく、情報誌や口コミに頼るしかなかった。

     店にバイト募集の張り紙がしてあった地元の化粧品店と、情報誌に出ていた喫茶店を掛け持ちすることにした。どちらも時給も悪くないし、雇い主も良い人達だったが。

    「化粧品店の方には『いるけどいない人』、喫茶店の方には『いないけどいる人』、ってのがいました」

     化粧品店は奥のドアの向こうに倉庫と階段があり、二階の経営者一家の住居とつながっていた。その二階から時おり、経営者の娘が降りてくる。