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  • 第173回 新たな出会いの不気味なウラガワ(2)

    2018-04-17 23:45
    190pt

    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第173回 新たな出会いの不気味なウラガワ(2)


    ◆もくじ◆

    ・新たな出会いの不気味なウラガワ(2)

    ・最近の志麻子さん 
     夏に某大型映画に出演予定
     河崎実監督映画に出演予定
     TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
     「岩井志麻子のおんな欲」連載中
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    四月は新たな出会いの季節だけれど、大歓迎とはいかない出会いや再会もある。

    中堅芸人である笑子は、AV女優との共演経験も豊富。
    よく一緒になる相手は、嘘吐きとして有名なキャラだった。
    活動の拠点を移してしばらく会わなくなっていたが、思いもよらないところで再会。だが……。


    バックナンバーはこちらから↓
    http://ch.nicovideo.jp/iwaishimako/blomaga

    2014年11月~16年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
    2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ
    2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ
    3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ
    4月「木の芽時な人達のウラガワ
    5月「五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ
    6月「面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ
    7月「ほんのり怖い人達のウラガワ
    8月「真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ
    9月「私が見たテレビの中の人のウラガワ
    10月「大人だけど枯れるには早い人たちのウラガワ
    11月「年下韓国人夫とのアジア旅のウラガワ
    12月「捨ててもいいじゃないかのウラガワ
    2018年1月「命や生きることについて考えたウラガワ
    2月「人はなかなか変わらないのウラガワ
    3月「きれいに卒業できない女たちのウラガワ


    ※2014年10月以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ===

     私どころか子ども達も学校は出てしまったけれど、四月が来れば出会いの季節だと感じる。現に、所属事務所から新入社員を紹介されたり、仕事でテレビ局に行けば初々しいADなどが加わっている。

     とはいえ、新たな出会いがすべて希望に満ちたものとは限らない。悪縁もあれば不幸な巡り逢いもあり、避けたかった再会などもある。というのが今月のテーマだ。

                        ※

     中堅の芸人である笑子は、とにかく仕事は断らないのがモットーだ。
     ぽっちゃりを通り越した体型と毒舌のおばちゃんキャラなのでセクシー系仕事は最初から来ないが、セクシー系の現場に派遣され、脱がない笑かし役としては出ている。

     十年くらい前は、CSのアダルトチャンネルで司会などよくやっていた。

    「その現場で、よく会うAV女優がいたんです。安い企画ものの人だから作品ごとに芸名が変わってたんですが、一番よく使ってたのは春山カナかな。
     この世界ではありがちですが、かなりの嘘つきでした。といっても人をだます嘘ではなく、自分を守るための嘘なんです。

     事務所には本当の名前や生年月日などを明らかにしてますが、現場で会うだけの人達には本当の名前や経歴を知られたくない。だから適当にごまかすか、何も自分について語らないか、あるいは作った設定をいう。

     
  • 第172回 新たな出会いの不気味なウラガワ(1)

    2018-04-08 23:30
    190pt

    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第172回 新たな出会いの不気味なウラガワ(1)


    ◆もくじ◆

    ・新たな出会いの不気味なウラガワ(1)

    ・最近の志麻子さん 
     河崎実監督映画に出演予定
     TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
     「岩井志麻子のおんな欲」連載中
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    春は新たな出会いの季節。
    だが、出会いがすべて素敵なものとは限らない。
    若いころグラビアアイドルとして活躍した和実。
    結婚後もまた新たな形で、雑誌に登場するようになり人気も出始めたが、謎の「偽者」に悩まされるようになって……。
    このエピソード、けっこうぞっとします!


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    2014年11月~16年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
    2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ
    2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ
    3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ
    4月「木の芽時な人達のウラガワ
    5月「五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ
    6月「面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ
    7月「ほんのり怖い人達のウラガワ
    8月「真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ
    9月「私が見たテレビの中の人のウラガワ
    10月「大人だけど枯れるには早い人たちのウラガワ
    11月「年下韓国人夫とのアジア旅のウラガワ
    12月「捨ててもいいじゃないかのウラガワ
    2018年1月「命や生きることについて考えたウラガワ
    2月「人はなかなか変わらないのウラガワ
    3月「きれいに卒業できない女たちのウラガワ


    ※2014年10月以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ===

     今後、私はもう学校に行くこともないし、会社勤めをすることもない。たぶん。それでも四月になれば、仕事関係のテレビ局などで新しい出会いがある。

     しかし残念ながらというか当然というか、うれしい楽しい出会いばかりではない。変な再会もあれば、不気味な縁を感じるものもある。それが今月のテーマだ。全編に渡って登場人物はすべて仮名、背景などにも手を加えてあるのは最初にお断りしておく。

                        ※

     上井和実は若いとき、けっこう人気のセクシー系グラビアアイドルだった。かなりきわどいヌード写真集やDVDも出したが、故郷の幼なじみと結婚して引退した。

     旦那さんはまったく普通の会社員で、和実のこともずっとアイドルではなく元同級生として見ていたし、ヌードも妻の若かりし頃の遠い過去として受け入れていた。
     和実も芸能界に未練などなく、子どもも二人生まれ、平凡で幸せな日々が流れた。

     しかし変わらず若々しくてスタイルのいい美人だし、料理や手芸が得意だったのでブログやインスタで人気が出て、元芸能人として女性誌にも登場するようになった。

     ハイソ系の雑誌でブランドファッションやキラキラな豪邸を見せるのではなく、庶民的な雑誌で安くておいしいお惣菜だの、100円ショップで買った材料でアクセサリー作りだのを披露する、読者モデルに近い扱いだった。

     それでも和実のページは親しみやすさと実用性の高さ、可愛らしいルックスで奥さん達にも人気となった。出演料は家計の足しにもなるしと、楽しんでいたのだが。自身のSNSのフォロワー数がまさに芸能人並みになる頃から、妙な人に悩まされるようになる。
    「私の偽者というのか……謎の私、なんです」

     ただ上井和実と名乗るどころか、そう印字された名刺を持った女があちこちに現れ、元グラビアアイドルで今は人気カリスマ読モであるとして振る舞うのだそうだ。
    「私の偽者、かなり私に似てるみたいなんです」
     和実は半笑いだったが、私はぞくっと寒気がした。

     
  • 第171回 きれいに卒業できない女たちのウラガワ(3)

    2018-03-31 23:30
    190pt

    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第171回 きれいに卒業できない女たちのウラガワ(3)


    ◆もくじ◆

    ・きれいに卒業できない女たちのウラガワ(3)

    ・最近の志麻子さん 
     4/1(日)「オメ★コボシ41」開催
     河崎実監督映画に出演予定
     TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
     「岩井志麻子のおんな欲」連載中
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    物事をキレイに「卒業」するのはなかなか難しいもの。
    アジアB国の客室乗務員だった朝子さん。働いていた当時、唯一にして最大の悩み苦しみは、ある一人の先輩だった……。
    地下アイドルとして活動しているメアリーは、明らかに三十半ばを超えているのだが……。


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    2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ
    2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ
    3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ
    4月「木の芽時な人達のウラガワ
    5月「五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ
    6月「面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ
    7月「ほんのり怖い人達のウラガワ
    8月「真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ
    9月「私が見たテレビの中の人のウラガワ
    10月「大人だけど枯れるには早い人たちのウラガワ
    11月「年下韓国人夫とのアジア旅のウラガワ
    12月「捨ててもいいじゃないかのウラガワ
    2018年1月「命や生きることについて考えたウラガワ
    2月「人はなかなか変わらないのウラガワ


    ※2014年10月以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ===

     自分も子どもも学校を出てしまっても、三月になれば卒業式の季節だなぁと思う。
     学校でなくても、みんな何かしら卒業はしているし、したいと願っている。子どもっぽい遊びは卒業だとか、引きこもりを卒業したいとか。わりとこっちの卒業は、良くないものとの別れを指している場合が多い。

     当然、その卒業後はしっかり地に足が着いた生活、みたいな前向きな未来を望んでいる。とはいうものの、なかなか卒業できなかったり、卒業をもう少し待つべきだったとか、卒業しない方がよかったなんてこともある。

     そんな話を今月は書くつもりだったが、才色兼備なのに麻薬密売組織に関わって転落したA国のミミなる女性の話が予定より長くなってしまった。今月の最終章にミミは登場しない。しかし、ミミにどこか似た女性達は登場する。もちろん、みなさん仮名で。

                        ※

     今は専業主婦の朝子さんは三十まで、アジアB国の航空会社の客室乗務員だった。
    「とにかくスッチーになりたくて、あらゆる航空会社を受けたんです。受かった中で最も条件がよくて制服が可愛かったので、B航空に決めました」

     もともと朝子さんは、B国とは何の縁もゆかりもなかった。学生時代に仲間と二泊か三泊の旅行はしたことがあったが、特に強い印象も受けなかった。大学にはB国からの留学生もいたが、特に親しくもならず揉め事もなかった。

    「楽しくやってたんですが、唯一にして最大の悩み苦しみが、一人の先輩でした」