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  • 第149回 真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ(2)

    2017-08-19 19:15
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    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第149回 真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ(2)


    ◆もくじ◆

    ・真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ(2)

    ・最近の志麻子さん 
     
    太田出版よりイヤミス『嘘と人形』発売

     角川ホラー文庫より『現代百物語 不実』発売中
     TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中 24時間テレビも!
     「岩井志麻子のおんな欲」連載中
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    タレント活動でテレビ出演も多数の岩井さん。
    そこでご一緒する、いわゆる芸能人、有名人の中には、
    圧倒させる強い熱量を持ちながら、ふとした寂しさや切なさを感じさせる人たちもいる。
    先日もとあるテレビ番組で、目の前で見せつけられたのは……


    バックナンバーはこちらから↓
    http://ch.nicovideo.jp/iwaishimako/blomaga

    2014年11月~15年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
    2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ
    2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ
    3月「嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ
    4月「春のおかしなお便りの数々のウラガワ
    5月「距離感のおかしい人たちのウラガワ
    6月「台湾から連れてこられたある女性のウラガワ
    7月「大人の夏の観察日記のウラガワ
    8月「大人だからわかる怖い話のウラガワ
    9月「『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ
    10月「取り返せない夏の思い出のウラガワ
    11月「常夏の国で生きる女の秋のウラガワ
    12月「冬を生きながら春を待つ女達のウラガワ
    2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ
    2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ
    3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ
    4月「木の芽時な人達のウラガワ
    5月「五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ
    6月「面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ
    7月「ほんのり怖い人達のウラガワ



    ※2014年10月以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ====


     八月は大好きだ。子どもの頃の夏休みの楽しさ、待ち遠しさがよみがえる。もう今の自分は会社勤めもしてないし、子どもも学校を出てしまったので、夏休みなんてないのに。

     だけど八月は一年の盛りではなく、後半なのだ。それを妙にしみじみ感じるようになったのは、夏休みのなくなった大人になってからではないか。そして、自分もタレントとしてテレビに出て、芸能人や有名人の光と影を目の当たりにするようになってからだ。

     そんな今月は、圧倒される強い熱量を持ちながら、ふとした寂しさや切なさを感じさせてくれた芸能にたずさわる人、有名人とされる人達を書いてみる。

    「強い真夏だからこその、静かな次の秋を感じさせる人」を書きたいのであって、彼らの裏話を暴露したい、私生活をのぞき見したいのではないから、登場人物はすべて仮名にし、設定などを少々変え、本人を特定できないようにしているのをおことわりしておく。

                        ※

     基本的に役者は演技力があれば、歌手は歌唱力があれば、アイドルは愛らしい顔と愛嬌があればそれでよし、とは思う。

     もちろん容姿が良いに越したことはないし、すごい高学歴だの家柄だのがあったり、有名な親兄弟、異色の経歴や生い立ち、そちら方面でも食べていけるほどの別種の才能、そういったものがあれば魅力にも加算されるし、本業にも生かせられる。

     けどバラエティ番組やイベントなどには、「普段はそんなことしてないのにSNS用にだけやってる奇行」「無理やり作った奇抜だけど金も手間もかかってない設定」「本当は好きじゃないのに好きなふりしている趣味や勉強」を売り物にする芸能人達が来る。

     はっきりいって、本業がイマイチぱっとしない人達だ。そんなこといったら私も、小説家としてぱっとしないのでヒョウの着ぐるみでバラエティ番組に出てるといわれたら、まったくその通りだから反論の余地がないけどね。

     
  • 第148回 真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ(1)

    2017-08-05 21:30
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    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第148回 真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ(1)


    ◆もくじ◆

    ・真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ(1)

    ・最近の志麻子さん 
     
    太田出版よりイヤミス『嘘と人形』発売

     8/6(日)「オメ★コボシ39」開催 当日券も!
     角川ホラー文庫より『現代百物語 不実』発売中
     TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中 24時間テレビも!
     「岩井志麻子のおんな欲」連載中
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    芸能事務所に入りタレント活動もするようになった岩井さん。
    テレビに出るようになると、芸能人、有名人と触れ合うことも多くなる。
    するとときには、この暑い夏なのにどこか悲しみの秋の涼しさを覚えてしまうときがあるという。それもまた、彼らの魅力なのだが……


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    2014年11月~15年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
    2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ
    2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ
    3月「嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ
    4月「春のおかしなお便りの数々のウラガワ
    5月「距離感のおかしい人たちのウラガワ
    6月「台湾から連れてこられたある女性のウラガワ
    7月「大人の夏の観察日記のウラガワ
    8月「大人だからわかる怖い話のウラガワ
    9月「『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ
    10月「取り返せない夏の思い出のウラガワ
    11月「常夏の国で生きる女の秋のウラガワ
    12月「冬を生きながら春を待つ女達のウラガワ
    2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ
    2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ
    3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ
    4月「木の芽時な人達のウラガワ
    5月「五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ
    6月「面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ
    7月「ほんのり怖い人達のウラガワ



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    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

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     八月はいろいろ解放的になって、夏休みにバカンスにアバンチュールにと燃える暑い熱い季節。とはいえカレンダーを見れば、もう完全に後半に入っている。

     さて。私は幼い頃から物書きになりたかったのだけれど、妙な縁があって芸能事務所に入り、タレントにもなってしまった。テレビに出るようになると、今までテレビで見ていた人達と一緒のスタジオで仕事し、同じ画面に映るようになる。

     芸能人、有名人を見ていると、真っ盛りの暑さがあるのにどこか悲しみの秋の涼しさを覚えてしまうときがある。それもまた、彼らの魅力だ。今月はそんな人達が私に垣間見せた、とことん個人的な「真夏なのに秋の予感」みたいな話をお届けする。

     有名人の彼らのプライバシーを面白おかしく暴露するのが目的ではないから、仮名にした上で本人を特定できないよう、職業や人となりに脚色と変更を加えさせてもらう。

                        ※

     takiさんはけっこういい歳だが、デビュー間もない「光の鷹」なるヒップホップ系グループのメンバーだ。タトゥーもかなり入っているし、坊主頭のひげヅラ。コワモテ系イカツイ雰囲気を演出しているが、背も低いガリガリ細身、うつむき加減で声も小さい。

     あるイベントで一緒になったとき、楽屋が同じになった。

     
  • 第147回 ほんのり怖い人達のウラガワ(3)

    2017-07-27 19:15
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    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第147回 ほんのり怖い人達のウラガワ(3)


    ◆もくじ◆

    ・ほんのり怖い人達のウラガワ(3)

    ・最近の志麻子さん 
     
    太田出版よりイヤミス『嘘と人形』発売
     開催迫る! 8/1(火)『噓と人形』発売記念トークショウ&サイン会開催
     8/6(日)「オメ★コボシ39」開催
     角川ホラー文庫より『現代百物語 不実』発売中
     TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
     「岩井志麻子のおんな欲」連載中
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    なんでもない日常に潜む、「普通の人達」があるタイミングで発揮する怖さをつづってきた今月。

    今号は、妊娠・出産にまつわる、ぞっとするエピソード2つです。
    ある家の娘には、秘密があった。高校受験を控えていた冬に、出産をしたのだ。
    しかし恐ろしいのはそのこと自体ではなく……。
    なかなか子宝に恵まれないご夫妻。旦那さんが外国に駐在をしたのちに発覚したのは……。


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    2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ
    2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ
    3月「嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ
    4月「春のおかしなお便りの数々のウラガワ
    5月「距離感のおかしい人たちのウラガワ
    6月「台湾から連れてこられたある女性のウラガワ
    7月「大人の夏の観察日記のウラガワ
    8月「大人だからわかる怖い話のウラガワ
    9月「『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ
    10月「取り返せない夏の思い出のウラガワ
    11月「常夏の国で生きる女の秋のウラガワ
    12月「冬を生きながら春を待つ女達のウラガワ
    2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ
    2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ
    3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ
    4月「木の芽時な人達のウラガワ
    5月「五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ
    6月「面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ



    ※2014年10月以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

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     子どもの頃は本当に、七月が好きだった。夏休みもあるしプールもアイスキャンディーもある。なんといっても、テレビや雑誌が怪談特集をしてくれる。

     あの頃ももちろん、先生や親に怒られたり、友達とのケンカに上級生の意地悪といった、人の怖さってのもわかってはいたけれど。大人になってやっとわかる、人の怖さもある。

     そして、子どもの頃はひたすら血まみれだったりグロテスクだったりするホラーが好きで怖かったのに、今はなんでもない日常に射す奇妙な違和感のある光と影、みたいな雰囲気の地味な逸話に吸い寄せられてしまう。

     そんな、そこはかとない薄闇の中の人達を書いてきた今月。ラストに登場願う人達もすべて仮名であり、あの人だあの場所だといわれないように、いろんなものを微妙に脚色し変更してある。私も大人になったからね。

                        ※ 

     青田さんはごく普通の会社員の奥様で、大学生の息子と高校生の娘がいる。どちらもこれまたごく普通の、良い子なのだが……

     はつらつとした可愛い娘には、秘密がある。いや、青田家のみんなに関わる秘密だ。
     娘さんが高校受験を控えていた冬、突然「お腹が痛い」と苦しみ始めた。尋常でない様子なので、救急車を呼んだ。そして運び込まれた病院で、娘さんは出産した。

     母も父も兄も、誰よりも本人がア然ボー然だった。親も兄もまったく気づかず、なんといっても本人も気づいてなかったのだ。いや周りも本人も、
    「なんだか肥ったな」
     とは思っていた。それだけだ。確かに、妊娠時のおなかの出方は本当に人それぞれだ。四か月あたりでもう目立ってくる人もいれば、七か月くらいまでほとんど目立たない人もいる。元が肥満体なら、臨月近くになってもよくわからない場合が多々ある。