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株式会社リビジェンが行った調査で、動画配信・共有サービスのスマートフォン利用者を対象とし、全国の10代〜30代の一般男女500人アンケートから回答が得られた。
総評
認知度がかなり高く、広く一般的に視聴者も投稿者・配信者もいるYoutube、認知度は高いが視聴だけで投稿・配信者になる人は少ないニコニコ、認知度は低いが投稿・配信者になる人が多いTwitCasting、あまり認知も利用もされていないVine。
動画投稿できるYoutubeとニコニコの違いはどちらも投稿にアカウントが必要だが、いろんなサービスで展開しているGoogleアカウントの所有者が多 く、それを活かして投稿する人も多い。動画時間に15分制限があるが、投稿できる動画フォーマットは多岐にわたりカメラやスマホからの動画も試聴する環境 に合わせてエンコードされる。ニコニコは近年、FacebookやTwitterでもログインできるようになりユーザーの裾野を広げているが、 Youtubeと違って容量や解像度制限が厳しく、適した動画フォーマットで投稿しないとひどく品質を劣化させるので手軽に投稿できない。
動画配信できるYoutube、ニコニコ、TwitCastingの特徴は配信権限がどのように付与されているか。Youtubeの場合アカウントを持って いるだけでは配信できず無料で行う認証を経なければならない。ニコニコは月額525円を払うことで配信できるようになる。TwitCastingは Twitterアカウントがあればよくスマホから配信する人が多いのが特徴である。今回の調査はスマホから行われているので結果的に TwitCastingのデータが高く取られている可能性がある。
好きなユーザーがいるかの質問にYoutube(45.8%)はニコニ コ(20.0%)の倍以上獲得していているが、視聴・閲覧経験で割ると、Youtube(48.2%)、ニコニコ(38.0%)と10%程差に縮まった。 しかし、ニコ生にはYoutubeとの違いにコミュニティ機能があり、掲示板やニコレポがファンを引きつけられているとも思っていたが、かならずしも予想通りにファンを作ってはいない。
A:認知度 | B:視聴・閲覧経験 | C:投稿・配信経験 | D:好きなユーザーがいる | C/B | D/B | |
Youtube | 96.2% | 95% | 18% | 45.8% | 18.9% | 48.2% |
ニコニコ動画 | 67.8% | 52.6% | 5.6% | 20% | 10.6% | 38% |
TwitCasting | 23% | 15.4% | 4.6% | 5.6% | 29.9% | 36.4% |
Vine | 9.6% | 8% | 0.8% | 3.6% | 10% | 45% |
この中にはない | 1.4% | 2.6% | 77.2% | 42% |
◆投稿・配信したことがある動画配信・共有サービスに ついて質問したところ、最多は「Youtube」で18%となりました。次いで「ニコニコ動画」が5.8%、「TwitCasting(ツイキャス)」が 4.6%、「Vine」が0.8%となり、「このなかに投稿・配信したことのあるものはない」は2.6%となりました。
より、「このなかに投稿・配信したことのあるものはない」は2.6% の部分が正しくない旨を連絡し、500人中386人がそのように回答しており、回答率は77.2% との返答を得た。
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