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  • 2020年3月22日【大さんたく!!!生放送】&イベントグッズ通販のお知らせ!!!

    2020-03-19 21:28  


    さんたく!!!~Chapter4~は残念ながら開催中止とさせていただきましたが同日にスペシャル企画として再始動!出演者はそのまま+α!企画内容もそのまま!皆様へ、イベント同様の楽しさと笑いをお届けします!---------------------------------------------------------------------★2020年3月22日(日)大さんたく!!!生放送
    ・第1部 15:00~17:00 MC/江口拓也 八代拓 ゲスト/浅沼晋太郎 浦和希 神尾晋一郎 駒田航 仲村宗悟 深町寿成
    ↓↓第1部 番組ページ↓↓https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324769587
    ・第2部 18:00~20:00MC/江口拓也 八代拓 ゲスト/浅沼晋太郎 神尾晋一郎 駒田航 土岐隼一 仲村宗悟 長谷川芳明
    ↓↓第2部番組ページ↓↓http
  • 【さんたく!!! アーカイブセレクション】期間限定 無料公開のお知らせ!!!

    2020-03-19 18:00  


    【さんたく!!!ぷらす】関係一同にて協議した結果通常【会員限定】で視聴できる『江口拓也と八代拓のさんたく!!!』アーカイブの一部を期間限定で無料公開させていただくことに致しました。3月22日配信【大さんたく!!!生放送スペシャル】のゲスト出演回を中心に、アーカイブ7本をセレクト。皆様にごゆっくりお楽しみいただければ嬉しく思います。■アーカイブセレクション------------------------------------------------------------------------------------①2018年2月 #10 ~遅れてきたバレンタインスペシャル!!!~ゲスト:浅沼晋太郎、駒田航前半 https://www.nicovideo.jp/watch/1519361435後半 https://www.nicovideo.jp/watch/1519361604
  • 【さんたく!!!朗読部『羊たちの標本』】ショートストーリー第八話『Ring the bell』

    2020-03-18 13:00  

    さんたく!!!朗読部『羊たちの標本』ショートストーリーをチャンネル会員限定にてブロマガで順次配信。第八話『Ring the bell』
    (作:古樹佳夜)
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    その日も、僕は広間で瑠璃を待っていた。
    授業が終わったら、一緒に宿題をするのが
    僕らの日課だったから。
    でも、瑠璃はまだ来ていない。
    …そういえば、さっき部屋に戻る前、
    『図書室に本を返しに行く』と言ってたっけ。
    「…着いて行けばよかったな」
    瑠璃のことだ、寄り道せずに帰ってくるはず。
    ……この屋敷で独りなのは不安だ。
    僕は広間のソファに腰掛け、ため息をついた。
    ふと横を見る。ソファの端に本が転がっていた。
    退屈しのぎに手に取って
    パラパラめくるけれど、目が滑る。
    数行読んで、パタンと閉じた。
    本は好きじゃない。嘘ばっかり書いてあるから。
     
    「なんだろう、これ」
     
    広間を通りがかったサーシャが呟いた。
    部屋の隅にある、ボロ切れのかかった棚に向かって
    独りでブツブツ言っている。
    (相変わらず気色悪いな。)
     
    「前からここにあったじゃない」
    「いや、いつもあるから気づかなかったんだよ」
     
    会話の相手は居ないのに、
    まるで二人で会話してるみたいだ……。
    たぶん、あの女の人格が出てきている。
     
    あんなの無視だ。
     
    「ねえ、この布外してみたくない?」
    「止せ、アレキサンドラ。埃が舞うだろ」
    「でも、気にならない?」
     
    「あーもう! 独りで煩いな!! 黙れよ!!」
     
    あまりの煩わしさに耐えきれず僕は怒鳴った。
     
    「わっ…!」
     
    声に飛び退いて、サーシャが振り向く。
    その瞳はみるみる深い緑から燃えるような赤紫になった。
     
    「一人じゃない! 二人!」
    「ちっ……怒鳴るな。煩い」
    「はぁ!? そっちこそ怒鳴ってたじゃん!」
     
    サーシャは怒りに任せて手を振り上げたが、
    棚にかかったボロ布を掴んだままの拳だ。
    引っ張られた布はズルズルと重たい音を立てて、
    床に落ちていった。
     
    「ゲホ、ケホ」
     
    溜まった埃が白い煙となって、
    もうもうと立ち上がっている。
    うんざりするような光景だった。
     
    「なんだなんだ。騒がしいな……」
     
    間抜けな声の主は透だ。
    呼んでもいないのに広間に入ってきた。