131115_fire_top.jpg尊厳を、尊厳を守るのだ! 

自分の死後、パソコンやスマホといった電子機器を燃やして完全にデータを消去してくれるサービスが開始しました。それがこちらの、MISお焚き上げステーションです。

パソコンやスマホが、個人情報人には見せられない秘密だらけなのは皆さん共通のことでございましょう。もちろん、筆者も例外ではありません。だって男の子だもん。

聖人君子な方以外は、自分の死後の電子機器の取り扱いを家族に任せるなんてことはできないはず。そこで、このMISお焚き上げステーションに焼き払ってもらうというわけですね。
 


電子機器のデータは、実は壊してもかなりの確率で復旧できてしまうもの。しかし、このサービスでは絶対に復旧できないよう、かなり念入りに破壊・炊き上げをしてくれるそうです。

いつまでも自分のプライバシーが残っていては、死んでも死にきれません。化けて出る必要がなくなるよう、今のうちに焚き上げをお願いしておいた方がいいのかもしれませんねー。


また、サイト内では死後に電子機器の処分をお願いしていなかったがために発生した、哀しい事件についても記載されています。2つほど引用させていただきましょう。

例)校長先生が生徒と付き合っていることが...

ある学校の校長先生が亡くなった時、携帯電話に保存されていた写真画像から、若い女子学生と援助交際していたことが発覚。生前のイメージからは想像できなかった出来事に、ご家族は、計画していた葬儀を取りやめ、さらに悲しみにくれていました...。


例)植物状態になったことがきっかけで...

家族と離れ、単身赴任で上京していた会社員の男性が、ある事故をきっかけに植物状態に。
単身赴任先での状況を知ろうと、家族がパソコンを開くと、出てきた写真などから、単身赴任先の女性社員と不倫していることが発覚。そのショックから看病をやめ、一人入院生活を送ることに...。

浮気すんなよ! という突っ込みはさておき、放置しておくとこういうことになるかもしれないってことですね。いやぁほんと、気をつけないといけません。でも、やっぱり浮気すんなよ。


しかしこのサービス、結局亡くなったことを報告して、業者に送るのは家族にやってもらうことになるわけですよね。その間に家族が見てしまう可能性が非常に高いと思うのですが...。

やっぱり、死後の電子機器の扱いは難しいところです。誠実に生きる事こそが、汚名を残さぬ唯一無二の方法なのかもしれません。


MISお焚き上げステーション(via カラパイア

(コンタケ)

 

RSS情報:http://www.tabroid.jp/news/2013/11/mis-otakiage.html