ブログでもおなじみの看板猫しろ
実はもうこの世界にはいなくて、天国からみなさんのことを見守っています。
そんなしろの波乱万丈の猫生をお送りします。
しろはもともと迷い猫でした。
私のいとこの家のお風呂のフタの上で毎日眠っていたところを保護されました。
拾われた当初のしろ
真っ白で、少し毛が長いきれいな猫でした。
性格はおとなしく、おっとりしていました。
精神的に少し弱かったのでしょうか、食べてよく吐いていたそうです。
出産を試みてみたものの、死産…
私の祖父が亡くなり、祖母がひとりになるとかわいそうだからと、しろはそれまで住んでいた和歌山県を離れ、三重県にやってきました。
三重にはすぐ慣れ、のんびり過ごしていました。
得意の水飲み。
数年後、祖母が亡くなり、私の家にひきとられました。
祖母が息を引き取る前、
「ニャー!ニャー!」
と激しく泣いていたのですが、息を引き取る直前、祖母のもとを離れ、高いところでひとり空を眺めていました。
祖母の死後、私はうつ病がひどくなり、実家に一時帰省しました。
そして、夜はしろと過ごしました。
しろもずいぶん病んでしまってました。
時間がたつにつれ、元気を取戻し、普通の生活に戻ってきました。
大好きなお風呂のフタから
そんなしろにまたも衝撃的な出来事が…!
看板犬ももがやってきました。
しばらく、ももがしろを追いかけまわしていましたが、徐々になれ、なんとかうまくやっていけました。
マルタにしがみついたしろを激写!
2005年のカレンダーに使っていただけました!
この頃からしろはほとんど外に出ず、寝てばかりいました。
私が実家に帰省した時、そんなしろが外で楽しそうにしているところを見せてくれました。
~3か月後~
しろはほとんど動かなくなりました。
2006年3月2日早朝、しろは眠るように息をひきとりました。
亡くなる前日
ももはみんながしろにばかりかまっていて、やきもちを妬いて、隣で同じように寝てみたそうです。
悲しみの中、その場がなごんだそうです。
しろはみんなから愛されていました。
いまだに「しろちゃんは?」と言ってくれるお客様がいるほどです。
同年5月、しろの名前を残したくて、店名に”しろ=ホワイト”、”もも=ピーチ”を合わせ「ホワイトアンドピーチ」を立ち上げました。
写真が増えることはありませんが、しろはずっとホワイトアンドピーチで活躍してくれることを期待しています。
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