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笹の葉さん のコメント

やっと追いついた!
No.1
125ヶ月前
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 奇妙に息苦しかった。  周囲は薄暗い。どこか、フローリングの上に転がされているようだ。そう間もなく、また誘拐されたのだ、と気づく。  今度は手足が縛られていた。口にはガムテープか何かがはりつけられている。べったりと頬を覆う粘着面が気持ち悪かった。  首を動かし、辺りを見渡す。  広い部屋だ。高級マンションのリビングのような印象。ずいぶん散らかっているようだ。目の前に、ポテトチップスの空袋がある。  部屋の真ん中あたりのソファに、男性が腰を下ろしていた。私の首を絞めたサングラスだろう。  彼はこちらに背を向け、携帯電話に向かって、ぼやくように何か話していた。 「知らねぇよ、捕まったんじゃねぇか?」 「お蔭で、余計な荷物を背負い込むことになった」 「さぁな。成り行きだよ。なるようになるだろ。……ああ、メリー次第だ」  メリー? なんだ、それ。羊しか思い浮かばない。  ひどく疲れていた。できるなら眠ってしまいたかった。あのサングラスはまだ、私が意識を取り戻したことには気づいていないようだ。  私は再び目を閉じる。泣きたかった。心が折れそうだ。これも取材、だとはさすがに思えない。  ――助けて、久瀬くん。  胸の中で、またそう唱える。彼は無事だろうか。 「じゃあな、八千代。そのうち温泉でも行こうぜ」  明るい声でそう告げて、男は電話を切った。 豆腐花 @tofumaturi 2014-07-25 22:21:09 キタキタキター KURAMOTO Itaru @a33_amimi 2014-07-25 22:20:51 登場人物ふえたー!!w  Cacis【俺】3D小説参加中! @cacis_hc_reido 2014-07-25 22:21:23 メリー≠八千代? ※Twitter上の、文章中に「3D小説」を含むツイートを転載させていただいております。 お気に召さない場合は「転載元のアカウント」から「3D小説『bell』運営アカウント( @superoresama )」にコメントをくださいましたら幸いです。早急に対処いたします。 なお、ツイート文からは、読みやすさを考慮してハッシュタグ「#3D小説」と「ツイートしてからどれくらいの時間がたったか」の表記を削除させていただいております。
3D小説「bell」本編
3D小説の楽しみ方



1.これは、「読者たち」が「絶望の中にいる少女」を救う物語です。少女を救う意志と情熱を持つ読者=あなたの参加をお待ちしております。



2.現実と作中の時間はリンクしています。たとえば主人公が8月1日にピンチを迎えるなら、読者のみなさんは8月1日までにその問題を解決しなければなりません。



3.ひとりの読者=あなたが、物語を変えます。作中のすべての問題を、あなたひとりが解決しなければいけないわけではありません。読者のうち、たったひとりでも問題を解決すれば、物語は先へと進んでいきます。



4.ルールは明示されません。物語を読み、想像し、自ら方法を見つけ出さなければならないのです。