3D小説「bell」本編
■久瀬太一/8月23日/18時40分
とりあえず謎解きっぽいものは、ソルたちに任せることにする。
――久瀬くんやることなかったら入り口から中央の扉に入ってクリスタルのある部屋で扉に開けって念じてくれる?
そのメールを受け取っていた。
オレは、サクラと共に、入り口付近にあった扉を目指す。
その石作りの扉も、触れたらひらく。その奥にみえたのは、石壁に囲まれた、小さな部屋だった。壁には無数のツタが巻きついている。
部屋の真ん中には、いくつもの、巨大な水晶のようなものが浮かんでいる。そのうちの、左上のひとつのみが輝いている。
クリスタルはすべて開き、そして、奥の扉はすでに開いていた。
オレはその階段の先へと駆け上る。
※
その、しまった扉は、3階にあった。
扉には文章が浮かび上がっていた。
※
100のナゾがある――
100番目のナゾは、英雄を星で表すと?
※
なんだ、それ。
「声に出して答えればいいのかな?」
と小声でオレはサクラに尋ねる。
「そういう魔法が組み込まれているみたいです」
と彼女は答える。
オレは、その扉に、大きな声で答えた。
「北極星」
オレが英雄だとは思えないが、聖夜協会が関係しているゲームだ。オレのことだと考えていいだろう。
太一という名前は、よく知らないけれど、北極星に関係しているらしい。
Rail☀ @Rail_soll 2014-08-23 18:41:37
きった!100番目の謎の答えは?だと!?
じゃがりこ@アイコン下さい @potatobou 2014-08-23 18:41:29
青い扉あいたあああああああああああ!!!!
こんぐ @nanaai_ko_3_ 2014-08-23 18:41:28
クリスタル勢おつかれ!
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