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    政・官・財、マスコミ、闇社会と、あらゆる巨悪を追及!

                2018年10月22日号:VOL.27

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 1.「アルデプロ」秋元・椎塚コンビ、いよいよ窮地か

 2.今週の相場展望(10月15日~10月19日)&MY注目銘柄

 3.<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(697)
   「携帯電話料金、値下げ必至」

 4.仮想通貨と反社会勢力ーー「ラプレマホールディングス」のケース

 5.注目!--「積水ハウス」地面師事件と
    本紙追及「新橋地上げ(変死)」事件との接点

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★1.「アルデプロ」秋元・椎塚コンビ、いよいよ窮地か
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 本紙は今年4月4日の記事を手始めに、収益ビル・マンションの仕入れ販売
を手掛ける「アルデプロ」(8925。東証2部。東京都新宿区)並びに同社創業
者で元社長、筆頭株主である秋元竜弥氏、それに椎塚裕一社長の抱える問題、
疑惑などにつきこの間、6度に渡り具体的に取り上げて来た。

 そうしたなか、9月25日、10月1日と同社人事に関して大きな動きがあった。

 10月25日開催予定の定時株主総会の承認を得て正式に決定されるとはいえ、
まず9月25日に4人の新任取締役候補者が、続いて10月1日には椎塚社長が代
表権を持たない取締役COOに退くなどのIRが出されたからだ。

 なぜ、本紙がこの人事異動をこれまで同社を実質、引っ張って来た秋元・椎
塚コンビがいよいよ窮地と見るかについては後述する。

 その前に、この2つの人事異動の間、9月27日に出された子会社の信託受益
権の売却について出されたIRも注目したい。

 この子会社とは「合同会社TSM147」を指す。

 本紙は4月4日の第一弾記事で、アルデプロが推定約120億円で購入した
東京・銀座は中央通りに面した物件が予定通り転売できず、借金が雪だるま式
に増えて行くと見られると指摘していた。これはこのTSM147のこと。

 9月27日のこのIRでは、売却先との守秘義務契約により売却価格は公表を
控えるとしていたが、10月5日に出た「日経不動産マーケット情報」によれば
アルデプロの購入価格を若干下回るようだ。

 ということは、この間の新たなSPCの組成、借り入れの借り換えなどのコ
ストなどを考えると実に40億円ほどの売却損をアルデプロは出した(損切り)
と見られる。

 まさに本紙の指摘は正しかったことが証明されたわけだ。

 また、本紙は9月9日の記事で、「レオパレス21」の全国418物件を購入
したものの、その一部物件を「如月マネジメント」というダミー会社に売った
ことにするなどの粉飾疑惑を指摘していたが、さる事情通はこう証言する。