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    政・官・財、マスコミ、闇社会と、あらゆる巨悪を追及!

                2019年4月22日号:VOL.53

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 1.大物政治家暗躍説もーー「馬毛島」買収合意に暗雲か

 2.今週の相場展望(4月15日~4月19日)&MY注目銘柄

 3.<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(722)
    あの逮捕された元上場企業社長が仕手戦!?(2)その仲間たち!?

 4.高級腕統計の転売詐欺話にご注意
   ーーなぜ1人1億円もの信販が所得証明なしで通ったのか!?

 5.「東レ」社長に闇金1億2000万円取り立て圧力をかけた
    代議士の仲間の正体

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★1.大物政治家暗躍説もーー「馬毛島」買収合意に暗雲か
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 紆余曲折あったものの、今年1月11日、米空母艦載機の陸上離着陸訓練(F
CLP)のため、鹿児島の沖にある「馬毛島」の売買契約に向けた「確認書」
を土地所有者「タストン・エアポート」(東京都世田谷区)と交じらしたこと
を明かしたわが国政府。買収額は約160億円の見通しという。

 ところが、ここに来てその雲行きが怪しくなって来た。

 本紙でも既報のように、この合意書は、これまで防衛省との間で揉めにもめ
不信感を持つ立石勲氏ではなく、次男で副社長だった立石薫氏との間で交じら
わされたのだが、その薫氏が今年2月19日、タストン社の代表取締役も取締役
も解任され、勲氏が同日付けで代表取締役(取締役も)に復帰していたことが
明らかになったからだ。

 本紙では内紛になっているとの情報を得、今年3月半ばからタストン社の法
人登記を上げようとしたがずっと閲覧不可だった。そして昨4月12日、ようや
く可能になった。

「閲覧不可だったのは、薫氏が解任に対しその差し止めの仮処分を東京地裁に
申し立てていたため。しかし4月8日に却下になりました」(関係者)

 復帰した立石勲氏は売却額につき、以前から400億円ともいわれる巨額を
主張しており、代表復帰の狙いは売却価格のアップと思われる。

 というわけで、年内契約、今年度中の馬毛島の引渡しに暗雲が立ち込めて来
た。