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Arch Angel on niconicoブロマガ
<目次>
・1.プログロイド「Close To The Edge」に寄せて(寄稿:市川哲史氏)
・2.プログレの歴史―プログレ誕生・1969年(その3)―(編集:守影忍)
・3.編集後記(お局)

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1.プログロイド「Close To The Edge」に寄せて(寄稿:市川哲史氏)
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【Megpoid English】Close To The Edge【YESオーケストラアレンジ】
http://ch.nicovideo.jp/arch-angel/video/so21262928

 人類という生き物はどうも、壮大なる無駄に己れのアイデンティティーを投影せんと、昼夜を無視して躍起になってしまう。クフ王のピラミッドしかり。万里の長城しかり。そしてこの<プログロイド>しかり。すると我々傍観者は、こうつぶやくしかない。
「で……どうしたいのよあんたは」
 いきなり断言しておくが、今回の3曲はその圧倒的なまでに緻密で壮大な完成度の高さに、誰もが爆失笑することだろう。

 
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<目次>
・1.クリムゾン宮殿巡礼 ‘69年5月6日(竹川 真)
・2.プログレの歴史―プログレ誕生・1969年(その2)―(編集:守影忍)
・3.編集後記(お局)

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1.クリムゾン宮殿巡礼 ‘69年5月6日(竹川 真)
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 ジャイルズ、ジャイルズ&フリップが突然キング・クリムゾンに変貌した背景には、若年層に浸透していたサイケデリックムーヴメントの影が潜んでいる以上に、彼らの内的変化が大きく作用しています。西洋古典音楽が内包する抒情性を志向するイアン・マクドナルドの加入、至高なる前衛音楽構築を目標に揚げたロバート・フリップの台頭、そして抽象的な言葉で独自の世界観を詩にしたピート・シンフィールドの存在です。その出会いも含めてロバート・フリップは「the Good Fairy」の存在が大きいと語っていますが、その個性が妥協することなく音をぶつけ合い、相互に影響を及ぼし、結果として未知なる音の誘発を招き、キング・クリムゾンは誕生したと思います。キング・クリムゾンとしての初リハーサルは’69年1月13日。そして’69年4月9日スピークイージーで彼らは聴衆の前に初めて姿を現しました。その衝撃は当時の音楽の中では相当なものだったようです。「スピークイージーでお祭り騒ぎ」、「まるで騒がしいオーケストラのようだ」と評されただけでなく、ジミ・ヘンドリックスがロバート・フリップに近づいてきて「左手で握手してくれ。その方がハートに近い」という逸話もあります。ここでは現在確認できるラジオ音源とライヴ音源を中心にキング・クリムゾンを紹介していきたいと思います。 
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<目次>
・1.紙ジャケットCD―プログレの美学―加筆修正版(竹川 真)
・2.プログレの歴史―プログレ誕生・1969年(その1)―(編集:守影忍)
・3.編集後記(お局)

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1.紙ジャケットCD―プログレの美学―加筆修正版(竹川 真)
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イエス名盤5作品から始まった紙ジャケ文化

紙ジャケの歴史(1)

紙ジャケとは?
簡単に言ってしまうとアナログ盤でリリースされた作品をCD化する際に、ジャケットを縦横135ミリのCDサイズに縮尺し、内袋、ブックレット、ポスターまでも精巧に再現したミニチュアのことです。

紙ジャケの始まりは、‘94年3月にMASTER OF JAZZ 20bit K2シリーズとしてビクターよりリリースされた20タイトルです。
それに続いて’94年9月にエマーソン、レイク&パーマーの名盤「エマーソン、レイク&パーマー」、「タルカス」、「展覧会の絵」の3タイトルがリリースされました。
これがロック紙ジャケの始まりでもあります。
ところがこの紙ジャケ、浸透するには時間がかかってしまいました。 
Arch Angel

プログレッシヴ・ロック専門音楽誌/レーベルArch Angel(アークエンジェル)がブロマガで復刊します。 竹川真によるプログレ、紙ジャケCD、Mellotronなどに関する記事とプログレを愛する音楽評論家陣の寄稿などで構成する予定です。 本ブロマガでプログレを多くの方に深く知っていただけたら嬉しく思います。

著者イメージ

竹川 真

音楽CD販売店でCDの販売、プログレレーベルの運営、プログレ専門店などに関わってきました。

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