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めんまさん のコメント

クンニやぶれてTENGAありとか笑うしかないだろw
No.2
105ヶ月前
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『オクテ女子のための恋愛基礎講座』発売にあわせて、社会学研究者でBL研究家の金田淳子さんと、「オクテ男女の恋愛と結婚と性」について語り合いました。 『オクテ女子のための恋愛基礎講座』 (幻冬舎文庫583円) 金田淳子/ 社会学研究者。BL・やおい・同人誌研究家。 東京大学法学部と文学部を卒業後、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。 文芸批評誌『ユリイカ』のボーイズラブ特集や『美術手帖 特集:ボーイズラブ』に企画段階から協力。 共著に 『オトコのカラダはキモチいい』 『文化の社会学』等。ホウドウキョク内のフリーダムな番組 『真夜中のニャーゴ』 金曜23時05~に出演中。 金田: ニコ動の記事、たまに読ませていただいてます。 アル: ありがとうございます! 金田: どういうネタが人気ですか? アル: 女性器ですね。 金田: 女性器? アル: ニコ動は男性読者が多いこともあって。やはり女性器はアトランティス大陸なんでしょうか。 金田: へー。でもさ、タダで無修正のマンコなんていくらでも見られるのにね、ネットなら。 アル: タダで無修正のマンコを見ても、灰色でイマイチわからないんじゃないですか?小陰唇とかあるし。 金田: あ、小陰唇が邪魔? アル: クリトリスや膣口の位置までは把握できないかも。 私の記事では『クリトリスは小陰唇の上のつなぎ目に位置するので、マウスのトラックボールを回すように触ろう』とか解説しているんです。 金田: なるほど、学習目的なんですね。たしかにその形状を知らず「穴みたいなものが開いてるらしい」ぐらいの知識で実際のセックスに挑むと、かなり困惑するかもしれない。 アル: 若い子の方が座学で学んでますよ。おじさん世代の方が、クリトリスの場所もわからず、べろべろーっと犬のように舐める印象があります。 金田: でも毛をかきわけさえすれば、そこに鞘(さや)のようなものが、と気づくじゃないですか。それは見なかったことにしてるんですか? アル: まあ入り口はすごいわかりにくいじゃないですか、ジャブローみたいな。 金田: ああ、連邦軍の基地ジャブローみたいなもんか。すごいわかりやすいな、それ(笑) アル: やっぱり難攻不落なんですよね。女性器って難しいんですよ。 女の子も自分でわかってなかったりしますよね。友だちとエロトークとかしない女の子は特に。 金田: たしかに女の子で「オナニーしていることを知られると死ぬ」という人がいるんですよ。 アル: そんなの、ほぼ全員死ななきゃいけませんよね。 金田: 親しい女友達だけの場でも「アナル」や「マンコ」という発音をどうしてもできないとか。別にわざわざ猥語を言わなくてもいいけど、「ちょっと大丈夫なのかな?」と思ったりはする。 アル: 自身は無意識にアナルとか言っちゃいません?私はね、逆にそれが大丈夫かなと思うんですよ。 編集H: 金田さんがアナルとおっしゃっていると、心が浮き立ってきますよ(笑) アル: 私、本当に他人とは思えなくて。私も仕事相手にアドレスを聞かれて「AはアナルのAです」とか、ポロッと言っちゃうので。 金田: Aから始まる単語といえば、真っ先に出るのがアナルですよね。 アル: 「VはヴァギナのⅤです」とか、ごく自然に言っちゃいますね。 金田: アナルとかヴァギナも生物が自然に持ってるものだから、別にねえ、否定しなくても。 アル: でも、みんなあまり公言しないみたいですよ。 TVでラピュタをやってた時、バルスの場面で「アヌス!」とFacebookに上げたんです。そしたら反応が全然なくて(笑)、やっぱりアヌスはダメなのかなって。 金田: 私も先日ちょっとガッカリした話があるんですが、個人的にすごく良い言葉を思いついたんですよ。中国は唐代の詩聖・杜甫の『国破れて山河在り』をもじって 『クンニやぶれてTENGAあり』 って。それで「杜甫が詩聖なら俺は詩性!」ぐらいの気持ちで、ツイッターに放流した。 アル: あはははは!(爆笑)それ、どういう状況なんですか? 金田: クンニをしたにもかかわらず、女は入れてヨシとは言わなかった、それで俺が向かう先はTENGAとなった…みたいな。 でもあまり反応がなかったので「アナルはともかく、クンニはないだろう、クンニは」と引かれたのかもしれない(笑) アル: アナルはもうお家芸みたいな感じだから。 編集H: 寂しかったのかもしれませんね。「金田さん、アナルじゃなくクン二なの?」って(笑) 金田: あーそうかもしれませんね。語呂的にアナルは入らなかったから、そこは忸怩たるものがあって。もっと故事成語でもアナルを生かしていかなきゃダメだなって、反省したんだけど。 アル: でも、とても良い言葉を聞きました。『クンニやぶれてTENGAあり』。 金田: ありがとうございます。よかった、私のダジャレも浮かばれる。 アル: 素晴らしいですよ。壮大な感じがするし。 金田: 中国の壮大にして険峻な山々が浮かんできますよね。 アル: 水墨画のようなね。 金田: こんな雑談していていいんですかね? アル: 我々が集まると、穴の話になりますね(笑) 編集H: 金田さんは、アルテイシアさんの新刊『オクテ女子のための恋愛基礎講座』を読まれて、どういう感想を持たれましたか? 金田: 全体を貫くテーマは「優先順位をつけろ」ですよね。 自分のやりたいことに優先順位をつける作業をしているうちに、自分の本当にやりたいことがわかってくる、という話。それは恋愛に限らず、仕事や就活とかでもそうだろうし、すごく共感いたしました。 アル: ありがとうございます。 金田: 特に結婚に関しては、周りを見ても、優先順位をハッキリつけた人が勝者となってる例が多いんですよ。 たとえば「顔が好み」とか「仕事の邪魔をしない」とか…その一点のみ決め打ちで、他はどうでもいいみたいな。 アル: 一点突破ですね。 金田: そう。実はこれは、実在の女性からお聞きしたことがある話ですが、その方の選び方は「顔が好み」の決め打ちだったんです。それで相手の収入なんか一切考えず、「いざとなったら私が食わせるわ」ぐらいの気持ちで結婚しようとしたら、実は、一代で財をなした天才で、かなりのお金持ちだったとか。 アル: えっ!そんなハーレクインみたいな話、あるんですか? 金田: 結婚が決まった後、相手に通帳を見せられたら、見たこともないほどゼロが並んでいた、みたいな。 アル: お金持ちの方も「お金目当てのつまらない女性はお断り」と思っていたんでしょうね。 金田: そこまで女性不信だったかはわかりませんが、収入や才能だけで自分を選ぶような女性とは、うまくやっていけないと思ってたんでしょうね。 アル: あと「自分はコレ!」という軸がハッキリしていて、迷いなく結婚を決められる時点で、その女性もすごい人だと思います。 金田: そう、この才能も財力もある男性に、なぜこの方と結婚したかについて伺うと、「この人はすごく面白いから」って。 奥様はすごくユーモアがあって、冗談が好きで、ご自身につらいことがあっても、明るくふるまって、いつも皆を笑わせてくれる感じの人なんですよ。それで結婚して20年以上たつけど、まったく目移りをしてないわけですよ、二人とも。 アル: すばらしい!やっぱりね、つまらないことを言う子…たとえば「仕事辞めたいから、金持ちと結婚したい」とか言う子には、本当につまらない男しか寄ってこないんですよ。 金田: 「仕事辞めたいから、金持ちと結婚したい」という文字列を、ギャグで言うとか、本当に心身ともに追い詰められた方が言うならともかく、人に聞かせることが信じられないよ。つまらなすぎて。 アル: 本当に中身のあるいい男って、そんなしょうもない女は選ばないじゃないですか。やっぱり尊敬できるような女性をパートナーに選ぶでしょ? 金田: 実際そうですよね。あと新刊『オクテ女子~』にも書かれてますけど、「普通の人でいい」とか「一緒にいて楽しい人がいい」とか言う女子も結婚できないって。 アル: それって何も考えてないってことだから。「一緒にいて楽しい人がいい」じゃなく「自分はどういう人といると楽しいのか?」を考えないと。 「どんなラーメンを食べたいの?」と聞かれて「美味しいラーメン」と答えるのと同じで、大事なのは「自分はどんなラーメンを美味しいと感じるか?」ですよね。 他人や世間が美味しいと評価しても、自分はイマイチかもしれないし、己の舌でいろいろ試してみないとわからない。 金田: マッチングする相手と出会っている人は、自分の求めていることがすごく整理されているということですね。まず自己分析がきちんとしている。 アル: 自分で欲しいものがわかってないと、手に入れようがないから。 「結婚相手には妥協が必要ですか?」と聞いてくる人は、「自分は何を譲れて何を譲れないか?」を整理できていない人が多いです。 金田: 新刊『オクテ女子~』に「十枚のカードを使って、絶対に譲れない3条件を整理する方法」を書いておられますよね。特に恋愛したいわけじゃなく、結婚をしたいという人の場合、上位3つに絞ることによって、自分を見つめなおす効果がすごくあると思います。 アル: では、金田さんの3つの条件は何ですか? 金田: うーん、私は結婚する気ないからアレなんですけど…。仮に考えるとしたら、1つは科学的・論理的思考ができる人。 アル: スピリチュアルなことを言わないとか? 金田: 「体に良い」とか言って、アナルに水晶玉を入れたりしない人。 アル: あはははは(爆笑)! たしかに私もスピリチュアルや疑似科学にハマる人はイヤですね。 金田: 科学的思考ができるというのは、論理的に話し合いができて、私が間違っていたら指摘してくれるとか、そういうことも含めて。私もけっこうよく間違うので、それを人格否定ではなく、フレンドリーなゼミで行われる質疑応答のように淡々と、しかし粘り強く指摘してくれる人、いいですね。 まあアナルに入れるぶんには、本人の好きにすればいいけど、それを何十万とかで買ったりするのは、パートナーにするには危険かなと思う。 アル: 私は安かろうが高かろうが、アナルに水晶玉が入ってる人はイヤですね…って、結局アナルの話になってますけど(笑)。 それでは、残りの2つの条件は何ですか? ―次回に続く! アルテイシアのTwitterは コチラ   『オクテ男子のための恋愛ゼミナール』 『ゼロから始めるオクテ男子愛され講座』 『恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座』 『オクテ女子のための恋愛基礎講座』 (幻冬舎文庫583円) 自信がない・出会いがない・付き合えない・好きにならない・もう若くない・幸せな恋ができない・SEXしたことがない・結婚できない…そんな悩みを解決する一冊。 オクテ男子にも役立つノウハウが満載!
アルテイシアの相談室
アルテイシア/作家。神戸生まれ。『59番目のプロポーズ』でデビュー。

著書『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』他、多数。

ツイッターhttps://twitter.com/artesia59