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q=pidさん のコメント

>>10
人並みに恋愛や結婚したいけど…罪悪感とかで出来いなんだよな
本当親が厳しくクソ親過ぎて子供のころから漫画は捨てられ
高校のとき、少しでもお洒落しただけで小遣いで買った
化粧品とか服を捨てられmそんな事されたのに、
適齢期になればさっさと結婚しろだと今は笑えるけどね
子供を徹底的に縛りたいならわが子が安心して死ぬまで管理しろといいたい
No.12
123ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
新刊 『恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座』 発売を記念して、オクテ女子3人と座談会を行いました。 恋愛&セックスについて聞こえてくるのは、キラキラ女子の声ばかり。 「私とは違う世界の話だわ」という女性たちに、オクテ女子の本音に触れて、安心したり役立ててもらえればと思います。 ※参加者 マジメちゃん(28歳・女子校出身の元文学少女、清楚系) ノンキちゃん(33歳・「気づいたらこの年でした」が口癖の美女) 腐女子ちゃん(25歳・BL&声優大好きの小動物系) 3人ともプライベートでも仲のよい編集さんたちです。全員、未婚で彼氏ナシ。 (オクテになった歴史は 前回記事 をご覧ください) ■初体験とトラウマと罪悪感 アル: 恋愛やセックスに苦手意識のある女子は、罪悪感とコンプレックスが関わっている場合が多いんだけど。 とりあえず、みんなの 性の目覚めと初体験 について聞かせてもらえますか?腐女子ちゃんは? 腐女子: 私は小学生の時、りぼんに連載されていた『神風怪盗ジャンヌ』が流行っていて。その中に主人公が襲われて操がピンチ!みたいなシーンがあって、ドキドキした記憶があります。 でも同時に 「こんな描写が入ってるなんてガッカリだわ、そんなの求めてたわけじゃないし!」 ってツンな気持ちにもなってました。 その後、中学生の時に『快感フレーズ』を友達から借りて「うおお…!!」とドキドキしつつも 「べつに私は借りたから読んでるんだからね!読みたいわけじゃないし!」 みたいな。 アル: 腐女子ちゃん可愛いなー!抱かせてくれ! マジメ: BLから百合にいくのもアリですね(笑) アル: つまり性的興奮を覚えつつも、そんな自分に罪悪感もあったわけですな。 腐女子: そうですね、素直になれなかったです。 高校では「脱処女するのがエライ!」みたいな一般女子に囲まれていたので、性的な話を聞く機会は多かったんですけど… でも、やっぱりリアルなエロスを受け入れるのが難しかったです。 BLの性描写はごほうびだと思ってるんですが(笑) アル: ごほうび(笑) まあ、BLが好きな女子の理由に「自分がその世界にいないから」ってのがあるから。女が存在しない世界で、自分が「主体・客体」、つまり 「やる人・やられる人」 にならなくていいっていう。 腐女子: 私はまだ性に目覚めていないんですかね…。 大学の時に脱処女しましたが、相手も初めてで「あんまりいいものじゃないな…」って印象が残ってます。 経験はその1人だけだし、気持ちいいと思った記憶がないので、自慰行為もしないし、恋愛やセックスに前向きになれないのかもしれません。 アル: 私の場合、初体験の相手もオクテな童貞男子だったから 「わからない同士、二人三脚」 って感じでできたんだけど。「それは痛いかも」「もっとこうして」とか話し合って。 それで回数を重ねるうちに「イク」って感覚もわかった。 腐女子: 私は共同作業的な感じになれなかったので…。 恥ずかしいし抵抗があって「こうして」とか言ってあげられなかったです。 アル: そういう受け身な女子は多いから、男子が 「痛くない?」「これとこれどっちがいい?」 と聞いてあげるのがコツなんだよね。 あと受け身な女子の深層心理には、罪悪感があることが多い。 「性的なことを口にするなんて」「積極的に快感を求めるなんて、はしたない」とか。 腐女子: ああ、それはすごくあります。 アル: マジメちゃんは? マジメ: 私はとにかく本を読んでいたので、 知識だけはあったんですよ。 ファンタジーが好きだったけど、ローティーンの頃から遠藤周作や筒井康隆や村上春樹も読んでいたので。 文化系女子って、知識と実感が乖離しやすいと思います。 知識だけ増える一方で 「性的なことは気持ち悪い、恥ずかしい」 みたいな…興味の前に嫌悪が育っちゃったかもしれません。 アル: 子どもに読ませちゃいけない有害図書とかあるけど、あれってヤリまくる方向よりも「セックスはグロい、キモい」って方向にいく気がする。実際、読書しないヤンキーの方がヤリまくるし(笑) マジメ: 私も知識が増えるほどにオクテ化していきました(笑) あとはまあ、トラウマが原因ですけど…(大学時代、男友達に襲われかけた→ 前回記事 ) 「どうせ男なんてセックスできりゃいいんだろ」みたいな嫌悪感が膨らんでいって。でも同時に処女コンプレックスも感じていて。 だからか、26歳の時に初めてできた彼氏は、全然セックスを焦らないタイプで。 何ヶ月も付き合ってからようやく最後までした時に、すごく嬉しかったのを覚えてます。 そこで初めて、男性やセックスというものを肯定できたというか。 アル: すごくイイ話じゃないか! マジメ: いや、それがですね(笑) その彼は基本的に性欲が薄い、セックスが面倒くさいってタイプだったんですよ。だから前戯とかもほぼなくて、私は毎回、痛いだけで全然気持ちよくなくて… アル: うーん、なかなかうまくいかんのう! マジメ: 最初は「私が不感症なのかな?」と悩んで、いろいろ本を読んで研究して。 それでアルさんの新刊にもある <女性の性的快感は経験を重ねて学習するもの><自己開発によって感度は上がる> といった知識を得て、自慰もするようになったんです。 アル: さすが勉強熱心(笑)! マジメ: ほんとその過程もマジメですよね(笑) 結局、彼とのセックスは何も改善されませんでしたが。彼の面倒くさがりは変わらなかったんで。 でも研究したおかげで 「気持ちのいいセックスをしたい」 って前向きな欲求はすごくあります。そこが「リアルはキモい、苦手」って腐女子ちゃんとの違いかも。 アル:うん。オナニーと自己開発によって、嫌悪感や罪悪感を克服できる女子は多い。 だから私は「イケよ国民!」と唱えているのですが。 腐女子: が、がんばります!イキます…! アル: あなたならできるわ。では、ノンキちゃんは? ノンキ: 私は小学生の時に『闇のパープル・アイ』や『海の闇月の影』の漫画のベッドシーンにドキドキしてましたね。 アル: 私も読んでたけど「黒豹、強い!カッコいい!」って萌えた記憶しかない。 ノンキ: 当時から強い男萌えだったんですね(笑) アル: うん、男っていうか豹だけど。 ノンキ: 私の場合、初オナニーだけは早かったんですよ。 中学の時に『エルティーン』(ちょっとHなティーン雑誌)を読んで、好奇心で指を入れるのを試してみたけど「気持ちよくないな」って。 当時はクリトリスの存在を知らなかったんですね。 高校になって、友達は脱処女しはじめたけど 「私には関係のない話だわ」 って。 あと今思うと、エッチの話とかAV鑑賞会の時、私は除外されていたかも(笑)「あの子は彼氏もいないし処女だし」って。 アル: それは切ないなあ! ノンキ: ノンキながらも疎外感はうっすら感じていたんで、大学生になって初彼氏ができて「これで仲間入りできた」とホッとした部分はあります。 彼氏も同い年の大学生だったけど、経験者だったんですよ。しかも元カノが年上のOLさんで、色々教えてもらったみたいで。 アル: 年上の彼女に教わるって一番恵まれてるパターンだね。じゃあ彼は上手かったんじゃない? ノンキ: 今考えると、わりと上手かったと思います。だから万事スムーズで、イクって感覚も初めてわかりました。そしてノンキのまま、気づいたら振られてました(笑) その後、23歳から10歳年上の人と5年付き合っていたので、 「セックスは男にリードされるもの」 って感じで…だからマジメちゃんみたく探究心が育たなかったのかも。 アル: あと、ノンキちゃんはちょっと潔癖じゃないか? ノンキ: そうなんです。ディープキスやオーラルセックスがすごく苦手で…そういう意味では、私も嫌悪感があるのかも。アルさんは全然ないんですか? アル: ないねえ。オーラルセックスも超得意科目だし。 ちなみに私はかなり古い記憶が残っていて、6歳の時にジャンプの『やるっきゃナイト』に性的興奮を覚えました。 腐女子: その頃からジャンプ育ちなんですか!(笑) アル: うん。小学生からりぼんよりジャンプ派だったし、真壁くん(ときめきトゥナイト)よりもバッファローマンが好きだった。あと、ラオウになりたかった。 マジメ: なりたいってすごいですね。やっぱりアルさんは男性性が強いのかもしれませんね。見た目は女らしいけど、この中で中身がダントツで男らしいのはアルさんだし。 アル: そうかもね。 男に主導権を握られたい・リードされたいって願望が一切ないから。 むしろリードするのが好きだから、オクテや童貞男子と相性がいい。そして女慣れしたモテ系の男に興味がない。 ノンキ: そういう人が恋愛も結婚もできるんですよね…。 アル: 今は 恋愛戦国時代 だからなあ。 未婚男子の4人に3人が「自分は草食系だ」と答える世の中だから。ガンガン攻められる武将系の女が狩りとってしまうのよね。   ノンキ: 私も気づいたらこの年でした。 アル: 戦国時代において、オクテ女子は気づいたらレッツサーティー。 腐女子: BASARAですか(笑) アル: オクテな子は、 恋愛とセックスの両方で罪悪感を植えつけられているケース も多いんだけど。 皆さん、家庭は厳しかったですか?テレビに規制があったりした? マジメ: ありましたね。おぼっちゃまくんもドリフもダウンタウンも全部ダメでした。 アル: ダウンタウンがダメはつらい! ノンキ: うちはセックス系はもちろん、恋愛系もダメでした。ドラマ『東京ラブストーリー』を観ていたら、父親に「こんなふしだらなモノ観るな!」って怒って消されました。 腐女子: うちは怒る感じではなかったけど、なるべく観せないようにしてましたね。 あとベッドシーンどころか、デートや告白のシーンでも無言で気まずくなるみたいな。 アル: 恋愛やセックスをタブー視する環境だったのね。まあ日本ではオープンな家庭の方が珍しいけど…3人はかなり厳しめというか、罪悪感を植えつけられやすい環境よね。 ノンキ: アルさんはどうでした? アル: うちはネグレクト系だったから。そもそも愛情がなくて無視されるっていう。 それはそれで苦労したけど、罪悪感は植えつけられずにすんだ。 女友達も親がすごく厳しくて、男の子から連絡網で電話がかかってきても切るみたいな。手紙や日記も全部チェックされて。 そうやって「無垢な少女でいろ」と育てられて、本人も「無垢な少女でいなければ」と刷りこまれ、ずっと彼氏がいなかったのよ。 それが30過ぎたら「結婚はどうなんだ、いい人はいないのか?」と親に聞かれて。「そろそろ孫の顔がみたい」とかさ。 「あんたらが私を恋愛できなくしたんだろうが!」っていう… そういう親のダブルスタンダードに怒り傷つく女子は多いよ。 マジメ: 「恋愛やセックスは悪いもの」と刷りこんでおいて「結婚しろ」は理不尽ですよね。 胸が痛むし、身につまされます。環境要因が全てじゃないんでしょうけど… アル: 親が厳しくても、隠れて遊びまくる子もいるしね。もともとの性格と環境要因があわさった結果だよね。 「親の期待に応えねば」と考えるマジメないい子ほど苦しんでしまう。 ノンキ: そういう子はどうしたら幸せになれるんでしょう? アル:まずは親の呪縛を自覚することだと思う。で、一番いいのは、物理的に距離を置くこと。 1人暮らしをして 「親は絶対的存在じゃない。父も母も不完全な男と女に過ぎない」 って俯瞰して見られれば、かなり楽になるから。 あとはトラウマを吐き出しまくること。 でも twitterやブログで吐き出すのはダメ。理解してもらえず傷ついたり、「カマッテちゃんと思われた?」と気に病んだり、「癒してあげるよ」とクソみたいな奴が寄ってきたり、ろくなことにならないから。 ベストなのは、似たような経験をもつグループのオフ会や掲示板で吐き出すこと。 それで「この話、自分でも飽きてゲップが出そう」ってくらい吐き出せば「なんかもうどうでもいいや」って気になってくるから。それが呪縛から解放されるってこと。 マジメ: 私も吐き出した方がいいのかも…。 アル: 今この場で吐き出すといいよ。3人とも育った環境が似てるし。「私もごっつええ感じ観たかったんやー!」って(笑) マジメ: 観たかったですよ!(笑) ただ、親に対して愛情もあるから辛くて。 アル: だよね。私みたいに愛されないのも辛いけど、そのぶん離れられるから。 <ゆでガエルの法則> っていうのがあって、カエルをぬるま湯に入れてじわじわ温度を上げていくと、カエルは茹でられて死んでしまう。でも熱湯に放りこまれると、ピョーンと飛び出すらしい。 私はほんとひどい家庭だったけど、だからこそピョーンと飛び出せた。 18歳からバイトして自立して、学費も生活費も死ぬ気で稼いで。高校時代から「家を出るために、学費の安い国立に行こう」って決めてたし。 腐女子: 私なんていまだに実家暮らしですから…やっぱり、それなりに居心地がよくて。 だからいまだに罪悪感が強いのかも、体毛も性器も苦手だし。 ノンキ: まあ体毛は薄い人もいるし(笑) マジメ: 剃ってもらうこともできるし(笑) アル: 腐女子ちゃんは「モテそうなのに」「彼氏できそうなのに」って言われるでしょ? 腐女子: でもそう言われると、ギャップに悩むんですよ…。  「こんな私がモテるわけない」「私のくせに調子乗っちゃダメ」とか。 アル: 「この人は本当の私を知らずに言っている」とか思うんでしょ? で、ただの友達の時はいいのに、男子に好きとか言われると引いちゃうんでしょ? 腐女子: そうなんです! アル: そんな自分が面倒くさいと。 腐女子: 面倒くさいです~!! アル: 「自分が面倒くさい」って言う女子は多いよね。 好きになってくれる男を好きになれないのは、理想が高いんじゃなく、自己評価が低いから。それにはコンプレックスが深く関わっているので、その話をしましょうか。 座談会③ へ続く! 『恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座』 自己開発の方法・初心者向けセックス指南・男をトリコにする秘訣…etc、女子が幸せになる知恵が満載♪ 男子にはコチラ→ 『オクテ男子のための恋愛ゼミナール』   童貞からセックス名人になる方法を解説! 感想などはコチラまで♪→ @artesia59
アルテイシアの相談室
アルテイシア/作家。神戸生まれ。『59番目のプロポーズ』でデビュー。

著書『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』他、多数。

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