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①ミッキークイーン
報道の通り、捻挫して脚を気にしながらの調整となった。予定していた、京都大賞典を回避してぶっつけ本番。これまでCWでの調整が基本で、安定した成績を出していただけに今回の不安が見て取れる内容。元々ごちゃつく競馬が苦手で、広いコースはプラスに向きそうが、枠は痛恨の最内。とはいえ、G1・2勝馬で地力が上位な事を疑う余地はなし。それでも、差し届かずで取りこぼすシーンが頭をよぎる。
③クイーンズリング
元々トモが弱くて、脚の運びが硬い馬。それが、今年に入って改善の兆候。前走は完璧な状態と称賛されるほどメイチ仕上げ。それをしっかりキープした状態で、厩舎としても力が入る1戦。昨年は痛い不利を受けながらも勝ち馬から0.3秒差まで迫った力は地力を物語る。戦歴的にピンかパーといった内容だが、今回は頭の警戒が必要だ。
⑧タッチングスピーチ
ミッキークイーン同様に前哨戦をパスしてぶっつけ本番となるが、仕上がりを最優先に置いた結果で、仕切り直した効果は見られるとの事。そもそも泥んこ馬場で行われた京都記念の影響で、春は思うようなレースが出来なかった。ローズSではミッキークイーンを差し切っているし、鞍上をルメール騎手からムーア騎手にスイッチ。大本命であるこのレースを取りに行く為の策は打った。目の醒めるような末脚が出ればG1初制覇も。